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「それ、俺の上着」目が覚めた時つるりとした生地が足に触れた。スポーツ用の黒にグリーンのジャージを拾い上げる。「ありがとう、あったかかった」「そう?監督もちゃんとあったかくして寝ないと風邪ひくよ」広げられていたそれを享介が羽織りなおす。「それと監督ジャージ落としまくってたけど」「ほ、ほんとごめん……」まあそのたびにかけなおすからいいんだけどね。享介は呆れて肩をすくめ、私は頭があがらない。寝相が悪いのも考え物だ。
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