DRAMATIC STARS
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こっそり翼くんが薫さんの前の飲み物を水やらウーロン茶に変え始めたのが1時間前。さすがにノンアルコールばかりだとおかしいと気づいたのか、勝手にお酒を取って飲んだりしてるから(ちなみにそれは天道さんのお酒だ。お酒を置いて他の席に行ってしまった天道さんを私はめちゃくちゃ恨んでいる)酔いは全然さめた様子がない。
「薫さん、そろそろやめましょうよ……」
「君まで、僕に、酒を呑ませないつもりか」
「そうです!そろそろ体に良くないですよ。肝臓がびっくりしちゃいますよ」
完全に目が座っている。大事な眼鏡は酔っ払ってるにもかかわらず慣れた手つきで暫く前にほいっと外してちゃんとメガネケースにしまっていたからきれいな目が直接私を見ている。
「良くないですよ、珍しいですね。薫さんがそんな酔っ払うなんて」
「僕だって、酔いたいときくらいある」
むっとした薫さんは、隣に座ってる私にだらんとしなだれかかり、首をこてんと私の方に倒した。あ、あざとい!!!
「た、例えば?」
「君がかまってくれないとき」
「う、嘘だ……」
色が白いから顔が真っ赤なのがよくわかるけど、照れてるのか酔いからくるものなのかわからない。
「うそじゃない、今日だってきみは、天道や柏木ばかり構ってぼくのことは放って……」
薫さんは甘えるみたいに私に頬を擦り寄せて、珍しく拗ねたみたいに文句を言った。
容赦無く体重をかけるから肩にかかる重さが一気に重たくなって、私は寝ないでくださいね!と悲鳴をあげた。
「……寝ない。きみを置いて寝たら、きみは余計にぼくを放ってどこかに行くだろう」
「そ、そんなこと……ひぃっ!!!」
頬に触れた唇が熱くて、濡れていて、艶かしい。私の色気のない悲鳴に薫さんは不満げに再び口を寄せたけど、私の悲鳴に気づいた高校生テーブルの四季くんが「ああーーーッ!!薫っちがプロデューサーちゃんとえっちなことしてるっすーーーッ!!!!!」と立ち上がって指をさし旬くんは「公衆の面前で……不潔ですよ」と蔑んだ目で私を見て、ちゃんと見てしまったらしい朱雀くんと冬馬くんが盛大に鼻血を吹いたのか鼻を押さえ、春名くんは「ほどほどに頼むな~」と笑いながらその辺りを介抱していた。ゲーム席のタケルくんは真顔でティッシュを滑らせ、玄武くんがそれを拾いウエットティッシュと一緒に鼻血組にパスした。介抱組の手慣れ具合よ!
「だ、だれも助けは来ないのか……」
「いいぞーーーッ薫ーーぅもっとやれーー!」
「頑張れーー」
大人席、別名酔っ払い席はこれも酒のつまみとばかりにグラスをかかげて野次を飛ばした。み、味方がゼロだ!!
「ぼくが嫌なのか」
「そ、そんなことぉ!」
再び薫さんの口が触れた。今度は唇同士だった。失神しそうな私をよそに大人組は一層盛り上がり、未成年組から悲鳴が上がった。満足そうな顔をしてるのは薫さんだけだ。
「薫さん、そろそろやめましょうよ……」
「君まで、僕に、酒を呑ませないつもりか」
「そうです!そろそろ体に良くないですよ。肝臓がびっくりしちゃいますよ」
完全に目が座っている。大事な眼鏡は酔っ払ってるにもかかわらず慣れた手つきで暫く前にほいっと外してちゃんとメガネケースにしまっていたからきれいな目が直接私を見ている。
「良くないですよ、珍しいですね。薫さんがそんな酔っ払うなんて」
「僕だって、酔いたいときくらいある」
むっとした薫さんは、隣に座ってる私にだらんとしなだれかかり、首をこてんと私の方に倒した。あ、あざとい!!!
「た、例えば?」
「君がかまってくれないとき」
「う、嘘だ……」
色が白いから顔が真っ赤なのがよくわかるけど、照れてるのか酔いからくるものなのかわからない。
「うそじゃない、今日だってきみは、天道や柏木ばかり構ってぼくのことは放って……」
薫さんは甘えるみたいに私に頬を擦り寄せて、珍しく拗ねたみたいに文句を言った。
容赦無く体重をかけるから肩にかかる重さが一気に重たくなって、私は寝ないでくださいね!と悲鳴をあげた。
「……寝ない。きみを置いて寝たら、きみは余計にぼくを放ってどこかに行くだろう」
「そ、そんなこと……ひぃっ!!!」
頬に触れた唇が熱くて、濡れていて、艶かしい。私の色気のない悲鳴に薫さんは不満げに再び口を寄せたけど、私の悲鳴に気づいた高校生テーブルの四季くんが「ああーーーッ!!薫っちがプロデューサーちゃんとえっちなことしてるっすーーーッ!!!!!」と立ち上がって指をさし旬くんは「公衆の面前で……不潔ですよ」と蔑んだ目で私を見て、ちゃんと見てしまったらしい朱雀くんと冬馬くんが盛大に鼻血を吹いたのか鼻を押さえ、春名くんは「ほどほどに頼むな~」と笑いながらその辺りを介抱していた。ゲーム席のタケルくんは真顔でティッシュを滑らせ、玄武くんがそれを拾いウエットティッシュと一緒に鼻血組にパスした。介抱組の手慣れ具合よ!
「だ、だれも助けは来ないのか……」
「いいぞーーーッ薫ーーぅもっとやれーー!」
「頑張れーー」
大人席、別名酔っ払い席はこれも酒のつまみとばかりにグラスをかかげて野次を飛ばした。み、味方がゼロだ!!
「ぼくが嫌なのか」
「そ、そんなことぉ!」
再び薫さんの口が触れた。今度は唇同士だった。失神しそうな私をよそに大人組は一層盛り上がり、未成年組から悲鳴が上がった。満足そうな顔をしてるのは薫さんだけだ。
