タロットゲーム

あとがき


 『タロットゲーム-少年よ、【愚者】となれ-』総数14話を走り終え、ただただ感嘆するばかりです。自創作で初めて完結したお話なので、拙い部分があったかと思いますが個人的には思い描いていた構想通りに書けたのではないかと思います。ここでは謝辞の前に、『タロットゲーム』が生まれた経緯などをお話していきますね。
 始まりは、「小説家になろう」や「カクヨム」に中編を投稿してみたいなという思いから始まりました。それが2022年11月。ちょうど、「pixiv」に『エンドレスオーラドリーム』を投稿した直後のことですね。このお話自体がかな〜り長くなる予定なので、何かひとつゆりもすとして紹介できる作品を作りたい!それらの気持ちが合わさり、様々な案の中から選んだのが“学園ファンタジー的な何か”という案でした。振り返ると学園ファンタジーとは言い難い…話ですがね(汗)そこからタロットの要素とデスゲーム設定が交わり、『タロットゲーム』の基盤が出来上がりました。『タロットゲーム』連載初日が2024年2月14日なので1年ちょっとほどの間、構想を練ってイラストをお願いしたりして。この間に実はエピローグの前半部分を書いてました。ほとんど修正はしておりません。連載中にいろんな案を追加したり消したりを繰り返しましたが、最後の結末「全員復活する」事は構想の段階で決めたままでした。初期は全員消滅エンドだったのですがね、頂いたイラストがあまりにも良くて情が湧いてしまい…。どうか楽しい学園生活を、と…!(とか言いながら第二部やるんですけど)
 『少年よ、【愚者】となれ』は全体的に【愚者】たる零のシンボル持ちとしての成長を描いておりますが、他に重大なシーンといえば、「【死神】の正体が月矢の元相棒だった」と「メインキャラである柊馬の退場」でしょうか。こちらも零の母親自●と同時に初期の段階でプロットに組み込みました。書いているこっちも辛かった〜…。これらのシーンは有難いことに反響も大きく、物語としても良きスパイスでした。月矢の絶望が、柊馬の退場が。零を成長させる要素になりました。ここまでして零を【愚者】として成長させたかったのは、タロットカードに込められた物語にある【愚者】がナンバー21の【世界】に至るまで様々な出来事を経て成長していき再び【愚者】となるお話に由来してます。サブタイトルである『少年よ、【愚者】となれ』は、何も知らない零が成長を重ねて本当の意味で【愚者】となる、という想いを込めました。【愚者】というのは決して悪い意味ではない。その事を、零を通じて表現出来たなら幸いです。とりあえずみんなお疲れ様。頑張ったね。ありがとう。
 それでは謝辞に移らせて頂きます。
 まずは立ち絵を始めとしたイラストを制作してくださったツシマ様。とても素敵な作品のおかげで、より世界観を深めることが出来ました。これからもぜひよろしくお願い致します。
 そしてこの作品を見守ってくださった皆様。本当にありがとうございました!数々の温かいコメントに、最後まで書き切る力を貰えました。皆様のおかげで、第二部という新しいステップに移れます!まだまだお話は続きますので、見守ってくださると嬉しいです。

 ここまで目を通していただき、ありがとうございました。
 それではまたお会いしましょう!

 ゆりもす(2026/03/27)
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