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神箱番外編 フェンネルを胃で溶かす あとがき

2026/05/29 21:26
神箱裏設定・小ネタ・メモあとがき
フェンネルの花言葉は「賞賛」。食用ハーブとして使われているのもぴったりだと思って。

デンリュウとしてはあの言葉を口にできただけで十分だし満足なのですが、冥土の土産を相当奮発してもらいましたね。
ライコウは「美味」に対して彼なりに真摯に貪欲に向き合っているので、デンリュウへの言葉はすべて本心です。人肉じゃないのに完食したのも、最後の言葉も、ライコウなりの賞賛。

ちなみに今回はモンゴル式の屠殺・解体を参考にしています。「大地に一滴の血もこぼさない」という流儀のもと発達したやり方だそうです。
ライコウは命への感謝などなく「すべての肉は乃公に食われるためにある」のマインドなんですが、「美味い肉を余すところなく食べたい」という観点により、一周回って丁寧(?)な解体をしています。それはそれとして、気まぐれに人家を襲撃して美味しいとこだけ食い散らかしたりとかも全然やる。

ふたりの間にどんな感情があったのか、お互いどんな感情を抱いていたのか、私にもよくわかりません。
デンリュウの望みとライコウの答え。それがああいう形をしていた。ただそれだけ、なのかなあと。

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