神速一魂
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
7月がきて、中学生組も高校生組も頭を悩ませるのは期末テスト、そしてその結果をいやでも親に見られる三者面談だ。事務所の学生たちは頭をかかえあるものは夏休みに逃避し、S.E.Mをはじめとする皆さんは連日学生からの相談にも忙しくしていた。
「玄武くん、なんでこれ隠しといたの」
朱雀君が親御さんに出しづらくてかくした数学のテストを見つけなれたせいか、玄武くんが学校からのプリントを入れてるファイルに不自然に折りたたまれたファイルにもすぐに気づいた。いつもプリントをきれいに入れているから1枚だけのそれが目立っていたのだ。
「ああ、俺はいつも二者面で済むからな」
「そうなの!?」
「玄武は成績いいからなあ」
朱雀くんは三者面談を前に帰ってきた期末テストの結果を放り投げたそうな顔をした。仕事が忙しくて物理基礎まではあんまり手が回らなかったみたい。成績いいと二者面談ですむなんて知らなかった。私の視線に気づいた玄武くんは思いっきり顔をしかめて「ぜってえ連れて行かねえからな」とすごんだ。
「なんで!お勉強のことだけじゃなくて普段の高校生してるとこがどうなのか聞きたいよー」
「番長さんならまだしも……」
「プロデューサーさんならまだしも、なに!今回玄武くんがお仕事で忙しかったから休憩時間も勉強見てあげたのにー」
「輝アニさんのほうがよく面倒見てくれたけどな」
「化学は!私が暗記付き合ったおかげでしょ!?」
「どうだろうな」
玄武くんは強硬姿勢で何が何でも三者面談は嫌らしい。朱雀くんが呆れて、玄武もプロデューサーさんもふたりしてよくやるなとため息をついた。
