埃を被った資料


◇それぞれの能力の扱い



この世界で扱われている能力は四つ存在する。


◎魔法

比較的誰でも扱いやすく、フレイアムで最も浸透している。基本的には体内を巡る魔力を消費することで発動することが可能。高度なものだと詠唱したり魔方陣を呼び出さなければいけないのだが上級者であればそれも必要としない。


◎魔術

その殆どが詠唱や魔方陣を必要とする上に魔力を大幅に消費するが、それだけに強力な効果を発揮することが出来る謂わば魔法の上位互換である。

比較的古い存在で一般での認識は低い。


◎超能力

いわゆる念力。極めれば魔術をも圧倒する底知れない無限の可能性を秘めている。その能力は自分自身、或いは物体に影響するものが殆どで身振り手振りだけで発動させることが可能。

能力の発動により消耗するのは気力であり抑制を誤ると自我を失って暴走してしまう恐れも。近年では超能力者の力の暴走による死亡事故も少なくないらしく恐怖の対象であったり物珍しいものとして人身売買されてしまうケースもある。


◎特殊能力

生まれつき備わった独自の能力はこれに分類される(カービィのコピー能力、ゲムヲの影を操る能力など)。発動により消耗されるのは主に体力。ポケモンの能力も極一部を除いて此方に分類される。


マスター、クレイジー、タブー、キーラ、ダーズの扱う神力は上記四つのどれにも分類されない。

容易に世界を焼き払う人知を超えた力を秘めているが際限なく扱えるものかと思いきや限界はあるらしく、枯渇した際は"この世界"の植物や動物による信仰によって蓄えるとのこと。


……余談だが現X部隊のメンバーの中ではユウ、リオン、ネス、リュカが超能力者にあたる。
 
 
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