ŹOOĻ
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
世の中に寝れる人と寝れない人がいて、俺は寝れない方の人だった。別に珍しくはないし、芸能人なんて特にそういう人は多いだろう。元気そうに見えて実は不眠、なんて山ほどいる。珍しくない。マジで。
例に漏れず俺も寝れない芸能人だった。イメージと違うと言われても、「だよな〜」としか言いようがない。昔は疲れ切ってベッドに飛び込んだ瞬間気絶するように寝れたのに、だんだん眠れなくなって、今じゃ疲れ果てても眠れない日もある。
繰り返しになるけど、誰も彼もが人に言わないだけで、珍しくもなんともない。泊まり仕事で大部屋だとちょっと困るだけ。宇都木さんはその辺気にして個室を取ってくれることが多いし、一人暮らしだから困るのは自分だけ。ストレスとプレッシャーの大きい仕事だから、ステージに立てなくなるとか、人前が恐ろしくなるとか、そういうのじゃなくて良かったとすら思うくらい。眠りが浅いとか全く寝れないとか、ファンには見えないところの話でいっそ助かったと思っている。まあ、アイドリッシュセブンみたいな寮暮らしだったらまずかったなとは思うけど。だって、毎日眠れないなんてアイツら心配するだろ?
一方名前ちゃんはよく寝る人だ。一回寝ると何しても起きない。就寝時間ギリギリまでスマホを見ていても「よし、寝る」といってすぐ寝れる。静かな呼吸音さえなければ生きてるか心配になるほど深く眠るし、ちゃんと朝日で目が覚めるし、昼寝を少々のあと普通に夜寝る。健康的すぎて尊敬する。何回か名前ちゃんの家に泊まってそれに気づいてから、マジで羨ましくてため息が出た。俺も昔はそうだったんだけどな。
さて、明日は名前ちゃんが休みの日だから遊びに来たものの、今日も寝れない。名前ちゃんはとっくに寝たのに。
名前ちゃんの寝室には2人寝れるベッドとエアコンと、必要最低限のものしか置いていない。それが快眠の秘訣なのかもしれないが、眠れない時の暇つぶしがない。トラは俺が眠れないことに気づいて「それなら夜更かしをしよう」とホームシアターで映画に誘った。ミナは「うちにはプラネタリウムがあるんですよ」と小さな星空を見せてくれた。ハルは深夜に目を覚まして「眠れないの?」と聞いて、自分が眠くなるまで内緒話に付き合ってくれる。4人で泊まれば修学旅行の夜みたいになる。一方名前ちゃんは一度眠ったら起きない。深夜に目を覚まして「どうしたの?」とかは絶対ない。
寝返りをうったり、名前ちゃんを抱きしめてみたり、首に顔を埋めて匂いかいでみたり、色々したけど全然寝れない。これで寝れる時もあるんだけどな、と布団の中でモゾモゾする。後ろから腹に手を回して、落ち着くポジションを探す。Tシャツの中に手を突っ込むと、いつも通り肋骨の下ら辺が異様に冷え切っている。ゾッとするほど冷たくて、初めて触った時に名前ちゃんにヤバくね!?と訴えたら呆れられた。だって冷え性だとしても本当に内臓が無事なのか心配なくらい冷たい。なんとか温めようと手を這わす。冷たい。どこもかしこも柔らかくてすべすべしている。
一生懸命内臓を温めようとしているうちに、手の甲にふにっとしたのが触った。ぎくっ。名前ちゃんは寝る時に下着をつけない。わざとじゃない、冷えてるから、温めようとして……起きてる時より平らだから、気づかなくて……頭の中で言い訳しても名前ちゃんは聞いてない。吸いつくような柔らかい感触は名残惜しいが寝ている名前ちゃんを襲うシュミはない。ふに。やべ、これマジで寝られなくなる。
なんとか柔らかい感触から手を退けて、名前ちゃんの内臓をあたためる作業に戻る。名前ちゃんの気にしている柔らかい腹を撫でても全然寝れない。今夜はもうダメだな。でも、こうして一緒にいて目閉じるフリしてるだけでも寝ないよりマシみたいな、ちょっとくらいなら寝た気になるっていうか。名前ちゃんの静かな寝息に合わせて息を吸ったり吐いたりをしばらく繰り返す。
深めの呼吸を繰り返すうちにちょっと眠気が来たかもしれない。気のせいかもしれないけど。今何時か気になったけど、時計を見ると余計につらいのを知っているからやめた。手慰みに名前ちゃんの下腹にうすくついた肉を揉むと、名前ちゃんのからだがびくりと跳ねた。
「ごめん、起こした?」
わずかに期待して囁くと、沈黙が帰ってくる。ダメか。そうっすか。まあいつものことだけど。名前ちゃんは一度寝たら朝まで起きないから。
「なんでお腹揉むんだよ〜」
「エッごめん!」
名前ちゃんらしからぬ甘えた声音に寝言かと思って飛び起きると、目が合った。ヤバい、調子乗りすぎた。朝まで快眠の名前ちゃんを起こしちゃった……
「おっぱい触ったのにすぐ逃げるし」
「ジッ事故!事故!わざとじゃない!」
「そのまま揉めばいーじゃん」
「えっ……」
名前ちゃんがぺろっと唇を舐める。寝起きのとろんとした目と、名前ちゃんらしからぬ挑発的な仕草にドキッとして、やっと訪れた気がした眠気が吹っ飛んだ。
「いいんスか……」
「……ちょっと期待してた」
「アッ」
今日俺が玄関開けた時のかわいい顔とか、もう寝る?って言った時チラッと俺を見た表情とか、おやすみって言ってもすぐ背中向けないでしばらくこっち向いてたのとか、全部全部いいように解釈してもいい?調子乗ってもいい?名前ちゃんからのお誘いって超レアかも。
名前ちゃんがバレバレの照れ隠しで顔を背けてそっけなく「ほら、来るなら早く」と言って両手を伸ばした。たまにしか見せてくれないこういう顔がすごくかわいいし、こういう気の使い方をする名前ちゃんは優しい。早く、と催促されて遠慮なく覆い被さる。名前ちゃんの両腕が背中に回され、今度こそ胸同士がぶつかった。柔らかいからだ、冷たい内臓。首筋に顔を埋めるといい匂いがした。
例に漏れず俺も寝れない芸能人だった。イメージと違うと言われても、「だよな〜」としか言いようがない。昔は疲れ切ってベッドに飛び込んだ瞬間気絶するように寝れたのに、だんだん眠れなくなって、今じゃ疲れ果てても眠れない日もある。
繰り返しになるけど、誰も彼もが人に言わないだけで、珍しくもなんともない。泊まり仕事で大部屋だとちょっと困るだけ。宇都木さんはその辺気にして個室を取ってくれることが多いし、一人暮らしだから困るのは自分だけ。ストレスとプレッシャーの大きい仕事だから、ステージに立てなくなるとか、人前が恐ろしくなるとか、そういうのじゃなくて良かったとすら思うくらい。眠りが浅いとか全く寝れないとか、ファンには見えないところの話でいっそ助かったと思っている。まあ、アイドリッシュセブンみたいな寮暮らしだったらまずかったなとは思うけど。だって、毎日眠れないなんてアイツら心配するだろ?
一方名前ちゃんはよく寝る人だ。一回寝ると何しても起きない。就寝時間ギリギリまでスマホを見ていても「よし、寝る」といってすぐ寝れる。静かな呼吸音さえなければ生きてるか心配になるほど深く眠るし、ちゃんと朝日で目が覚めるし、昼寝を少々のあと普通に夜寝る。健康的すぎて尊敬する。何回か名前ちゃんの家に泊まってそれに気づいてから、マジで羨ましくてため息が出た。俺も昔はそうだったんだけどな。
さて、明日は名前ちゃんが休みの日だから遊びに来たものの、今日も寝れない。名前ちゃんはとっくに寝たのに。
名前ちゃんの寝室には2人寝れるベッドとエアコンと、必要最低限のものしか置いていない。それが快眠の秘訣なのかもしれないが、眠れない時の暇つぶしがない。トラは俺が眠れないことに気づいて「それなら夜更かしをしよう」とホームシアターで映画に誘った。ミナは「うちにはプラネタリウムがあるんですよ」と小さな星空を見せてくれた。ハルは深夜に目を覚まして「眠れないの?」と聞いて、自分が眠くなるまで内緒話に付き合ってくれる。4人で泊まれば修学旅行の夜みたいになる。一方名前ちゃんは一度眠ったら起きない。深夜に目を覚まして「どうしたの?」とかは絶対ない。
寝返りをうったり、名前ちゃんを抱きしめてみたり、首に顔を埋めて匂いかいでみたり、色々したけど全然寝れない。これで寝れる時もあるんだけどな、と布団の中でモゾモゾする。後ろから腹に手を回して、落ち着くポジションを探す。Tシャツの中に手を突っ込むと、いつも通り肋骨の下ら辺が異様に冷え切っている。ゾッとするほど冷たくて、初めて触った時に名前ちゃんにヤバくね!?と訴えたら呆れられた。だって冷え性だとしても本当に内臓が無事なのか心配なくらい冷たい。なんとか温めようと手を這わす。冷たい。どこもかしこも柔らかくてすべすべしている。
一生懸命内臓を温めようとしているうちに、手の甲にふにっとしたのが触った。ぎくっ。名前ちゃんは寝る時に下着をつけない。わざとじゃない、冷えてるから、温めようとして……起きてる時より平らだから、気づかなくて……頭の中で言い訳しても名前ちゃんは聞いてない。吸いつくような柔らかい感触は名残惜しいが寝ている名前ちゃんを襲うシュミはない。ふに。やべ、これマジで寝られなくなる。
なんとか柔らかい感触から手を退けて、名前ちゃんの内臓をあたためる作業に戻る。名前ちゃんの気にしている柔らかい腹を撫でても全然寝れない。今夜はもうダメだな。でも、こうして一緒にいて目閉じるフリしてるだけでも寝ないよりマシみたいな、ちょっとくらいなら寝た気になるっていうか。名前ちゃんの静かな寝息に合わせて息を吸ったり吐いたりをしばらく繰り返す。
深めの呼吸を繰り返すうちにちょっと眠気が来たかもしれない。気のせいかもしれないけど。今何時か気になったけど、時計を見ると余計につらいのを知っているからやめた。手慰みに名前ちゃんの下腹にうすくついた肉を揉むと、名前ちゃんのからだがびくりと跳ねた。
「ごめん、起こした?」
わずかに期待して囁くと、沈黙が帰ってくる。ダメか。そうっすか。まあいつものことだけど。名前ちゃんは一度寝たら朝まで起きないから。
「なんでお腹揉むんだよ〜」
「エッごめん!」
名前ちゃんらしからぬ甘えた声音に寝言かと思って飛び起きると、目が合った。ヤバい、調子乗りすぎた。朝まで快眠の名前ちゃんを起こしちゃった……
「おっぱい触ったのにすぐ逃げるし」
「ジッ事故!事故!わざとじゃない!」
「そのまま揉めばいーじゃん」
「えっ……」
名前ちゃんがぺろっと唇を舐める。寝起きのとろんとした目と、名前ちゃんらしからぬ挑発的な仕草にドキッとして、やっと訪れた気がした眠気が吹っ飛んだ。
「いいんスか……」
「……ちょっと期待してた」
「アッ」
今日俺が玄関開けた時のかわいい顔とか、もう寝る?って言った時チラッと俺を見た表情とか、おやすみって言ってもすぐ背中向けないでしばらくこっち向いてたのとか、全部全部いいように解釈してもいい?調子乗ってもいい?名前ちゃんからのお誘いって超レアかも。
名前ちゃんがバレバレの照れ隠しで顔を背けてそっけなく「ほら、来るなら早く」と言って両手を伸ばした。たまにしか見せてくれないこういう顔がすごくかわいいし、こういう気の使い方をする名前ちゃんは優しい。早く、と催促されて遠慮なく覆い被さる。名前ちゃんの両腕が背中に回され、今度こそ胸同士がぶつかった。柔らかいからだ、冷たい内臓。首筋に顔を埋めるといい匂いがした。
