DRAMATIC STARS
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「あのさ……来月なんだけど」
「うん」
「バレンタインとフランス行きの仕事被っててさ……」
「大忙しじゃん!倒れない程度に頑張ってね」
「おう!……それで、多分バレンタインの前も後もあんまり時間取れない。ごめんな」
「えっそうなの!いつからいないんだっけ」
「週明けからフランスいって終わったら速攻イベントに合流する予定で」
「じゃあその間薫くんのライブのブルーレイ見放題じゃん!!やった!」
「……露骨に喜ぶなよ!!」
「えへへ」
「嬉しそうにしない!」
名前より俺の方がショックを受けてるかもしれない。たしかに名前はイベントごととかはあんまり凝らないタイプで俺の方がクリスマスだとか記念日は張り切って用意をしてしまう。とはいえバレンタインは名前が何をくれるか楽しみにしてたのに!
「チョコレートフェアのお仕事なら今年はチョコ買わない方がいいかなあ。いっぱい食べるもんね?何か別のものを買おうかなあ」
「えっチョコ、くれないのか」
「フェアのPRならそれこそ具合が悪くなるほど食べるんじゃないの?」
「いやそれとこれとは別!!」
勢い込んで力説した俺に名前はそうなの?じゃあ買っちゃおうかなあ、自分用もご褒美に買おうかな、なんてにこにこしている。全く人の気も知らないで……と微妙な顔をしてしまう。
「気をつけて行って来てね……たまにでいいから連絡してね」
「毎朝モーニングコールしてやろうか?起きられないだろ」
「起きられます!!輝くんこそ時差ボケで周りの人に迷惑かけないようにしなね!」
「なんだと!?名前じゃあるまいし!」
寂しいなら寂しいから連絡してねって素直に言えばいいのに、変なところで気を使ってくる。
「何かほしいものとかないのか?せっかくのフランスだぞ」
「チョコは多分帰ってきてフェアに行ったら輝くん欲しくなっちゃっていっぱい買うでしょ?」
「そ、そうだな」
「なので、特にいいです……フランスに行っても連絡さえくれれば……」
「名前、そういうとこかわいいよな……」
「褒めても何も出ないんだけど……」
別に輝くんに会えなくて寂しいとかじゃなくて、周りの人に迷惑かけてないか心配だからでみたいなことを名前はもにょもにょと口にしてそれきり黙って俺の淹れたコーヒーに口をつけた。やっぱりお前、そういうとこかわいいって。
「うん」
「バレンタインとフランス行きの仕事被っててさ……」
「大忙しじゃん!倒れない程度に頑張ってね」
「おう!……それで、多分バレンタインの前も後もあんまり時間取れない。ごめんな」
「えっそうなの!いつからいないんだっけ」
「週明けからフランスいって終わったら速攻イベントに合流する予定で」
「じゃあその間薫くんのライブのブルーレイ見放題じゃん!!やった!」
「……露骨に喜ぶなよ!!」
「えへへ」
「嬉しそうにしない!」
名前より俺の方がショックを受けてるかもしれない。たしかに名前はイベントごととかはあんまり凝らないタイプで俺の方がクリスマスだとか記念日は張り切って用意をしてしまう。とはいえバレンタインは名前が何をくれるか楽しみにしてたのに!
「チョコレートフェアのお仕事なら今年はチョコ買わない方がいいかなあ。いっぱい食べるもんね?何か別のものを買おうかなあ」
「えっチョコ、くれないのか」
「フェアのPRならそれこそ具合が悪くなるほど食べるんじゃないの?」
「いやそれとこれとは別!!」
勢い込んで力説した俺に名前はそうなの?じゃあ買っちゃおうかなあ、自分用もご褒美に買おうかな、なんてにこにこしている。全く人の気も知らないで……と微妙な顔をしてしまう。
「気をつけて行って来てね……たまにでいいから連絡してね」
「毎朝モーニングコールしてやろうか?起きられないだろ」
「起きられます!!輝くんこそ時差ボケで周りの人に迷惑かけないようにしなね!」
「なんだと!?名前じゃあるまいし!」
寂しいなら寂しいから連絡してねって素直に言えばいいのに、変なところで気を使ってくる。
「何かほしいものとかないのか?せっかくのフランスだぞ」
「チョコは多分帰ってきてフェアに行ったら輝くん欲しくなっちゃっていっぱい買うでしょ?」
「そ、そうだな」
「なので、特にいいです……フランスに行っても連絡さえくれれば……」
「名前、そういうとこかわいいよな……」
「褒めても何も出ないんだけど……」
別に輝くんに会えなくて寂しいとかじゃなくて、周りの人に迷惑かけてないか心配だからでみたいなことを名前はもにょもにょと口にしてそれきり黙って俺の淹れたコーヒーに口をつけた。やっぱりお前、そういうとこかわいいって。
