THE 虎牙道
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目が覚め、隣を見るとタケルくんはすうすうと寝息を立てていた。もう8時、決して早い時間ではないのに私が先に起きるなんて珍しい。疲れてるのかな。それなのに寝顔までかっこよくて、いつもより可愛く見えるからずるい。起こさないようにベッドからそっと出ると、タケルくんはめずらしくタオルケットを蹴り上げ、くたくたの抱き枕に巻きついて寝ていた。パジャマにしてる短いジャージが上まで捲れ上がっていたので黙って下ろしてタオルケットをかけ直した。
着替えてリビングでメイクをしてたらタケルくんが寝ぼけ眼で寝室から出てきた。ちゃんと着替えてきたけど靴下の履き具合が左右で違う。靴を履く時に直すだろうしまあいいか。
「おはよう」
「ああ……」
ぼんやりしながら私の向かいにすわり、半分閉じたような目で多分よく見えてないだろうに私のほうを見ている。珍しいな、早く寝て朝から早起きしてランニングしてる日の方が多いのに昨日遅くまで起きてたからかな。悪いことしたなあ。ぐう、とタケルくんのおなかが鳴った。今日は近くのカフェで遅めのモーニングする約束だったから顔を洗って着替えてきたら?と提案すれば首だけで頷いて洗面所に消えていった。寝返りをたくさんうって後頭部を枕に擦り付けまくったからか後ろだけ派手な寝癖がついていた。
私の方は下地にかるくフェイスパウダーをたたき、眉を書きアイメイクも軽めの簡単メイクにしたのですぐに終わった。適当に寝癖を直し、顔を洗ったからか少ししゃんとしたタケルくんが戻ってくる。
「タケルくん、ご飯行こう」
「それ、何のにおいだ?かいだことがない」
「今日は香水も何もしてないけど……」
タケルくんが不思議な顔をしている。何もつけてないし、臭かったかなあと鼻をすんすん鳴らした。私がどの靴を履こうかなあと悩んでいるうちにタケルくんは昨日履いてきたスニーカーの紐を結び終え、私がようやく選んだ靴を床に下ろせばドアノブに手をかけた。
「……多分化粧品の匂いだ」
「くさい?」
「いや、なんだろう……」
パンプスにつま先を突っ込みながらタケルくんの顔を伺うとタケルくんは考え込むような表情を見せ、ドアを開けた。9時前だから空は清々しいほど青く、風が気持ちいい。
「なんだか懐かしい匂いだと思って……変なこと言ったか?」
私の顔を見て、タケルくんが眉を寄せた。映画のワンシーンみたいにかっこよかったので言葉に詰まった。
「ううん、私も化粧品の匂い嗅ぐとそう思うからびっくりした」
そうか、とタケルくんが言って部屋の外に出る。それでどこにいくんだ、と聞かれ私は慌てて地図アプリを起動した。
着替えてリビングでメイクをしてたらタケルくんが寝ぼけ眼で寝室から出てきた。ちゃんと着替えてきたけど靴下の履き具合が左右で違う。靴を履く時に直すだろうしまあいいか。
「おはよう」
「ああ……」
ぼんやりしながら私の向かいにすわり、半分閉じたような目で多分よく見えてないだろうに私のほうを見ている。珍しいな、早く寝て朝から早起きしてランニングしてる日の方が多いのに昨日遅くまで起きてたからかな。悪いことしたなあ。ぐう、とタケルくんのおなかが鳴った。今日は近くのカフェで遅めのモーニングする約束だったから顔を洗って着替えてきたら?と提案すれば首だけで頷いて洗面所に消えていった。寝返りをたくさんうって後頭部を枕に擦り付けまくったからか後ろだけ派手な寝癖がついていた。
私の方は下地にかるくフェイスパウダーをたたき、眉を書きアイメイクも軽めの簡単メイクにしたのですぐに終わった。適当に寝癖を直し、顔を洗ったからか少ししゃんとしたタケルくんが戻ってくる。
「タケルくん、ご飯行こう」
「それ、何のにおいだ?かいだことがない」
「今日は香水も何もしてないけど……」
タケルくんが不思議な顔をしている。何もつけてないし、臭かったかなあと鼻をすんすん鳴らした。私がどの靴を履こうかなあと悩んでいるうちにタケルくんは昨日履いてきたスニーカーの紐を結び終え、私がようやく選んだ靴を床に下ろせばドアノブに手をかけた。
「……多分化粧品の匂いだ」
「くさい?」
「いや、なんだろう……」
パンプスにつま先を突っ込みながらタケルくんの顔を伺うとタケルくんは考え込むような表情を見せ、ドアを開けた。9時前だから空は清々しいほど青く、風が気持ちいい。
「なんだか懐かしい匂いだと思って……変なこと言ったか?」
私の顔を見て、タケルくんが眉を寄せた。映画のワンシーンみたいにかっこよかったので言葉に詰まった。
「ううん、私も化粧品の匂い嗅ぐとそう思うからびっくりした」
そうか、とタケルくんが言って部屋の外に出る。それでどこにいくんだ、と聞かれ私は慌てて地図アプリを起動した。
