BLEACH
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
はじまりは『浦原さん、もう若くないんですから』と冗談半分で笑ったことだった。
別に怒るわけでもなく、時々彼も『こんな年寄りをこき使ってぇ』と言うくらいだ。なんとなしに笑っていたのだが。
『若いってのを証明するべきっスかねぇ?』
そう言って彼は底意地悪い笑顔を浮かべた。
事の発端は、これが全てだ。
「うら、はらしゃ……っも、むり、ぃ…っ」
「何言ってるんっスか、まだまだボクは元気っスよ?」
猟奇的な笑みを浮かべて、一糸纏わぬ姿で名無しを見下ろしてくる浦原。
柔らかく部屋を照らすのはナツメ球の橙色の灯りだけ。
それなのに彼の表情や仕草、舌舐めずりする口元すらよく見える。
無精髭が生えた顎から一筋、珠のような汗が流れて名無しの腹部に落ちた。
先程まで彼の一物を咥えていた下の口はドロドロに蕩かされている。
愛液と、前戯の時の浦原の唾液と、ゴムについている僅かなローションでシーツはしとどに濡れていた。
使用済みのゴムの口を器用に縛り、布団の上にまるでポイ捨てするかのように放り投げる。
まるで『もう用はない』と言わんばかりの仕草だ。吐き出された欲望は小さな水風船のようにたぷりと揺れた。
が、問題はそこじゃない。
目の前で片手と口で器用に新しいコンドームの封を開けようとしている目の前の男だ。
これでもう、何回目だろう。
つい最近買ったはずの『お買い得パック』と書かれた大量の理性の膜は、もう半分以上減っていた。
…こんな『若さ』の証明方法をされても、名無しの身が持たない。
やめてくれ・と上げていた抗議の声も、嬌声に変わり、情欲に呑まれ、気がつけば彼の全てで塞がれていたのだから、本当にタチが悪い。
名無し自身も、もちろん浦原も。
「こっちのお口はまだ物欲しそうにヒクヒクしてるんっスけどね?」
「あっ!んや、あっ、あう…っ」
膨れ上がったクリトリスを親指で転がしながら浦原が声を掛ければ、名無しはあられもない声を上げるしかなかった。
彼女の弱い所を熟知している浦原は、ゴムをつけながらの愛撫だってお手の物だ。
まるで『休むヒマなんて与えない』と言わんばかりの手つきに、反射的に腰が魚のようにビクリと跳ねた。
「ね、名無しサン。いいっスよね?」
焦らすように秘豆を愛でながら、蜜壷の入口に未だにそそり立つソレを押し当てる。
先端を包むようにパクパクと震える下の口はなんて正直なのだろう。
問うてはくるが、拒否権など勿論ない。
「まだ、足りないっスから」
圧倒的な質量の肉棒をゆっくり沈めながら、浦原が笑った。
20.足りない
――あぁ。今夜も、彼が満足するまで延々と啼かされるのだろう。
喘ぎ、揺さぶられ、散々愛でられながら、名無しはどこか他人事のようにぼんやり諦めた。
『明日は寝不足確定だ』と。
(それも悪くないと思ってしまう自分が、一番重症だ)
別に怒るわけでもなく、時々彼も『こんな年寄りをこき使ってぇ』と言うくらいだ。なんとなしに笑っていたのだが。
『若いってのを証明するべきっスかねぇ?』
そう言って彼は底意地悪い笑顔を浮かべた。
事の発端は、これが全てだ。
「うら、はらしゃ……っも、むり、ぃ…っ」
「何言ってるんっスか、まだまだボクは元気っスよ?」
猟奇的な笑みを浮かべて、一糸纏わぬ姿で名無しを見下ろしてくる浦原。
柔らかく部屋を照らすのはナツメ球の橙色の灯りだけ。
それなのに彼の表情や仕草、舌舐めずりする口元すらよく見える。
無精髭が生えた顎から一筋、珠のような汗が流れて名無しの腹部に落ちた。
先程まで彼の一物を咥えていた下の口はドロドロに蕩かされている。
愛液と、前戯の時の浦原の唾液と、ゴムについている僅かなローションでシーツはしとどに濡れていた。
使用済みのゴムの口を器用に縛り、布団の上にまるでポイ捨てするかのように放り投げる。
まるで『もう用はない』と言わんばかりの仕草だ。吐き出された欲望は小さな水風船のようにたぷりと揺れた。
が、問題はそこじゃない。
目の前で片手と口で器用に新しいコンドームの封を開けようとしている目の前の男だ。
これでもう、何回目だろう。
つい最近買ったはずの『お買い得パック』と書かれた大量の理性の膜は、もう半分以上減っていた。
…こんな『若さ』の証明方法をされても、名無しの身が持たない。
やめてくれ・と上げていた抗議の声も、嬌声に変わり、情欲に呑まれ、気がつけば彼の全てで塞がれていたのだから、本当にタチが悪い。
名無し自身も、もちろん浦原も。
「こっちのお口はまだ物欲しそうにヒクヒクしてるんっスけどね?」
「あっ!んや、あっ、あう…っ」
膨れ上がったクリトリスを親指で転がしながら浦原が声を掛ければ、名無しはあられもない声を上げるしかなかった。
彼女の弱い所を熟知している浦原は、ゴムをつけながらの愛撫だってお手の物だ。
まるで『休むヒマなんて与えない』と言わんばかりの手つきに、反射的に腰が魚のようにビクリと跳ねた。
「ね、名無しサン。いいっスよね?」
焦らすように秘豆を愛でながら、蜜壷の入口に未だにそそり立つソレを押し当てる。
先端を包むようにパクパクと震える下の口はなんて正直なのだろう。
問うてはくるが、拒否権など勿論ない。
「まだ、足りないっスから」
圧倒的な質量の肉棒をゆっくり沈めながら、浦原が笑った。
20.足りない
――あぁ。今夜も、彼が満足するまで延々と啼かされるのだろう。
喘ぎ、揺さぶられ、散々愛でられながら、名無しはどこか他人事のようにぼんやり諦めた。
『明日は寝不足確定だ』と。
(それも悪くないと思ってしまう自分が、一番重症だ)