ドロシー/プルリル♀
ドロシー/プルリル♀
おっとりした性格/ものおとにびんかん
人称:???/???
年齢:10歳
身長:126cm
特性:のろわれボディ
敵陣営の幹部のひとり。厳密には幹部ではなく、しろがねのお気に入り。いつも虚ろな目で虚空を見つめており、喃語で何やら呟いているが、唐突に流暢に喋りだすことも。何を考えているのか、意思の疎通が可能なのか不明。しろがねやネレイダは彼女の言っていることがわかるらしい。話しかけるとごく稀に反応する。周囲には常に幾つも泡が漂っており、触れると弾けて「誰かの声」が聞こえる。その声は男性だったり女性だったり、幼い男の子のものだったりと様々で、ドロシーはよくそれをつついて遊んでいる。
「あーうー、だう」
「うー……?」
「〝ねえあなた、今日この子が動いたの!もうすぐ生まれるかしら……楽しみね!〟」
詳細
おっとりした性格/ものおとにびんかん
人称:???/???
年齢:10歳
身長:126cm
特性:のろわれボディ
敵陣営の幹部のひとり。厳密には幹部ではなく、しろがねのお気に入り。いつも虚ろな目で虚空を見つめており、喃語で何やら呟いているが、唐突に流暢に喋りだすことも。何を考えているのか、意思の疎通が可能なのか不明。しろがねやネレイダは彼女の言っていることがわかるらしい。話しかけるとごく稀に反応する。周囲には常に幾つも泡が漂っており、触れると弾けて「誰かの声」が聞こえる。その声は男性だったり女性だったり、幼い男の子のものだったりと様々で、ドロシーはよくそれをつついて遊んでいる。
「あーうー、だう」
「うー……?」
「〝ねえあなた、今日この子が動いたの!もうすぐ生まれるかしら……楽しみね!〟」
詳細
得意な戦法はどくどく・おにび+あやしいひかり+メロメロ。火力と出撃頻度は低いが、時折ふらっと現れ、ひたすらデバフや状態異常などをばら撒いていく。こごえるかぜ、ふういん、ちからをすいとるも好んで使う。ドロシーのあやしいひかりを浴びると今は亡き大切なひとと再会するか、大切なひとを失う幻覚を見せられる。また、メロメロは子持ちの男性ほどよく効き、彼女に攻撃できなくなってしまう。我が子を亡くした経験があれば尚更。
年齢性別種族を問わずある特徴を持つ者を目にすると、しめつけるで拘束して連れ去ろうとする。その特徴とは「薄水色の髪」「金色の瞳」「こおりタイプ」のいずれか。1つでも該当すると目を付けられる。
【ヨハンVSドロシー】
ぱちんと1つ、泡が弾ける。
〝ねえあなた、今日この子が動いたの!もうすぐ生まれるかしら……楽しみね!〟
そこから聞こえてきたのは、今は亡き最愛の妻の声。脳髄を直に殴られたような衝撃が走り抜け、全身の血液と神経が凍りついたように動きを止める。……ああ、君は、とても幸せそうに笑っていたっけ。
もう1つ、ぱちん。
〝このこがうまれたら、ぼくはおにいちゃんになるんだよね。おとうとかな、いもうとかな。はやくあいたいなあ〟
今度は幼い息子の声。先程の言葉もこの言葉も、あまりにも聞き覚えがある。忘れるはずがあるものか。あの子は誰より弟妹の誕生を待ち望んでいた。
なぜ、どうして、どうして。
ぱちん、ぱちん、ぱちん。
泡が弾ける度、愛しい妻の声が、可愛い息子の声がする。懐かしい会話が耳を溶かし、脳を蝕んでいく。
目の前にいる敵の種族は、プルリル。……まさか、まさか、まさかまさかまさか。
ぱちん。
〝この子の名前を考えたんだ。君たちの意見も聞かせて欲しい〟
穏やかな自分の声が宙を漂う。そんな、うそだ、
〝男の子ならハンス。女の子なら、〟
「ドロシー……なのか……?」
「あうあー」
少女は、ひどく嬉しそうににっこり笑った。
▼
正体は10年前に死亡したヨハンの第2子。本来はカチコールとして生まれるはずだったが、タマゴのまま死んだため、魂がプルリルとして生まれ落ちた。その場に居合わせたバリオスが「なかなか会えなくなった自分に代わってしろがねの遊び相手になれば」と考えたことにより、しろがねの下へ連れ去られる。タマゴ時代の記憶の有無は定かではない。
「薄水色の髪」「金色の瞳」「こおりタイプ」は、カチコール/ヨハンの娘として生まれていれば手に入ったはずのもの。手に入れる前に失ったそれらを本能的に求めている。
年齢性別種族を問わずある特徴を持つ者を目にすると、しめつけるで拘束して連れ去ろうとする。その特徴とは「薄水色の髪」「金色の瞳」「こおりタイプ」のいずれか。1つでも該当すると目を付けられる。
【ヨハンVSドロシー】
ぱちんと1つ、泡が弾ける。
〝ねえあなた、今日この子が動いたの!もうすぐ生まれるかしら……楽しみね!〟
そこから聞こえてきたのは、今は亡き最愛の妻の声。脳髄を直に殴られたような衝撃が走り抜け、全身の血液と神経が凍りついたように動きを止める。……ああ、君は、とても幸せそうに笑っていたっけ。
もう1つ、ぱちん。
〝このこがうまれたら、ぼくはおにいちゃんになるんだよね。おとうとかな、いもうとかな。はやくあいたいなあ〟
今度は幼い息子の声。先程の言葉もこの言葉も、あまりにも聞き覚えがある。忘れるはずがあるものか。あの子は誰より弟妹の誕生を待ち望んでいた。
なぜ、どうして、どうして。
ぱちん、ぱちん、ぱちん。
泡が弾ける度、愛しい妻の声が、可愛い息子の声がする。懐かしい会話が耳を溶かし、脳を蝕んでいく。
目の前にいる敵の種族は、プルリル。……まさか、まさか、まさかまさかまさか。
ぱちん。
〝この子の名前を考えたんだ。君たちの意見も聞かせて欲しい〟
穏やかな自分の声が宙を漂う。そんな、うそだ、
〝男の子ならハンス。女の子なら、〟
「ドロシー……なのか……?」
「あうあー」
少女は、ひどく嬉しそうににっこり笑った。
▼
正体は10年前に死亡したヨハンの第2子。本来はカチコールとして生まれるはずだったが、タマゴのまま死んだため、魂がプルリルとして生まれ落ちた。その場に居合わせたバリオスが「なかなか会えなくなった自分に代わってしろがねの遊び相手になれば」と考えたことにより、しろがねの下へ連れ去られる。タマゴ時代の記憶の有無は定かではない。
「薄水色の髪」「金色の瞳」「こおりタイプ」は、カチコール/ヨハンの娘として生まれていれば手に入ったはずのもの。手に入れる前に失ったそれらを本能的に求めている。