ラディールの日記

忘れ得ぬ人たちの姿かたち。

2022/08/15 17:18
 この頃、必要に迫られて思い出した、あのロマサガに出てくる、ミルザ騎士団領の戦争の事件。人肉を用いて作るハムを愛するという。その傭兵揃いのバルスの軍隊が、国連のような機能を担い始めていたミルザに襲いかかり、とある騎士団長に全員切り倒されたという。そういうおとぎ話よりももっとシビアな話を、今の日本で思い出します。

 何か世界は結局メルヘンなんだと。あたしは思うようになりました。ここ20年ぐらい? で、結果として、凄く勧善懲悪なのだと、凄く思うようになりましたね。あ、ありがとうございます。ミルザの騎士団領。出てくるでしょ(してないけど最近のは)。あそこの、その後の話だったようにあたしは記憶しています。直接あたしが戦ったわけではないのですが。もう22億年前だとか聞いた気がするし。あなたもあたしもメルヘンの扉を、開けて悩んでいるだけなように思います。

 さっきまたぼんやり思い出してね。ああ、そうかあそういう意味だったのかあと。今の日本に照らして思いましたね。雨とはなかなか罪深いものです。そうかあ。そういう意味か。台風の季節です。豪雨の概念はこの世を去ったらしいけど、本当に雨が止まるのかいなと。その程度に対してどう思えるだろうと、今の自分を感じています。

 忘れ得ぬ人の姿かたち。和平この手に、自由この手に。これが正しい対戦に至る際の、上告なのだそうです。隼騎士の話を書いていって思うのは、人間の強度、その誠実さが一番世界における正しい力なんだ、ということです。陽光眩く、去り行く夏を思いながら、もう一度書いてみたいと思います。

 和平この手に、自由この手に。いざゆかん俺。ここからがさらなる悲しい時代の始まりですが、最後までメルヘンを信じて、完走してやってください。亡い人たちの為にも。

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