今回お話するのは、ルートヴィッヒの本名と誕生日の関わりについてです。

先月『イニティウム』主人公、ナナが誕生日を迎えた際に作成した日記でお話させていただいているのですが、自創作のキャラは基本的に記念日を基に設定しております。
ルートヴィッヒもナナ同様記念日で設定しているわけではなく。『ルートヴィッヒ・グリム』の誕生日から選びました。

知ってる方も多いと思いますが、『ルートヴィッヒ・グリム』はグリム童話で有名な兄弟の末弟であり、版画家、銅版画家です。グリム童話初版の挿し絵も担当しています。

ルートヴィッヒはリアム達と異なり、地球のドイツで産まれ、父リーヴの影響で童話が好きになります。その後、『ミリアッドカラーズ』の世界に来て以降。ルートヴィッヒと名前を変えます。絵を描くのも好きなルートヴィッヒは、大好きなグリム童話の挿し絵を担当した彼のことも好きであり、尊敬の意を込めてルートヴィッヒと名乗るようになりました。


そして、ルートヴィッヒの本名は『キャロル・アルマ』。命名は父リーヴです。
今でこそ機械にしか興味がないリーヴでしたが、昔は物語を愛しておりました。飛ばされた地球でもさまざまな童話に触れています。
その中で『ルイス・キャロル』の作品が気に入り、名を借りて息子に命名したのです。
『ルイス・キャロル』の作品は有名な不思議の国のアリスを含め、物語に教訓がないことで有名です。奇想天外な不思議の国に迷い込んだアリスは、見失いながらも自我がハッキリしている。そんな人間になって欲しいと思った結果、本当にそうなったという…(笑)