ロギ/★バシャーモ♂
ロギ/★バシャーモ♂
いじっぱりな性格/あばれることがすき
己 /貴様 72歳 197cm かそく
〝灰燼〟の異名を持つ最強の傭兵。生まれつき強靭すぎる肉体と並外れた才能を持ち、思うままに力を振るってきた。しかしその圧倒的な強さ故に満たされることはなく、むしろ渇く一方だった。強くなればなるほど、戦えば戦うほど渇くばかりだが、若かりし頃に感じた「滾る」瞬間をもう一度味わいたいがため、強者を探して戦場を彷徨い続けている。常に退屈で口癖は「つまらん」。全盛期はとうに過ぎたが未だ無敗。現在はヒザマの護衛兼専属傭兵として至るところで暴れ回っている。
「つまらん。虫けらを何百潰そうが暇潰しにもならんわ」
「命を奪うのにいちいち理由などあるか」
「……ロギ。何故、死んだ」
詳細
いじっぱりな性格/あばれることがすき
〝灰燼〟の異名を持つ最強の傭兵。生まれつき強靭すぎる肉体と並外れた才能を持ち、思うままに力を振るってきた。しかしその圧倒的な強さ故に満たされることはなく、むしろ渇く一方だった。強くなればなるほど、戦えば戦うほど渇くばかりだが、若かりし頃に感じた「滾る」瞬間をもう一度味わいたいがため、強者を探して戦場を彷徨い続けている。常に退屈で口癖は「つまらん」。全盛期はとうに過ぎたが未だ無敗。現在はヒザマの護衛兼専属傭兵として至るところで暴れ回っている。
「つまらん。虫けらを何百潰そうが暇潰しにもならんわ」
「命を奪うのにいちいち理由などあるか」
「……ロギ。何故、死んだ」
詳細
「ロギ」は本名ではなく、かつて自分を滾らせてくれた唯ひとりの名前。幾度となく殺し合い、絶対にこの手で殺すと決めていたのに、決着をつけないまま(見ず知らずの子どもを庇って)勝手に死んだ男を忘れられず、いつしかその名を名乗るようになった。
破壊も蹂躙も何もかもつまらない。どいつもこいつも簡単に壊れる。あっけなく死んでいく。
──ただ全力で、この命を燃やしたいだけ。
強者に飢えるあまり「いっそ1から自分で育てればいい」と思いつき、戦場で拾った同族の幼子に殺戮のいろはを叩き込む。が、途中で飽きて放逐。幸いその少年は戦場で生きていく素質と適性があったため、すくすく立派なバーサーカーに成長した。互いに戦場での殺戮を生業としていたが、再び相見えることなくそれぞれ命を落とす。
しかし男が最期を迎えた場所は、血と埃と灰にまみれた戦場ではなく、清潔なベッドの上だった。
破壊も蹂躙も何もかもつまらない。どいつもこいつも簡単に壊れる。あっけなく死んでいく。
──ただ全力で、この命を燃やしたいだけ。
強者に飢えるあまり「いっそ1から自分で育てればいい」と思いつき、戦場で拾った同族の幼子に殺戮のいろはを叩き込む。が、途中で飽きて放逐。幸いその少年は戦場で生きていく素質と適性があったため、すくすく立派なバーサーカーに成長した。互いに戦場での殺戮を生業としていたが、再び相見えることなくそれぞれ命を落とす。
しかし男が最期を迎えた場所は、血と埃と灰にまみれた戦場ではなく、清潔なベッドの上だった。