スマ学200のお題


27.年齢



「すっごぉーい!」

ピチカは思わず、声を上げて。

今日は凡そ千年に一度、金環日食が見られるという貴重な日。そんなわけですま組は一時間目の理科の授業、観察ということでグラウンドに出てきているのだった。

「肉眼で見ないようにー」

ルイージが注意を促す。

「せんせー、ロボットが既に肉眼で見てまーす」
「え、ちょ」

一応機械だから大丈夫、なのかな。

「千年に一度でしょ? 僕、千年も生きる自信無いから見納めなんだよねー!」
「そうね。百年で尽きるわね」

はしゃぐローナにさっくりとシフォン。

「こんなん、テレビで見れるだろ……」

と、興味無さそうなネロ。

「ポップスターでも一度見たな」
「そう?」

一方、此方はデデデとカービィ。

「こうさぁー、何回も見ると何が凄いのかって分かんなくなるよねぇー」

カービィはへらへら。

「……お前」
「んー?」
「いい加減、何歳だ」
 
 
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