埃を被った資料


◇天空大都市レイアーゼ



物語の中枢であり、舞台である。その場所は大まかに言ってしまえば広大な海とメヌエルの間、遥か上空。まるで大地から抉り出され、そのまま空に持ち上げられてしまったかのようでどのような原理で浮遊しているのかは未だ不明である。


数ある都市の中で最も文化が発展している謂わば未来都市。百の知識を持って千の歴史を管理すると言われるほど。その為レイアーゼだけは管理が徹底されておりX部隊もフォーエス部隊も数ある部隊の内の一つに過ぎないようだ。


都市の中心部に聳え立っている中央司令塔では、重要な情報を管理したり、その名の通り軍隊に指令を与えるなど、様々な活動が行われている。

三階には幾つか研究室が設けられており、マスターも目覚めた後は本来の能力が覚醒するまでそこに属していた(その後功績が認められ、政府に抜擢された)。四階にはフォーエス部隊の寮がある。

言わずもがな司令室は最上階。


戦士たちの拠点となるエックス邸は都心部より数十分ほど歩いた先にある、森の少し手前に建っている。見た目は豪邸そのもので基本的な設備も最新式のものを取り入れた完全完備で申し分ない。

一階は主に共有設備(食堂や大浴場)、二階には一組につき一つの部屋が設けられている(過去編では一人一部屋だったが、各部屋は広々としている。現在はあれだけの人数がいるにも関わらず、空き部屋はまだ幾つかあるらしい)。

過去編にてマスターが使用していた部屋は地下室含め現在は倉庫となっているようだ。
 
 
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