禅院と桜蘭
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「桜蘭家相伝、【必殺呪法】って言ってね。言葉通りさ。自分の呪力に触れたものを『必ず殺す』。呪霊、人間、例外はない。実力差があったって関係ない。致命傷なんてのもない。呪力が掠りさえすれば、絶対に殺せる。
そんな物凄い術式だからね、その分の反動が凄い。1回使っただけで呪力がスッカラカン、暫く誘夜は呪霊すら見えない。そんでもって呪力が完全に回復するまで数日、調子が悪いと1週間以上くらいかかる。
まあ簡単に言うと、『ロマン砲』だね。男の子は大好きでしょこういうの」
駅のホームを映すモニター。
大量に存在した呪霊が、月詠が術式を発動し、その刃を振るった瞬間に霧散した。
あれだけ大量にいた呪霊が一瞬にして。
釘崎も虎杖も、その光景があまりにも派手で。目を見開いてモニターに食い入った。
「普段は3級レベル、術式使った後は4級より弱い、でも術式は超特級。それが月詠誘夜という女さ」
「禅院家の天才と、桜蘭家の逸材。そんな2人が高専に入ってくれたんだ、僕ってホント恵まれてるよねえ」