史上最凶のモテ期!?
騒いでいる間に人集り。ヒートアップするばかりのこの状況に終止符を打つなら電撃による制裁を下すべきなのだろうが生憎のこと今現在自分を抱きかかえてくれているこの少女は純・水タイプ──ともなれば効果抜群からの瀕死状態は免れられない。自分だって出来ることなら女の子相手に痛い思いはさせたくないし……というか彼女が水タイプなら上手く誘導して水を浴びせさせることも出来るのでは。
「ろ、ローナ」
「どうしたんだね未来の旦那クン」
横顔が凛々しい!
「えっと」
なんだか恥ずかしくなってきた。
「その」
ルーティは羞恥心から頬をほんのり赤く染めて目を逸らしもじもじとしながら。
「ぼ、僕に……(水を)ぶっかけてもらえる……?」
うっかり、主語が外れたけど。
これで皆も元通りになってくれるはず──!
「……ローナ?」
そう思っていたのに。
「あだっ!?」
ぱっと解放されてしまえば尻餅。
「え……えっ?」
困惑。
「ふぅん」
ローナは目元に影を落としながら。
「僕の未来の旦那クンはそんな破廉恥なこと人前で恥ずかしげもなく言っちゃうヒトなんだぁ……?」
「な、な、なん……破廉恥、?」
訳が分からないよと口走ってしまうよりも先にローナはおもむろに振り返ったかと思うとそれで人のことが言えたのかとばかりに目の前でスカートの下のスパッツと下着を下ろし始めて。思わぬ展開にルーティが口をぱくぱくさせていればローナは笑み。
「……いいよ」
脱いだそれを床に落として。
スカートの裾をゆっくりと持ち上げながら。
「ぶっかけてあげるね……?」
いやぁああぁあああっ!?
「……ご」
そんな一線を堂々易々と跨げる程。
「うん?」
「ごめんっ、ローナ!」
自分も人が終わっていない。
「へ」
ルーティの体の表面に青白い閃光が激しく迸れば。
「もぎゃあぁあああっ!?」