short story
名前変換
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Tシャツワンピース、と言えばいいのだろうか。
アメリカサイズのそれは小柄な名無しにはSサイズでも大きかったようだ。
背丈のある欧米人が纏えばサラリと着こなした服になるのだろうが、残念ながら名無しが着たら部屋着そのものにしか見えない。
まぁ彼女も部屋着として着ているので、問題ないのだが。
問題があるとすれば、俺の目のやり場か。
スラリと伸びた白い脚は眼福であると同時に目に毒だ。ネヴァンが見たら『美味しそうね』と、さぞかし悦ぶだろう。
シャワーを浴びた後、ベッドに寝転がったまま本を読んでいる彼女。
ぱたぱたと揺れる脚も魅惑的だが、裾から中が見えてしまいそうなのが、なんというか。
無防備の一言に尽きる。
「名無し。」
名前を呼べば、くるりと丸くして見上げてくる双眸。
まだ生乾きの黒髪が妙に艶かしい。
「ダンテさん。どうかされました?」
「その格好、誘ってんのか?」
ベッドの側に座れば、僅かに軋むスプリング。
少し前に多めの報酬が入った時に買ったダブルベッドはすっかり馴染みの寝床になってしまった。
一応俺が使っていたシングルベッドは名無しの私室で使われている。
といっても、彼女がそちらで寝る機会はあまりないのだが。
「え。なんの話ですか」
「生足パタパタ揺らしてるからな。パンツ見えちまうぞ。」
そう注意すれば一瞬にして理解出来たのか、わっと赤くなる目の前の彼女。
いや、無防備に寛いでくれるのは大いに結構だ。もうここは彼女の家なのだから。
問題は俺のなけなしの理性が、一瞬にして砕かれることくらいか。
まぁ我慢する理由はない。問題ないと言えば、問題ない。
ガンオイルでカサついた指先で滑らかな太腿を撫で上げると、咄嗟に縮こまる生白い両脚。
それを割るように両手で掴めば、それはもうあられもない格好だ。
脚を閉じないように身体を滑り込ませるのも、もう随分と慣れてしまった。
「だ、ダンテさん!昨日もしたじゃないですか!」
「足りねぇんだから仕方ないだろ?」
Tシャツワンピースの裾を捲り上げれば、これまた可愛らしい下着が御開帳された。
なるほど。着衣エロというものが今までピンと来なかったが、今なら理解出来る。
確かに服を着たまま・というのもそそられる。
もしかしたら目の前で顔を真っ赤にしている名無し限定の話かもしれないが。
(ちょっとした背徳感だな)
狼まであと何秒?
結局、その夜も憐れな子羊は悪魔にやさしく、時に激しく全身貪られたとか。
title by確かに恋だった
アメリカサイズのそれは小柄な名無しにはSサイズでも大きかったようだ。
背丈のある欧米人が纏えばサラリと着こなした服になるのだろうが、残念ながら名無しが着たら部屋着そのものにしか見えない。
まぁ彼女も部屋着として着ているので、問題ないのだが。
問題があるとすれば、俺の目のやり場か。
スラリと伸びた白い脚は眼福であると同時に目に毒だ。ネヴァンが見たら『美味しそうね』と、さぞかし悦ぶだろう。
シャワーを浴びた後、ベッドに寝転がったまま本を読んでいる彼女。
ぱたぱたと揺れる脚も魅惑的だが、裾から中が見えてしまいそうなのが、なんというか。
無防備の一言に尽きる。
「名無し。」
名前を呼べば、くるりと丸くして見上げてくる双眸。
まだ生乾きの黒髪が妙に艶かしい。
「ダンテさん。どうかされました?」
「その格好、誘ってんのか?」
ベッドの側に座れば、僅かに軋むスプリング。
少し前に多めの報酬が入った時に買ったダブルベッドはすっかり馴染みの寝床になってしまった。
一応俺が使っていたシングルベッドは名無しの私室で使われている。
といっても、彼女がそちらで寝る機会はあまりないのだが。
「え。なんの話ですか」
「生足パタパタ揺らしてるからな。パンツ見えちまうぞ。」
そう注意すれば一瞬にして理解出来たのか、わっと赤くなる目の前の彼女。
いや、無防備に寛いでくれるのは大いに結構だ。もうここは彼女の家なのだから。
問題は俺のなけなしの理性が、一瞬にして砕かれることくらいか。
まぁ我慢する理由はない。問題ないと言えば、問題ない。
ガンオイルでカサついた指先で滑らかな太腿を撫で上げると、咄嗟に縮こまる生白い両脚。
それを割るように両手で掴めば、それはもうあられもない格好だ。
脚を閉じないように身体を滑り込ませるのも、もう随分と慣れてしまった。
「だ、ダンテさん!昨日もしたじゃないですか!」
「足りねぇんだから仕方ないだろ?」
Tシャツワンピースの裾を捲り上げれば、これまた可愛らしい下着が御開帳された。
なるほど。着衣エロというものが今までピンと来なかったが、今なら理解出来る。
確かに服を着たまま・というのもそそられる。
もしかしたら目の前で顔を真っ赤にしている名無し限定の話かもしれないが。
(ちょっとした背徳感だな)
狼まであと何秒?
結局、その夜も憐れな子羊は悪魔にやさしく、時に激しく全身貪られたとか。
title by確かに恋だった
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