short story
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「浦原さんのそういうとこ嫌いです」
目の前の愛しの彼女は不満そうに口先を尖らせる。
コタツの中で身を竦ませながら、それはもう、とてもとても不機嫌そうに。
「ボクは好きっスけどねぇ」
イタズラに身体を捩れば、不意に触れた『ソレ』に名無しは身を固くする。
あまりの体温差に驚いたのか、それともそれすら不愉快なのか。
快適かつ楽しい浦原に対して、名無しの剣幕は鋭くなるばかりだ。
「や、ヤダって言ってるじゃないですか!」
「えぇ~減るもんじゃないですし、いいじゃないっスかぁ」
「減ります!ガッツリ減りますから!」
逃げ惑う彼女の柔らかい四肢。
難なく捕らえれば名無しは歯痒そうに眉間にシワを寄せる。
あぁ、可愛い顔が台無しだ。
「いやぁ。名無しサンの足は温かいからイイっスねぇ」
「コタツに!足を入れてるのに!人の足で暖を取るのはやめてください!」
コタツ・ウォーズ
「だってぇ。名無しサンの足、柔らかいし程よい体温だし丁度いいんっスも~ん」
「なぁにが『も~ん』ですか!私が末端冷え性になったらどうしてくれるんですか!?」
「…………その時はその時っス、なーんて。」
「カーーーーッ!出たぁ、無責任!
第一浦原さんの足、踵がカサカサしているからチクチクカサカサと…擽ったいんですよ!?」
「歳っスからこればかりはァ」
「もー!」
かかと用のヤスリを使えば改善できるんだろうけど、あえてしないのは名無しのこの反応が面白いからだったりする。
(なーんて言ったら更に不機嫌になるんっスかねぇ)
足でガッチリホールドし、名無しの足裏の体温を堪能しながら、
浦原は人の悪い笑みを浮かべつつ思い耽るのであった。
目の前の愛しの彼女は不満そうに口先を尖らせる。
コタツの中で身を竦ませながら、それはもう、とてもとても不機嫌そうに。
「ボクは好きっスけどねぇ」
イタズラに身体を捩れば、不意に触れた『ソレ』に名無しは身を固くする。
あまりの体温差に驚いたのか、それともそれすら不愉快なのか。
快適かつ楽しい浦原に対して、名無しの剣幕は鋭くなるばかりだ。
「や、ヤダって言ってるじゃないですか!」
「えぇ~減るもんじゃないですし、いいじゃないっスかぁ」
「減ります!ガッツリ減りますから!」
逃げ惑う彼女の柔らかい四肢。
難なく捕らえれば名無しは歯痒そうに眉間にシワを寄せる。
あぁ、可愛い顔が台無しだ。
「いやぁ。名無しサンの足は温かいからイイっスねぇ」
「コタツに!足を入れてるのに!人の足で暖を取るのはやめてください!」
コタツ・ウォーズ
「だってぇ。名無しサンの足、柔らかいし程よい体温だし丁度いいんっスも~ん」
「なぁにが『も~ん』ですか!私が末端冷え性になったらどうしてくれるんですか!?」
「…………その時はその時っス、なーんて。」
「カーーーーッ!出たぁ、無責任!
第一浦原さんの足、踵がカサカサしているからチクチクカサカサと…擽ったいんですよ!?」
「歳っスからこればかりはァ」
「もー!」
かかと用のヤスリを使えば改善できるんだろうけど、あえてしないのは名無しのこの反応が面白いからだったりする。
(なーんて言ったら更に不機嫌になるんっスかねぇ)
足でガッチリホールドし、名無しの足裏の体温を堪能しながら、
浦原は人の悪い笑みを浮かべつつ思い耽るのであった。