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「疲れているのか?」流れている曲と一緒に麗君の声がした。「そうかも、麗君この曲なんだっけ」ぼんやりした頭では聞き覚えのあるメロディを判別できない。私はよく麗君に同じ質問をするからあっさりシベリウスの2番だと教えてくれる。「どういうのだっけ。4楽章歌ってよ」「貴殿はいつもそうだな」麗君は通常34繋げて演奏するが、と前置きしてからメロディをなぞった。その時点で思い出した、冬なのに暖かい室内みたいなあれか。麗君の優しい声とよく似あう。
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