短いお話
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コンコンと弱々しいロック、返事を待たぬ入室にユーシスは眉を顰めた。しかし、こんな時間に部屋を訪ねてくる人間なんて1人しかいない。
「ゆーしす、ふふ、こんばんは!」
「…アリア?一体どうし…」
普段より舌足らずな喋り方、高いテンション、染まる頬。
どうしたと聞きかけて、ユーシスは一瞬で察した。
――こいつ、酔ってる
予想するに、今日のアリアのスケジュールは連邦軍の新米兵士の稽古だったので、そこで見知りの兵士に酒を飲まされたのだろう。しかも、とびきり強いやつを。でないと特に酒に弱いわけではないアリアがこうなるとは考えにくい。
しかし、不埒なことをされることなく自分の前にいるのはよかったというべきか。ユーシスは緩んだ表情で今日あったことを上機嫌に話す薄桃にそう思うのであった。
「でね、あのね、ゆーしす?きいてる?」
「…ああ、聞いている。シスターがどうした?」
「えへへ、うん!あのねあのね、噴水のところでね」
ユーシスは危なかったと静かに息を吐いた。
アリアのあまりの愛らしさに意識を持っていかれかけていたのを、慌てて気を引き締め戻す。
一生懸命に話す姿は普段よりか幼く感じさせ、舌足らずな喋り方も相まってユーシスの庇護欲を掻き立てた。
酒のせいで朱に染まった頬でニコニコと満面の笑みが振りまかれるのにユーシスはこんなに一遍に可愛さを摂取していいものかと過多が心配になった。
「ねーえ!きいてるの?」
ハッと気がつけば、アリアの怒って頬を膨らませた顔がすぐ近くに有り、またもや意識を持っていかれていたことにしまったと頭を押さえながらも、珍しい表情が見れたことを僥倖だとも思っていた。
「あっ!……ふふ、ゆーしす!」
アリアの表情がいいことを思いついたと明るいものになり、なんだと思っていると、アリアの花の香りがグッと近くで香り、膝に重みが掛かる。
「えへへ!ミーちゃんのまね!」
「……ッ?!」
向かい合う形でアリアがユーシスの膝の上に座った。緩んだ笑顔が近く、ユーシスはアリアの花の香りに酔ってしまいそうだった。
確かにミリアムがたまに乗ってくる。けれど、彼女とアリアでは全然意味合いが変わってきて、ユーシスは流石に目眩がしてきた。ミリアムは妹のような存在で子供を膝に乗せるくらいの意味合いだ。けれどアリアは違う。歴とした大人の女性で、何よりユーシスの想い人だ。
そんな人が向かい合い膝に座っているだなんて。
それはもう、対面座位。
ああ、そんな風に考えるな。冷静になれ。
いくら恋人とはいえ刺激が強すぎる。
ユーシスは必死に頭の中を空っぽにしようと努めた。
「えへへ、ずっとしてみたかったんだぁ」
そんなユーシスの努力とは裏腹にアリアの手が頬を撫でたり、前髪に触れたりして「ゆーしすはかっこいいねぇ」なんて微笑んだりするもんだから、ユーシスは今どんな顔をしているのか自分のことなのにわからなくなっていた。
「アリア…そろそろ降りてくれ…」
「やあだ、もうちょっとゆーしすのお顔、みたい」
まさかの拒否。
少し潤んだピンクダイヤがじっと見つめ、ユーシスの胸元をぎゅっとアリアの白い手が握るのに、心臓の音が部屋中に響き渡っているのではないかと錯覚するくらいにうるさく、何をどう頑張っても赤面してしてしまうのはもういっそのこと仕方がないのではと開き直るユーシス。
――アリアに触れる絶好の機会なのでは
ユーシスは素敵な気付きとともに、酔った女性に触れるなど紳士にあるまじき行為だと頭を悩ませたが、ええいままよとアリアの腰にそっと手を添えた。
「…!えへ、えへへ…」
アリアは嫌がるどころか、ユーシスの手が腰に触れるのにふにゃりと嬉しそうに笑みを溢した。その笑みにユーシスの中の恥じらいとか紳士の矜持とかそんなもの全てが流れ出して、残ったのは持て余すほどの愛しさのみとなった。
雰囲気に流されるままに髪を撫でたりなんかしてみて、ユーシスは幸せそうに綻ぶピンクダイヤに釘付けになっていた。
「ゆーしすはね、アリアの王子様にそっくりなの」
「……ほう?」
“そっくり”ということは、その言う王子様はユーシスではない別の誰かということになる。アリアの心に居座る王子様とやらにユーシスは面白くないと眉を吊り上げた。
「金髪で、かっこよくて、やさしくて…とても素敵なの」
「俺ではお前の王子足り得ないか?」
嫉妬心剥き出しで問う。そこまで似ているなら成り代わってやろうじゃないかと。それ以外に足りないものがあるならいくらでも補ってやろうとユーシスはアリアの腰にグッと力を入れて引き寄せた。
「…!んと、ユーシスはユーシスだよ?」
なんとも不明瞭な表現だ。実に概念的である。
恥ずかしそうにもじもじとユーシスのシャツのボタンを弄りながら、アリアは首を傾け囁くように言う。
「王子様に似てるから、ユーシスのこと…好きなわけじゃないよ?私は、ユーシスだからすきなの。」
甘い甘い蕩けるような声。
薄ピンクに色付いた唇が微笑み、ユーシスに笑いかける。
「でも、ユーシスも私の王子様だよ。キラキラでドキドキする。」
ユーシスの手が誘われ、アリアの胸元に添えられる。
「ね、ドキドキ、伝わるかな」なんて上目遣いに問われるが、添えた手が少しだけアリアの胸に触れその柔らかさが鮮明に伝わり、ユーシスの頭に一瞬で花畑が広がった。
放心してしまったユーシスにアリアが悪戯っぽく笑う。
ユーシスの手を膝に置き、熱を帯びた頬を包みこむとチュッと可愛らしいリップ音を鳴らしキスをする。
「ッ…!」
「…ふふ」
見開かれるアクアマリンに楽しそうな笑みを溢したアリアは続け様に頬にも唇を落とし、ユーシスの膝を降りる。
「じゃあ、おやすみのちゅーもしたし、寝るね?」
返事も待たずにアリアが身体を翻し部屋を出て言ってしまいそうなのをユーシスは慌てて追いかけ、開かれた扉を腕を伸ばし閉めた。
「やられっぱなしは性に合わん」
驚き振り返ったアリアにそのまま覆い被さるように扉に両手を付くと、まんまるに見開かれた瞳と視線が合い、サッと頬が朱に染まった。
「あ…っと…?」
「戯れも愛らしいがほどほどにして欲しいものだ」
「あは、あれ?」
アリアの笑顔が引き攣った。
やはり途中から酔いが覚めていて揶揄われていた様子にユーシスは、一体どう仕返しをしてやろうかと笑みを深くした。
扉と体の間に封じ込め、アリアの足の間に膝を入れ込み完全に動きを封じるとアリアの顔が僅かに強張った。
「煽った責任は取るべきだ、アリア?」
「ひゃ……」
耳元で囁くと小さく声が漏れる。
スカートから覗く太ももを撫で、お酒で少し赤らむ首筋に口付けを落とすと腕の中のアリアはすっかりおとなしくなってしまい、主導権がユーシスへと渡る。俯き気味のアリアは頬を朱に染め、ピンクダイヤの瞳は恥ずかしそうに潤んでいた。
ユーシスはその瞳に見つめて欲しくなり、アリアの顎を持つとやや強引に顔をこちらに向かせる。
「こっち向いて」
「あ……」
パチリと目が合うと恥ずかしげだった瞳が細められ物欲しそうな色を映し出す。
ユーシスは望むままにとアリアに口付けを深く落とす。唇の柔らかさや形を確かめるように角度を変え何度も重ね、吐息が混ざり合うとそっと舌を唇に触れさせる。すると、アリアの手がユーシスのシャツを強く握った。
「んっ……」
愛らしい声が漏れ、ピンクダイヤがより熱っぽく潤むのにユーシスはここぞとばかりにアリアの身体を解放した。
「あ……あれ?」
アリアの唖然とした顔にユーシスは表情を正して視線を扉に投げると努めて冷静な声で言う。
「おやすみのキスは十分だろう。さあ、もう寝るといい」
アリアの大きな瞳がぱちくりと瞬きを繰り返し、だんだんと悲しげに眉が下がってくるのにユーシスは口元が緩むのを我慢できないでいた。
なんと分かりやすいことだろうかと、次は戯れに気がつき頬を膨らませて抱きついてくるアリアをユーシスは本当に愛おしく思うのであった。
「もお!いじわる!」
「フッ、くるくると表情の変わるお前を見ているのは愉快だ」
「うう…許さないんだから!」
「お前も俺を揶揄っただろう。おあいこだ」
今度はバツが悪そうに視線を逸らすアリアの髪を撫で、もう戯れはほどほどにしようとユーシスはアリアに囁きかける。
「さあ、寝るか?それとも続きか?」
答えなどわかりきっていたがそれでも敢えてした問いかけに、アリアは甘い視線で返してきて、首に腕が絡んだ。
「続きをして、一緒に寝たいな…」
「奇遇だな、俺もそうしたいと思っていた」
擦り寄る唇を受け止めながらユーシスはアリアを抱き上げるとベッドへと誘っていく。
溢れる愛しさのままに口付けを落とし、見つめる甘く蕩ける夢のようなピンク色にユーシスは自ら溺れにいくのだった。
「ゆーしす、ふふ、こんばんは!」
「…アリア?一体どうし…」
普段より舌足らずな喋り方、高いテンション、染まる頬。
どうしたと聞きかけて、ユーシスは一瞬で察した。
――こいつ、酔ってる
予想するに、今日のアリアのスケジュールは連邦軍の新米兵士の稽古だったので、そこで見知りの兵士に酒を飲まされたのだろう。しかも、とびきり強いやつを。でないと特に酒に弱いわけではないアリアがこうなるとは考えにくい。
しかし、不埒なことをされることなく自分の前にいるのはよかったというべきか。ユーシスは緩んだ表情で今日あったことを上機嫌に話す薄桃にそう思うのであった。
「でね、あのね、ゆーしす?きいてる?」
「…ああ、聞いている。シスターがどうした?」
「えへへ、うん!あのねあのね、噴水のところでね」
ユーシスは危なかったと静かに息を吐いた。
アリアのあまりの愛らしさに意識を持っていかれかけていたのを、慌てて気を引き締め戻す。
一生懸命に話す姿は普段よりか幼く感じさせ、舌足らずな喋り方も相まってユーシスの庇護欲を掻き立てた。
酒のせいで朱に染まった頬でニコニコと満面の笑みが振りまかれるのにユーシスはこんなに一遍に可愛さを摂取していいものかと過多が心配になった。
「ねーえ!きいてるの?」
ハッと気がつけば、アリアの怒って頬を膨らませた顔がすぐ近くに有り、またもや意識を持っていかれていたことにしまったと頭を押さえながらも、珍しい表情が見れたことを僥倖だとも思っていた。
「あっ!……ふふ、ゆーしす!」
アリアの表情がいいことを思いついたと明るいものになり、なんだと思っていると、アリアの花の香りがグッと近くで香り、膝に重みが掛かる。
「えへへ!ミーちゃんのまね!」
「……ッ?!」
向かい合う形でアリアがユーシスの膝の上に座った。緩んだ笑顔が近く、ユーシスはアリアの花の香りに酔ってしまいそうだった。
確かにミリアムがたまに乗ってくる。けれど、彼女とアリアでは全然意味合いが変わってきて、ユーシスは流石に目眩がしてきた。ミリアムは妹のような存在で子供を膝に乗せるくらいの意味合いだ。けれどアリアは違う。歴とした大人の女性で、何よりユーシスの想い人だ。
そんな人が向かい合い膝に座っているだなんて。
それはもう、対面座位。
ああ、そんな風に考えるな。冷静になれ。
いくら恋人とはいえ刺激が強すぎる。
ユーシスは必死に頭の中を空っぽにしようと努めた。
「えへへ、ずっとしてみたかったんだぁ」
そんなユーシスの努力とは裏腹にアリアの手が頬を撫でたり、前髪に触れたりして「ゆーしすはかっこいいねぇ」なんて微笑んだりするもんだから、ユーシスは今どんな顔をしているのか自分のことなのにわからなくなっていた。
「アリア…そろそろ降りてくれ…」
「やあだ、もうちょっとゆーしすのお顔、みたい」
まさかの拒否。
少し潤んだピンクダイヤがじっと見つめ、ユーシスの胸元をぎゅっとアリアの白い手が握るのに、心臓の音が部屋中に響き渡っているのではないかと錯覚するくらいにうるさく、何をどう頑張っても赤面してしてしまうのはもういっそのこと仕方がないのではと開き直るユーシス。
――アリアに触れる絶好の機会なのでは
ユーシスは素敵な気付きとともに、酔った女性に触れるなど紳士にあるまじき行為だと頭を悩ませたが、ええいままよとアリアの腰にそっと手を添えた。
「…!えへ、えへへ…」
アリアは嫌がるどころか、ユーシスの手が腰に触れるのにふにゃりと嬉しそうに笑みを溢した。その笑みにユーシスの中の恥じらいとか紳士の矜持とかそんなもの全てが流れ出して、残ったのは持て余すほどの愛しさのみとなった。
雰囲気に流されるままに髪を撫でたりなんかしてみて、ユーシスは幸せそうに綻ぶピンクダイヤに釘付けになっていた。
「ゆーしすはね、アリアの王子様にそっくりなの」
「……ほう?」
“そっくり”ということは、その言う王子様はユーシスではない別の誰かということになる。アリアの心に居座る王子様とやらにユーシスは面白くないと眉を吊り上げた。
「金髪で、かっこよくて、やさしくて…とても素敵なの」
「俺ではお前の王子足り得ないか?」
嫉妬心剥き出しで問う。そこまで似ているなら成り代わってやろうじゃないかと。それ以外に足りないものがあるならいくらでも補ってやろうとユーシスはアリアの腰にグッと力を入れて引き寄せた。
「…!んと、ユーシスはユーシスだよ?」
なんとも不明瞭な表現だ。実に概念的である。
恥ずかしそうにもじもじとユーシスのシャツのボタンを弄りながら、アリアは首を傾け囁くように言う。
「王子様に似てるから、ユーシスのこと…好きなわけじゃないよ?私は、ユーシスだからすきなの。」
甘い甘い蕩けるような声。
薄ピンクに色付いた唇が微笑み、ユーシスに笑いかける。
「でも、ユーシスも私の王子様だよ。キラキラでドキドキする。」
ユーシスの手が誘われ、アリアの胸元に添えられる。
「ね、ドキドキ、伝わるかな」なんて上目遣いに問われるが、添えた手が少しだけアリアの胸に触れその柔らかさが鮮明に伝わり、ユーシスの頭に一瞬で花畑が広がった。
放心してしまったユーシスにアリアが悪戯っぽく笑う。
ユーシスの手を膝に置き、熱を帯びた頬を包みこむとチュッと可愛らしいリップ音を鳴らしキスをする。
「ッ…!」
「…ふふ」
見開かれるアクアマリンに楽しそうな笑みを溢したアリアは続け様に頬にも唇を落とし、ユーシスの膝を降りる。
「じゃあ、おやすみのちゅーもしたし、寝るね?」
返事も待たずにアリアが身体を翻し部屋を出て言ってしまいそうなのをユーシスは慌てて追いかけ、開かれた扉を腕を伸ばし閉めた。
「やられっぱなしは性に合わん」
驚き振り返ったアリアにそのまま覆い被さるように扉に両手を付くと、まんまるに見開かれた瞳と視線が合い、サッと頬が朱に染まった。
「あ…っと…?」
「戯れも愛らしいがほどほどにして欲しいものだ」
「あは、あれ?」
アリアの笑顔が引き攣った。
やはり途中から酔いが覚めていて揶揄われていた様子にユーシスは、一体どう仕返しをしてやろうかと笑みを深くした。
扉と体の間に封じ込め、アリアの足の間に膝を入れ込み完全に動きを封じるとアリアの顔が僅かに強張った。
「煽った責任は取るべきだ、アリア?」
「ひゃ……」
耳元で囁くと小さく声が漏れる。
スカートから覗く太ももを撫で、お酒で少し赤らむ首筋に口付けを落とすと腕の中のアリアはすっかりおとなしくなってしまい、主導権がユーシスへと渡る。俯き気味のアリアは頬を朱に染め、ピンクダイヤの瞳は恥ずかしそうに潤んでいた。
ユーシスはその瞳に見つめて欲しくなり、アリアの顎を持つとやや強引に顔をこちらに向かせる。
「こっち向いて」
「あ……」
パチリと目が合うと恥ずかしげだった瞳が細められ物欲しそうな色を映し出す。
ユーシスは望むままにとアリアに口付けを深く落とす。唇の柔らかさや形を確かめるように角度を変え何度も重ね、吐息が混ざり合うとそっと舌を唇に触れさせる。すると、アリアの手がユーシスのシャツを強く握った。
「んっ……」
愛らしい声が漏れ、ピンクダイヤがより熱っぽく潤むのにユーシスはここぞとばかりにアリアの身体を解放した。
「あ……あれ?」
アリアの唖然とした顔にユーシスは表情を正して視線を扉に投げると努めて冷静な声で言う。
「おやすみのキスは十分だろう。さあ、もう寝るといい」
アリアの大きな瞳がぱちくりと瞬きを繰り返し、だんだんと悲しげに眉が下がってくるのにユーシスは口元が緩むのを我慢できないでいた。
なんと分かりやすいことだろうかと、次は戯れに気がつき頬を膨らませて抱きついてくるアリアをユーシスは本当に愛おしく思うのであった。
「もお!いじわる!」
「フッ、くるくると表情の変わるお前を見ているのは愉快だ」
「うう…許さないんだから!」
「お前も俺を揶揄っただろう。おあいこだ」
今度はバツが悪そうに視線を逸らすアリアの髪を撫で、もう戯れはほどほどにしようとユーシスはアリアに囁きかける。
「さあ、寝るか?それとも続きか?」
答えなどわかりきっていたがそれでも敢えてした問いかけに、アリアは甘い視線で返してきて、首に腕が絡んだ。
「続きをして、一緒に寝たいな…」
「奇遇だな、俺もそうしたいと思っていた」
擦り寄る唇を受け止めながらユーシスはアリアを抱き上げるとベッドへと誘っていく。
溢れる愛しさのままに口付けを落とし、見つめる甘く蕩ける夢のようなピンク色にユーシスは自ら溺れにいくのだった。