3話

営業を終了し、静まり返った酒場にカチコチと時計の針が進む音だけが響いている。
イライは蝋燭の明かりを一つ立てて、じっと出入り口を見つめる。
「…………遅い」
テーブル上で組んだ手に額を押し付け、イライは唸る様な声で呟く。
「遅過ぎる……!」
壁にかけられた時計は、三時を過ぎている。ルカがこのシュテルンから出て行って、既に数時間が経っている。
イライは相棒のフクロウと視界共有が出来るので、無事に二人が襲撃犯から少女達を守り切った事は知っていた。
ただ、そこでイライにも限界が来た。予知による心労が回復し切っていない中、トレイシーへの加護と長時間の視界共有をしていた為に気力と魔力が尽きてしまったのだ。
まあ殺人事件は未然に防げたので、後はルカが戻るのを待つだけだから問題ない、そう思ってイライは気楽に構えていたのだ。
ところが、それから暫く経ってもルカが一向に戻って来ない。このままでは夜が明けてしまう。一体何をしているのだろう。
能力の使い過ぎでイライは疲れ切っていたが、とてもでないが寝てなどいられない。居ても立っても居られなくなり、誰もいない酒場へと出てきてしまったのだ。
そうしてここでルカを待ち始めて一時間。決して短気では無いと自認しているイライでも、流石に限度がある。
――こんなに遅くなるとはまさか、何かあったんじゃ……?自分も向かうべきか、いやしかし行き違いになってしまうかも。
どうすべきかとイライが悶々としていると、店の奥へと続く扉が開く音がした。イライが振り返ると、燭台を手にした酒場の女将と目が合った。
イルダは一瞬目を見開いたが、直ぐに穏やかな顔になるとイライのいるテーブルへと歩み寄る。
「こんな時間にどうかしたの?水差しが空になっていたかしら?なにか他に必要なものがあった?」
「いいえ、そう言うわけでは。起こしてしまった様で、すみません」
イライが頭を下げると、イルダは「気にしないで」と笑う。
「なんだか今日は眠りが浅くって、すぐに目が覚めてしまうのよ。普段は不眠とは無縁の筈なのだけどね」
「そうでしたか」
「それで、何か温かいものでも飲もうかと思ったら灯りが見えたものだから。良かったらあなたもホットミルクでもいかが?……幾分か荒れた気分も落ち着くと思うから」
「!」
イルダからの提案に、イライははっとする。自身では平静を装えているつもりでいたが、酒場の女将には苛立っていたのを見抜かれていた様だ。
感情を悟らせるなど、聖職者として未熟の極みとイライの上司なら言うことだろう。いついかなる時も、信徒を導く立場の者は些細な動揺も見せてはならないと口酸っぱく教え込まれている。
僕もまだまだだなあとイライは苦笑いしてしまう。一度、ここは女将の言う通りに気分を変えるべきだろう。厚意に甘えせてもらうのが正解か。
「そう言うことでしたら、是非……」
「!」
どんどんと扉を叩く音に、イライとイルダは驚いて視線を扉に向けた。まだ人々が目覚めるには早い時間だ。こんな時間に酒場に用がある人間がいる訳がない。その上この荒々しいノックと来たので何事かと面食らってしまうのも仕方がない。
イライはここではただの宿泊客でしかないので、どうするかは女将のイルダに任せるしかない。そう思っていると扉の向こうから「イライ!いるだろう!」と呼ぶ、聞き慣れた声が聞こえてくる。
「!ルカかい?」
「ここを開けてくれ!非常にまずい状況なんだ!」
「わ、分かった」
ルカが漸く戻って来たのだが、どうにも様子がおかしい。なんだかとても焦っている。ルカらしくない態度に首を傾げつつ、入り口の鍵を外し扉を開いた。そしてルカを見てぎょっと目を見開いた。目隠し越しでも、イライの驚いた反応は丸わかりだった。
青白い肌に赤い目、尖った牙に黒く伸びた鋭い爪、そして背に生えた灰色の蝙蝠の羽。すっかりと吸血鬼の姿に戻ったルカがそこにいた。イライが唖然としていたのは一瞬で、即座にルカのネクタイを掴んで室内に放り込むと扉を大急ぎで閉じた。これは人に見られたら、確かにまずい。
「な、何してるんだ!君は!翼まで出して!」
「待ってくれ、止むを得ない事情があるんだ!飛んで戻るしかなかったんだ!」
「事情って……あ!」
咄嗟の行動でイライは忘れていたが、酒場の中にもルカの現状を見られてはまずい人物がいる。イルダの存在を思い出し、イライが慌てて顔を上げると彼女は目を見開いた驚愕の表情で、口を覆ってルカを見つめている。
――まずい‼︎とてもまずいことになった!
吸血鬼姿のルカをどう説明したものかとイライが冷や汗をかいていると、イルダがルカに向かって両腕を伸ばし、走り寄った。
「トレイシー!」
「え」
イライは女将の反応で、ルカが人を抱えている事に漸く気付いた。吸血鬼の姿にばかり目が向いてしまい、白い塊があるという程度にしか認識していなかったのだ。掴んだネクタイとルカの全身が濡れていた事も気掛かりで、そちらにばかり気が取られていたせいもあった。
白い上着に包まれたトレイシーも、ルカと同じように全身が濡れており、ぐったりとしたまま動かない。イルダはそんなトレイシーの頬に触れる。
「ああ!ああ……!一体、何があったの!」
「森の湖に落ちてしまって……」
「そんな!」
「すぐにドーフリンを飲ませたから毒の心配はないかと」
大らかで何事にも動じない女将が顔を青くするのを見て、ルカが急いで付け加える。湖の毒性はこの街に住んでいる人間なら知っているだろうし、嫌という程に犠牲者の話も聞いているだろう。
ルカの言葉に、イルダはほっとした表情になる。ルカはトレイシーを抱え直しながら、言いにくそうに口を開く。
「毒は問題ないとしても、服が濡れたままではトレイシーが体調を崩してしまうだろう?けれど、その…………貴女が起きていて良かった。私達では彼女を着替えさせるには支障があるなと」
「…………………………彼女、とは?」
一日心労で寝ていたせいで、イライは頭の回転がすっかりと鈍ってしまっている。ルカの言葉の意味を理解する前に、イライはトレイシーの顔を覗き込んだ。
白い上着に包まれたトレイシーは、イライが知っている姿とは変わっていた。服装で本人と判別出来るし、面差しもトレイシー本人で間違いはない。しかしその姿は女性のもので、少年ではなかった。
かぱっとイライが口を開いて驚いているのを見て、イルダは頬に手を当てて首を捻った。
「あらまあ。トレイシーったらバレちゃったのね。でも貴方もなら、お互い様というところかしら」
「……貴女は驚いていないんだな」
本来ならパニックになっていてもおかしくないのに、イルダはルカの本性を見ても落ち着いた態度のままだった。全身が濡れているトレイシーを見た時とは真逆の反応だ。
イルダは訝しげにしているルカに無言で微笑みかけると、両手を打ちつけた。
「さあ、まずはトレイシーを着替えさせてあげなきゃ。体が冷えちゃってるわ。貴方も着替えが必要でしょうけども、その子を先に私の部屋まで運んでもらえるかしら?」
「それは構わないが……」
「その後で、どうしてこんな時間にうちの従業員が市外の森にいたのか、一体何をしていたのか。色々と説明をしてもらいますからね、二人とも」
「はい…………」
そう言ってにっこりと微笑む女将に、イライとルカは従うしか無かった。




「ああ!」
人に擬態し直した姿で濡れた髪を拭いていたルカは、それまで静かだったイライが上げた声に、訝しげな顔を向ける。
着替える為に自室に戻ったのだが、ついてきたイライは始終無言で何か考え込んでいたのだ。だからルカはそんな彼を放置して、シャワーを浴びて来たところだった。
「思い出した……!」
「突然なんだい。ぼーっとしてると思ったら急に叫んで」
「ずっと見覚えがあるような気がしてたんだ。雰囲気が全然違うから結びつかなくて……」
「だから、何の話をしているんだ、君は」
「トレイシーだよ。彼、じゃなかった。彼女に既視感を覚えてた話はしたよね。見たことがある筈だ。彼女は数年間、十月の皇后の代理をしてる子だ」
「十月の、皇后……?」
聞き慣れない言葉にルカが首を傾げる。皇后とはとても厳かな呼び名だが、トレイシーには到底縁のなさそうな響きだ。
彼女は身につけている衣服は高価だが、当の本人は言動も行動も思考も庶民的だとルカは感じている。とてもでないがそんな高貴な存在には見えない。
難しい顔をしているルカに、イライは十月の皇后について説明をし始める。
「オクトロという街には、邪神と亡霊を封じた女性の伝承があるんだ。彼女は封印の上に城を建てて、そこから街を統治した。邪神を封じた日付が十月の最後の日だった事から城は十月城、女性の事も敬意を込めて十月の皇后と呼ぶようになったんだ。彼女の没後、十月に盛大な祭りを催して、街の住民から十月の皇后を選ぶ習わしが出来たそうだよ。皇后は封印の強化と亡霊を鎮める役割を持ち、一年間は城でその任期に就くんだとか」
「……それはおかしいな」
シャツに袖を通していたルカが、イライの説明に口を挟んだ。
十月の皇后はオクトロの住民から選ばれるという話だが、ルカがデミとマルガレータから聞いた情報では、トレイシーの出身はオクトロでは無く、エジルという北にある町だった筈だ。
ルカがそう言うと、イライは腕を組み「それ、そこなんだよ」と顔を顰めた。
「実は十月の皇后は二十年もの間、誰も選ばれなかったんだ。住民に条件を満たす女性が居なかったらしい。それが数年前に突然、時期外れの皇后就任の知らせが聖都のラビエラに届いてね。けれど、新しい皇后について詳細を求めても『未成年なので外部には情報を出せない』とか『あくまで皇后代理なので個人の意向を重視する』って返答で突っぱねられてしまって。容姿と未成年であるという事以外は今の今まで、なにも分かっていなかったんだ」
「そんなやりとりをすると言うことは、オクトロの祭事の管理は教会が関わっているのか?」
「うん。実は邪神の封印にはグラール教の神官も関わっているんだ。皇后に就ける女性がいないのは教会にとっても由々しき事態だから、封印の管理の為に不死……いや、代わりの人員を派遣したんだ。その人が主席顧問として祭事を取り仕切っている」
「だったら、その教会側の人間が情報を出し渋ったという事か。しかも個人の意向、という事はトレイシー自身が情報を出すことを拒否したと言う事になるが……」
ルカはシャツのボタンを止めながらベッドに腰掛けた。トレイシーの秘密主義はルカやイライを警戒していたからではなく、元来のものだった様だ。
ふと、あることに気付き、ルカはイライに視線を向ける。
「聞きたいんだが、その十月の皇后の選定は誰がするんだ?」
「選ぶのは人ではないんだ。初代の皇后が儀式の際に被っていた王冠があるんだけど、それが新しい皇后を選ぶらしい。王冠が誰も選ばなくなった事で祭りは形骸化し、一時期封印が危うい状態になっていたそうだよ。主席顧問が古い資料を元に儀式の意義を取り戻したお陰でなんとかなったって聞いてる」
「そうか……しかしその話の通りなら、全くトレイシーと結びつく要素がないな」
「オクトロって観光名所なんだけど、祭り期間の十月の間しか観光客を受け入れてなくて、それ以外は余所者を歓迎しないんだよ。そんなオクトロの王冠が遠いエジルの町の少女を選ぶ理由も方法もわからないし」
「それでいくと、王冠が選んだとはいえ余所者のトレイシーをよくオクトロの住民は受け入れたな」
ルカの疑問にイライは言い淀む様に口を閉じ、なにやらむず痒い表情になる。おかしな反応をしているイライを、ルカは不思議そうに見やった。
「どうかしたのかい?」
「いや……僕の聞いた話をどこからどこまで話すべきかなーと自問自答してて」
「何故、悩むんだ。分かってることがあるなら全て話してくれないと」
「物語として語る分にはいいんだけど、当人を知ってしまった今、口に出して話すのが酷く気恥ずかしいというか。多分当人としても触れられたくない話なんじゃないかと」
「そんな事、どうして君が分かるんだ?」
イライだけがトレイシーの事を知っているというのがルカには少しばかり面白くない。刺々しい声で問うルカに、イライは宥めるように両手を顔の前で振った。
「分かった分かった。話すよ。ちょっと長くなるんだけども――」

――イライ曰く。
二十年振りの十月の皇后が選定された時、オクトロの街はそれは大きな騒ぎになったのだそうだ。久しぶりの皇后が現れた事だけでも騒ぎになるには充分だったが、その状況の異常さが騒ぎに拍車を掛けた。
選定の瞬間を目撃した住民が語るには、聖泉に忽然と神々しい少女が現れたのだという。そして光を放つ王冠が彼女を選んだのだと。
余所者を受け入れないとは言え、街には市外の業者も行商人も行き交う。だからその情報は街の外にも知れ渡った。閉鎖的な街からのニュースとくれば、その情報に人々が飛びつくのは当たり前の事だった。
神秘的な少女の事を知る者は誰もおらず、その正体は天使、水の乙女、初代皇后の化身、泉の精霊なのではないかと様々な憶測が流れた。彼女が現れてすぐ、十月城が閉鎖されてしまった事も噂に尾鰭をつける要因となった。
その後、十月城から正式な発表が出された。歴代の皇后の中でも若く、少女がまだ未成年である事から正式な十月の皇后ではなく代理とする事。次の皇后が現れるまで彼女がその役目を務める事。そしてその後見は主席顧問が務める事。
新たな十月の皇后が人々の前に姿を現したのはそれから半年の後、十月の祭りを迎えた日の事だった。
白いドレスを纏った皇后はまだ幼さの残る少女で、緊張した表情、不安そうな仕草やぎこちないステップのダンスが、祭りの参加者達の目には非常に可憐に写った。「皇后というより、姫という方が合っている」と言う声もあった。
祭りが終わった後も、「十月姫」の人気は高く、彼女の姿を模した商品が次々と造られた。彼女が現れた最初の状況も、一年に一度しか人前に現れない希少性もその人気を煽る要因となった。

手を挙げて、ルカはイライに問いかける。
「なあ、イライ」
「なんだい」
「一応黙って聞いていたんだが、とても気になる箇所が複数あったんだが」
「だから先に言ったじゃないか。僕自身、この話は事実から大分乖離してるんだろうなって思ってるよ」
むっとした顔でそう言うイライに、ルカは同意を示すしかない。
トレイシーは確かに謎の多い存在ではある。けれども「神々しい」という言葉には遠く及ばない。ルカの目の前の、この白い神官の方が余程当てはまる言葉だ。
天使や精霊なんて表現も相応しいとは思えない。トレイシーが可愛くないとまでは言わないが、そんな幻想的な例えより、ヒャンヒャン鳴く子犬や小鳥の方が余程合いそうだ。
イライはテーブルに肘をついて、溜息をついた。
「十月の皇后の姿は映像で見て知ってたさ。だけど言い訳させてもらえるなら、妖精やビスクドールに例えられたお城の姫君と酒場の従業員の少年は繋がらないよ……失礼な発言に聞こえるだろうけども今のトレイシー、本当に映像の姿とは雰囲気が別人なんだよ……」
「そんな事を言われたら、私までその十月姫が気になってしまうじゃないか」
むくむくと湧き上がる好奇心を抑えるように、ルカはネクタイを締め上げた。
トレイシーの姿がどんなものなのかも気になるが、この普段は感情を読ませない司祭見習いが「別人にしか見えない」と困惑している状況がとても興味深い。イライをここまで悩ませた、トレイシーの変化っぷりを是非とも拝見したいところだ。
どうにかその映像資料を見る方法はないだろうかとルカがベストを着ながら考えていると、イライが「実は」と告げる。
「その、十月姫のタペストリーが調査部屋に飾られてたんだよ」
「ん?そうだったかな?」
ルカは調査部屋の様子を思い出そうとしてみるが、そのタペストリーがどこにあったのかが全く分からなかった。
しかし、あの時にトレイシーが調査部屋で居心地悪げにしていたことを思い出す。あれは自分が描かれたタペストリーに気付いていたからだったのかと納得する。
ジャケットを羽織りながら、ルカは小さく笑う。
「それで、あの子はあんなに部屋から出たがってたのか。こんなところにまで自分の姿を模した品があるとは思ってなかったんだろう。観光名所の土産と言われれば、おかしくはないが」
「あの反応から察するに、トレイシーは自分が十月の皇后だった事を隠したがってるんじゃないかなって」
「それは、そのようだな」
「でもね、おかしな話なんだ。十月の皇后は教会でも認知している神職と言っていい。トレイシーが受けている容疑なんて一瞬で晴らせる、強力な身元証明なんだ。何故、今の状況でも隠し通そうとしているのかが分からない」
「成程。しかし、どうしてあの子は知れば知るほど謎が増えていくんだ……」
天上を仰ぎ、ルカは唸る。
図書館で出会った賢い少年。それがトレイシーの第一印象だ。そこから一つ一つ増えていく情報。しかしそれらはトレイシーの正体を知る手掛かりになるどころか、背景に広がる霧の範囲を広げていくばかりだ。
「事情は分からないが、何かしら理由がある筈だから彼女から話してくれるまで、十月の皇后の件は黙っておいた方がいいと思うんだ」
「そうだな。トレイシーに呪いと幻術をかけた相手も只者では無さそうだし、そんな相手に恨まれる事だけは避けたい」
イライとルカの意見は「この件にはこちら側からは触れない」という方向で一致する。事件の解決が第一なのだから、事件に関係がない事に首を突っ込む必要はない。
トレイシーの事が気にならないと言えば嘘にはなるが、目的を見失うほどルカも愚かではない。自分の興味の対象については、後々調べれば済む事だ。
ルカが髪をまとめ上げていると、ノックの音が響いた。「はい」とイライが返事をすれば、イルダの声が返ってくる。
「あら、イライさんもこっちにいたのね。お茶を用意したからルカさんの着替えが終わったら二人とも降りて来てね。お話をしましょう」
「ああ、分かったよ」
扉の前から人の気配が遠ざかるのを感じながら、ルカは深い溜息をついた。いよいよ女将イルダの尋問の時間が来てしまったようだ。覚悟を決めなくてはならない。トレイシーに協力を頼もうと提案したのも実行したのもルカなのだ。
億劫そうに新しい手袋を取り出したルカに、イライは苦笑を浮かべて椅子から立ち上がった。ルカの肩を叩いて扉に向かう。
「そう暗い顔をしないでくれ。責められる対象は君だけではないよ。僕も一緒に責任を負うさ」
「はあ……道連れがいるのは心強いよ」
手袋を嵌めながら、ルカも扉へと向かうのだった。
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