いいこと(凪×夢主)
その日も凪と夢主は自主練をし、朝練の時間になったので2人はグラウンドへ向かった。
「んじゃ、練習いこっか」
「はい。今日"いいこと" が起きますよ!」
笑顔で話す夢主に凪は「そうなんだ…」と小さく呟いた。
「―そのボールもらうよ」
「!? な、凪―」
ボールを奪われた選手が言っている間に凪はロングシュートを決めた。
「早く次やろー」
言いながらパスされたボールを凪は蹴り始めた。
「よっと」
「それちょーだい」
「これ、俺のボールだから」
次々と凪は相手からボールを奪いゴールを決めていく。
「……す、凄い」
スコアボードを見て夢主は呟いた。
凪以外自他チームの選手は得点を入れることが出来ず、彼の独壇場となっていた。
「ちょっと夢主、凪選手絶好調じゃん。どうしたの?」
隣に座っている別のマネージャーが声をかけてきた。
「えっ、えーっと、自主練の成果だと思う……多分」
(……自主練の成果もあるけど、凪さん今日は嬉しそう……?)
凪を見つめていると彼はまたゴールを決めた。
―朝練終了後。
夢主はフリースペースにあるパソコンを使って報告書を入力していた。
「うーん……」
(今日の朝練で今まで一番得点が入った理由……朝練の成果……じゃあその朝練の何が得点の多さに繋がったのか……うーん……うーん……)
「―夢主まだぁ?」
夢主の背後から凪が抱きついてきた。
「わっ!? な、凪さん!?」
「今日は練習試合もあるし、報告書はその時に書けばいいじゃん」
凪は入力していた報告書を一時保存し、パソコンを閉じた。
「あー! な、凪さん! ダメです! 報告書は逐一送らなきゃいけない決まりなんです!」
「えー。めんどくさー……じゃあ練習試合終わっても夢主すぐ来れないじゃん」
「えっ? どういうことですか?」
「ん? だって夢主、俺に "いいこと"してくれるんでしょ?」
「…………はい?」
「朝練始まる前に夢主言ったじゃん。"いいこと"が起きるってさ。だから俺嬉しくて得点いっぱい入れちゃった」
「そ、それは……」
(朝練の成果が出ると思って言ったんだけど……)
「俺、夢主を抱き枕にしたいなー。あ、その前に膝枕もやってもらっていい? あとは何だろ……うーん。やってもらいたいことが浮かばないなー。玲王達にも聞いてみよー。じゃあ夢主、練習試合終わったら爆速で報告書書いてオレの部屋に来てよ。 ……待ってるから」
耳元で凪が囁いた。
「……!!」
突然の行為に夢主の顔が一気に赤くなった。
「……お腹空いたー。ご飯食べてくる」
凪が夢主から離れる。離れた際に彼は彼女の頭を撫でた。
「ありがと、夢主」
去り際に凪が言った。
「…………や、やらなくちゃ!」
夢主は急いで報告書を書き上げると、各選手が喜ぶことを聞きくために奔走した(終)
「んじゃ、練習いこっか」
「はい。今日"いいこと" が起きますよ!」
笑顔で話す夢主に凪は「そうなんだ…」と小さく呟いた。
「―そのボールもらうよ」
「!? な、凪―」
ボールを奪われた選手が言っている間に凪はロングシュートを決めた。
「早く次やろー」
言いながらパスされたボールを凪は蹴り始めた。
「よっと」
「それちょーだい」
「これ、俺のボールだから」
次々と凪は相手からボールを奪いゴールを決めていく。
「……す、凄い」
スコアボードを見て夢主は呟いた。
凪以外自他チームの選手は得点を入れることが出来ず、彼の独壇場となっていた。
「ちょっと夢主、凪選手絶好調じゃん。どうしたの?」
隣に座っている別のマネージャーが声をかけてきた。
「えっ、えーっと、自主練の成果だと思う……多分」
(……自主練の成果もあるけど、凪さん今日は嬉しそう……?)
凪を見つめていると彼はまたゴールを決めた。
―朝練終了後。
夢主はフリースペースにあるパソコンを使って報告書を入力していた。
「うーん……」
(今日の朝練で今まで一番得点が入った理由……朝練の成果……じゃあその朝練の何が得点の多さに繋がったのか……うーん……うーん……)
「―夢主まだぁ?」
夢主の背後から凪が抱きついてきた。
「わっ!? な、凪さん!?」
「今日は練習試合もあるし、報告書はその時に書けばいいじゃん」
凪は入力していた報告書を一時保存し、パソコンを閉じた。
「あー! な、凪さん! ダメです! 報告書は逐一送らなきゃいけない決まりなんです!」
「えー。めんどくさー……じゃあ練習試合終わっても夢主すぐ来れないじゃん」
「えっ? どういうことですか?」
「ん? だって夢主、俺に "いいこと"してくれるんでしょ?」
「…………はい?」
「朝練始まる前に夢主言ったじゃん。"いいこと"が起きるってさ。だから俺嬉しくて得点いっぱい入れちゃった」
「そ、それは……」
(朝練の成果が出ると思って言ったんだけど……)
「俺、夢主を抱き枕にしたいなー。あ、その前に膝枕もやってもらっていい? あとは何だろ……うーん。やってもらいたいことが浮かばないなー。玲王達にも聞いてみよー。じゃあ夢主、練習試合終わったら爆速で報告書書いてオレの部屋に来てよ。 ……待ってるから」
耳元で凪が囁いた。
「……!!」
突然の行為に夢主の顔が一気に赤くなった。
「……お腹空いたー。ご飯食べてくる」
凪が夢主から離れる。離れた際に彼は彼女の頭を撫でた。
「ありがと、夢主」
去り際に凪が言った。
「…………や、やらなくちゃ!」
夢主は急いで報告書を書き上げると、各選手が喜ぶことを聞きくために奔走した(終)
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