リーマの話を書くはずが、思ったより長くなったうえに、前半は完全に剣パのわちゃわちゃでしたね……。あとこれカエルラがメインなのでは？？どうしてこうなった。でも書くの楽しかったです。

この話はBUMP OF CHICKENの「Acacia」を聞きながら書きました。何度聞いても涙が溢れる大好きな歌です。ラスト思いっきり影響受けてますね。「Acacia」はトレーナーと手持ちの歌だけど、手持ち同士にも当てはまるよなあと。
歌詞の「言えないこと聞かないままで　消えない傷の意味知らないままで　でも　目が合えば笑えるのさ　涙を挟んでも」ってところ大好きなんですが、今回は「消えない傷の意味」を知ってもらいました。知ってても知らなくてもいい、どっちだろうと目が合えば笑える。なら、知った上で笑い合えるお話にしてみたいな、と思いまして。

剣パメンツは全員実デっ子です。なので性格やボール、出会った場所、手持ち同士の仲の良さなどはゲームでの出来事を反映しています。多少、いやかなり脚色してますが笑笑　実際のリーマはヒメンカの時に出会いました。

リーマは奥さんの死をずっと引きずっていて、長い間悲しみや喪失感に囚われていたけど、仲間と過ごすうちに少しずつ気持ちの整理ができていって……って感じでしょうか。心が落ち着いてきた頃にカエルラからあの質問をされたので、そろそろいいかな、みたいな。
この日を境に、時々ふと、奥さんのことや彼女との思い出を話してくれるようになります。話す／聞いてもらうことで気持ちに一区切りついたのかなあ。

後半でカエルラの一人称と喋り方が変わったのは、「キザなスマート紳士」ムーブをやめたからですね。普段からわりとすぐ化けの皮剥がれてますけど、弱くて小さなメッソン時代からそっと涙を隠してくれたリーマには、素直に素を出せるのでした。インディゴにキレてぎゃーすかやってる時も素ではあるんですが笑　あれは出してるというより、引っ張り出されてるので笑

またネタが降ってきたら書きたいな～。