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ホウオウ編あとがき

2021/12/31 22:02
神箱裏設定・小ネタ・メモ
Q.ホウオウはエンテイみたいに縛りはないんですか?
A.彼の真意と夢主の末路はさておき、今回のホウオウは「使命に則って夢主に手を差し伸べた」という立場。さらに「生命の改変」という権能も与えられているため、今回のようなこともできるし許されています。あとシンプルにエンテイより上位存在でなのでエンテイより「できること・していいこと」の範囲が広かったり。これは他の伝説ポケモンも同じで、拙宅では基本的に偉い奴ほど強くて勝手が許されています。つまりノーペナルティ。使命ではなく自らのエゴによって同じことをやったら縛りを課せられました。

このお話はジャンヌ・ダルクから着想を得ています。火あぶりにされながら必死に神様を呼ぶ女の子っていいよね!みたいな。夢主が享年19歳なのもそこからです。あと旧約・新約聖書において神への供物は焼き尽くして捧げるのでちょうどいいな~と。
ちなみに夢主の「19になったら必ず死ぬ」は「19になるまで何があっても死なない・死ねない」と同義でもあります。輪廻によっては普通なら死んでる怪我を負っても死にきれずに苦しみ続けたり、流行り病や自然災害で周囲が全員死んでも自分だけ死ねなかったり。タチ悪いですね。
はじめの方に出てくる子守歌は「結晶塔の帝王エンテイ」のエンディングテーマです。ジョウトやホウオウに関係のある作品・シリーズの歌からいくつか候補を選んだんですが、その中で一番メロディが子守歌としてしっくりきたので。

ホウオウが本人なりの善意でやっているのか、悪意や害意を持ってやっているのかは、読者様のご想像にお任せします。一応どうとも取れるように書いたつもりですが、いかがでしょうか……。上の説明で「いや悪意バリバリじゃん」と思われたかもしれませんが、そっちはあくまで仕様というか……ホウオウが決めたわけではないので……(スーパー言い訳タイム) 終盤の「間に合ってよかった」は「〝次〟に行くまでを見届けられそうで」という意味でした。ちなみに彼の簪&帯飾りをハスにしたのは仏教で極楽浄土に咲くとされているのと、花言葉が「神聖」「救済」だからです。花言葉大好き芸人。
喋り方はスイクンと同じ……というかコピー元。オリジナルはこっち。ただ「真似っこ」しているだけのスイクンと違って心はあります。でもどういうものかを知っているのはホウオウ自身とアルセウスだけ。このふたり以外で知ってる奴がいるとすればルギアかな。

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