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LV5-01 あとがき

2022/12/29 19:12
LV裏設定・小ネタ・メモ
初っ端から血生臭くてすみません!!でもめちゃくちゃ楽しかった~~!!5話は読みたいシーンがてんこ盛りなので形にするのがとても楽しいです。早く続き書きたい。
ゴーシュは動かしやすいので奴が出てくると筆が進みます。助かる。ゴース時代はシャドークロー覚えないのでどくづき使ってました。
というか3話然り5話然り、ルヒカが出てこないターンのLVは血生臭くなりがちですね。なんででしょう。

3年かけてやっと5話に到達したので、裏設定といつ表に出せるかわからないネタをここで披露しちゃいます。
お気付きの方もいらっしゃると思いますが、ゴーシュの故郷はシンオウです。森の洋館出身。今回の皆殺し事件をやらかしたのはだいたい7歳頃。
ちなみにLVサブキャラのニドは「幼い頃、怖い目に遭ったのがトラウマでおばけやゴーストタイプが苦手」という設定があるのですが、そのトラウマの元凶がゴーシュだったり。
ゴーシュはカントーに飛ばされるまでハクタイの森で気に入った人間やポケモンを殺し回ってたんですが、幼いニドはうっかりその現場を目撃しちゃったというわけです。当時15歳と5歳くらい。あまりに凄惨な光景だったので、防衛本能によりこの記憶はニドから失われてます。深夜の森・月明かりの下で血塗れになりながら恍惚としてる少年ゴーシュの絵、いつか描きたい。
当時、ハクタイ・ソノオ近辺では「森の洋館に住んでいる恐ろしい怪物が夜な夜なハクタイの森を通った人やポケモンを襲っては殺している」という噂が絶えなかった(実際幾つも死体が発見された)そうですが、ある日を境にぱったり現れなくなったんだとか。

上記の設定を前提としたニドとツグの会話メモ。時系列はルヒカとリグルパが出会ってすぐあたり。

「疑問。ニド、物怪・ゴーストポケモン、恐怖。何故?」
「幼い頃、恐ろしい目に遭ったんだ。それ以来怖いというか……苦手、が正確かな」
「納得。ゴーシュ、苦手、同様?」
「……そうだな。悪いひとではないと思うが……」

回想
「はじめまして、ゴーシュです。これからよろしくね」
「こちらこそ。俺はニドといいます」
笑みを交わしながら握手 不意にひく、とゴーシュが鼻を動かす
「君、なんとなく懐かしい匂いがするね」
どこか狂気を帯びた赤い眼差しを向けられ、ぶわりと肌が粟立ち恐怖が全身を駆け巡る ゴーシュは構わず続ける
「昔のことはあんまり覚えてないけど、君とおじさんは案外近所に住んでたのかもね」
「そう……ですね。俺の故郷には、大勢ゴースがいたので。その中に、あなたがいたのかもしれません」
止まらない震えを必死に抑えながら答えるニド ゴーシュは気付いていないのか気づいた上で知らんぷりしてるのか、にっこり微笑む
「ふふ、なんだか親近感湧いちゃった。仲良くしてくれると嬉しいな。それじゃ、またね」
「……ええ。俺でよければ……是非」
ゴーシュが去った途端、膝から崩れ落ちる 震えと冷や汗が止まらず呼吸が整わない

回送終了
「……あのひとは、何故だかひどく恐ろしい」
震える手を見つめながらボソリと呟くニド おしまい

お互いに覚えていないけど、体だけは刻まれた恐怖/故郷の匂いを覚えてるふたり。

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