short story
名前変換
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穏やかな昼下がり、浦原の伝令神機が突然鳴り響く。
ディスプレイに映る名前を見れば、阿近からの通信だった。
急ぎの用事だったらいけないと思い、名無しが慌てて代わりに電話を取ろうとした。
が、それは呆気なく数コールで切れてしまった。急ぎの用事ではなかったのかもしれない。
着信中の画面から待受の画面に切り替わった時、彼女は思わず声を上げてしまった。
「な、なにこれ!?」
名無しの声が商店に響く。
「どしたんっスか?名無しサン。
あ、ダメっスよぉ、人の電話勝手に見ちゃ。そんなの見たって浮気なんかしてないっスから何も出ませんよぉ」
「違いますよ!阿近さんから着信あったから急ぎじゃいけないから代わりに出ようとしただけで…ってあぁ、そうじゃない!
なんですか、その画面!!」
名無しが握りしめる浦原の伝令神機の画面は、名無しの写真だった。
しかも殆ど隠し撮りの。
R-18指定の写真はないものの、無防備な寝顔から猫の夜一をもふもふしている写真。
はたまた洋菓子を作って生クリームを味見している時の写真まである。
こんなものいつ撮ったんだ。明らかにこのアングルだと撮っているのがバレるはずなのに。
という複数枚の写真が、オシャレにフレーム分割されてサムネイルのように一枚の画像になっている。
誰だ、こんなご丁寧に画像編集をしたヤツは。
「阿近さんに頼んだら作ってくれたんっスよぉ」
「阿近さんめ!今度会ったら斬魄刀でケツバットしてやるぅぅぅぅ」
ということは、こんな無防備な写真を阿近は見ているということだ。
恐らくマユリも見ているだろう。
穴があったら入りたい。
一体なんのプレイなんだ、これは。
「阿近さんから電話ってことは、次の画像も出来たんっスかね」
「はぁ!?まだあるんですか!?」
技術開発局、ちゃんと仕事しろよ!
今度尸魂界に行ったら京楽に査定に入ってもらおう。
「隠しカメラですか!?安心して着替えすら出来ないじゃないですか!」
「違いますよぉ、最近現世で流行りのドローンに似た装置を作って、それに光学迷彩をつけたって涅隊長が………あ。」
「よーし、尸魂界に行ってきますね!」
「ダメです、ボクがバラしたって怒られちゃうっス!!」
「隠し撮りしてる時点で私は怒ってるんですよ!」
盗撮が犯罪って知ってます?
後日、大層機嫌の悪い名無しが、十二番隊に定期報告しに行ったのはまた別の話。
ディスプレイに映る名前を見れば、阿近からの通信だった。
急ぎの用事だったらいけないと思い、名無しが慌てて代わりに電話を取ろうとした。
が、それは呆気なく数コールで切れてしまった。急ぎの用事ではなかったのかもしれない。
着信中の画面から待受の画面に切り替わった時、彼女は思わず声を上げてしまった。
「な、なにこれ!?」
名無しの声が商店に響く。
「どしたんっスか?名無しサン。
あ、ダメっスよぉ、人の電話勝手に見ちゃ。そんなの見たって浮気なんかしてないっスから何も出ませんよぉ」
「違いますよ!阿近さんから着信あったから急ぎじゃいけないから代わりに出ようとしただけで…ってあぁ、そうじゃない!
なんですか、その画面!!」
名無しが握りしめる浦原の伝令神機の画面は、名無しの写真だった。
しかも殆ど隠し撮りの。
R-18指定の写真はないものの、無防備な寝顔から猫の夜一をもふもふしている写真。
はたまた洋菓子を作って生クリームを味見している時の写真まである。
こんなものいつ撮ったんだ。明らかにこのアングルだと撮っているのがバレるはずなのに。
という複数枚の写真が、オシャレにフレーム分割されてサムネイルのように一枚の画像になっている。
誰だ、こんなご丁寧に画像編集をしたヤツは。
「阿近さんに頼んだら作ってくれたんっスよぉ」
「阿近さんめ!今度会ったら斬魄刀でケツバットしてやるぅぅぅぅ」
ということは、こんな無防備な写真を阿近は見ているということだ。
恐らくマユリも見ているだろう。
穴があったら入りたい。
一体なんのプレイなんだ、これは。
「阿近さんから電話ってことは、次の画像も出来たんっスかね」
「はぁ!?まだあるんですか!?」
技術開発局、ちゃんと仕事しろよ!
今度尸魂界に行ったら京楽に査定に入ってもらおう。
「隠しカメラですか!?安心して着替えすら出来ないじゃないですか!」
「違いますよぉ、最近現世で流行りのドローンに似た装置を作って、それに光学迷彩をつけたって涅隊長が………あ。」
「よーし、尸魂界に行ってきますね!」
「ダメです、ボクがバラしたって怒られちゃうっス!!」
「隠し撮りしてる時点で私は怒ってるんですよ!」
盗撮が犯罪って知ってます?
後日、大層機嫌の悪い名無しが、十二番隊に定期報告しに行ったのはまた別の話。