ラディールの日記

やるせなくも儚い。

2021/06/30 08:28
 それが今のこの日本と、この世界だなあと思ったりします。

 なんとか、最後のところへ、物語が行き着こうとしていたりします。傷が癒えるというのは、凄く珍しいことです。もちろん、果てしなく、悲しい事象がこの世には今、たくさんあったりします。

 けれども、一つ、落っことさずに済む範囲には、どうにか全体を守れたな、と、無念さはありますがあたしはそう感じています。

 いつもありがとうございます。いつもこう書かせて頂いていますが。素晴らしい世界へ、これからの時代へ、小さな範囲で、慎ましくも健気に生きる。これを目標に頑張っていこうなあ、とあたしは思います。

 異常気象の時節はここまでです。もう嵐はありません。けれども、この常夏の諸島において、太陽が陰ることなく登り続ける。その事実と引き換えにして、あたしたちは幸福な楽園へと辿り着くのだと知っています。

 いつもありがとうございます。自分の知っているモチーフが、運良く、人の役に立ったのが嬉しい、と。あたしも書かせて頂きます。

 セルリアンの騎士、というモチーフを、あんまり思い出したことがなかったあたしなんですが。あの残りの優しい5人の男の子のことは、ちゃんとふんだんに覚えていたあたしでした。またそうだと知っていました。

 なんであの時、あの悲しい戦闘があり。そうして彼らの宝物だったあの子を、永遠に失ってしまわなければならなかったのだろう。

 理不尽だと怒りに震えた騎士団長の、熱いこの後の激戦を、あたしは信じながら今日も挑もうと思っています。

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