我爱你
日記がネタ帳と化してる(下ネタ注意)
2024/06/12 08:59【無下限呪術持ち夢主×五条さん】
「大丈夫、ダイジョブ。僕、勃たないから。安心して共寝出来るよ」
「別室に寝るに決まってるでしょ!そのお粗末な伝家の宝刀を呪力強化でもして一人でやってろ」
「僕の下半身、呪具にでもする気?」
「この世で一番、私が嫌いなのは五条悟。二番目は私と禪院家の婚約話を潰したアンタよ。三番目はクソ兄貴に昇級をチラつかせて、私との婚姻届を偽造させたアンタなの!」
「わぉ、TOP3僕独占じゃん。そんなに君の心を独占出来てるとか、ラブラブな夫婦な証……」
「いい加減にしろ!」
背後にピッタリと付いてくる悟を自分の無下限でブロックしつつ、寝室の襖をピシャリと閉めた。
腹わたが煮えくり返る。
私と五条悟は遠い親戚。
五条家の分家の中でも発言権は下の下の我が家。私がこの世に生まれた瞬間、久しぶりの無下限呪術使いとして諸手をあげて大歓迎された。
だが、その後、本家での六眼を併せ持つ五条悟の爆誕によって、私の誕生の栄光は一瞬で霞んでしまった。誕生日は数ヶ月しか違わないのに、なぜ六眼は私を選んでくれなかったのか。
同じ無下限呪術の使い手として、何かにつけては比較される日々。
高専時代には、イイ感じになっていた七海くんとの恋路も徹底的に邪魔された。
禪院家との婚約が持ち上がった際、私が何人もの男性と一夜を共にしたことがあると、何者かから大嘘を先方に流され、曰く付きの女は不要と丁重にお断りされた。
「もう誰とも結婚しない」とヤケクソで親戚中に宣言した直後、私が身に覚えのない結婚をしていることが明らかになる。
うだつの上がらないクソ兄貴を問い詰めると五条悟が暗躍していることを知り、文書偽造で訴えると五条家の本家に乗り込んだ。
……が。
「君のパパの会社に金的援助、あとはお義兄さんに1級術師への推薦を約束しちゃったからねぇ。……要するに、オマエは売られたワケ。自分の家族に確かめてみる?あ、ちなみに御三家が法律捻じ曲げるのなんて朝飯前だから」
サングラス姿でニィッと笑った五条悟に、私はビンタ一発さえお見舞い出来ない。
五条悟は性格以外はパーフェクトだったので、引く手あまただったらしい。
しかし、お見合いは全部跳ね除け、嫁に立候補してきた他家の幾人もの美人に夜這いされても彼は勃たなかったとか。
そして、私に白羽の矢が立つ。五条悟からのご指名。
「あの子とだったら、結婚してもいいよ」
だが、本家から直々の嫁候補のご指名を秒で蹴った。物心がついた頃から嫌いだった奴と結婚などと、ギャグ漫画でも笑えない展開だ。
「僕は離婚してもいいけどさ、古い価値観で生きてるジジババ共はどう思うだろうね。戸籍に✕がついたヤツ、『次』があるかな?」
五条悟の言葉に、振り上げた拳を下ろすこともできない。
なぜ、私なの。
その言葉さえ飲み込んだ。
悔しくて悔しくて、泣きながら実家へ逃げ帰ったのを覚えている。私を裏切った家族を半殺しにし、我を忘れて周辺一帯を破壊し、大暴れした。
そこまで思い出し、またフツフツと怒りが湧いてくる。
END.
前に話したS夢主×М五条をこの二人で書こうかなと思いながらネタを煮詰めてる
「大丈夫、ダイジョブ。僕、勃たないから。安心して共寝出来るよ」
「別室に寝るに決まってるでしょ!そのお粗末な伝家の宝刀を呪力強化でもして一人でやってろ」
「僕の下半身、呪具にでもする気?」
「この世で一番、私が嫌いなのは五条悟。二番目は私と禪院家の婚約話を潰したアンタよ。三番目はクソ兄貴に昇級をチラつかせて、私との婚姻届を偽造させたアンタなの!」
「わぉ、TOP3僕独占じゃん。そんなに君の心を独占出来てるとか、ラブラブな夫婦な証……」
「いい加減にしろ!」
背後にピッタリと付いてくる悟を自分の無下限でブロックしつつ、寝室の襖をピシャリと閉めた。
腹わたが煮えくり返る。
私と五条悟は遠い親戚。
五条家の分家の中でも発言権は下の下の我が家。私がこの世に生まれた瞬間、久しぶりの無下限呪術使いとして諸手をあげて大歓迎された。
だが、その後、本家での六眼を併せ持つ五条悟の爆誕によって、私の誕生の栄光は一瞬で霞んでしまった。誕生日は数ヶ月しか違わないのに、なぜ六眼は私を選んでくれなかったのか。
同じ無下限呪術の使い手として、何かにつけては比較される日々。
高専時代には、イイ感じになっていた七海くんとの恋路も徹底的に邪魔された。
禪院家との婚約が持ち上がった際、私が何人もの男性と一夜を共にしたことがあると、何者かから大嘘を先方に流され、曰く付きの女は不要と丁重にお断りされた。
「もう誰とも結婚しない」とヤケクソで親戚中に宣言した直後、私が身に覚えのない結婚をしていることが明らかになる。
うだつの上がらないクソ兄貴を問い詰めると五条悟が暗躍していることを知り、文書偽造で訴えると五条家の本家に乗り込んだ。
……が。
「君のパパの会社に金的援助、あとはお義兄さんに1級術師への推薦を約束しちゃったからねぇ。……要するに、オマエは売られたワケ。自分の家族に確かめてみる?あ、ちなみに御三家が法律捻じ曲げるのなんて朝飯前だから」
サングラス姿でニィッと笑った五条悟に、私はビンタ一発さえお見舞い出来ない。
五条悟は性格以外はパーフェクトだったので、引く手あまただったらしい。
しかし、お見合いは全部跳ね除け、嫁に立候補してきた他家の幾人もの美人に夜這いされても彼は勃たなかったとか。
そして、私に白羽の矢が立つ。五条悟からのご指名。
「あの子とだったら、結婚してもいいよ」
だが、本家から直々の嫁候補のご指名を秒で蹴った。物心がついた頃から嫌いだった奴と結婚などと、ギャグ漫画でも笑えない展開だ。
「僕は離婚してもいいけどさ、古い価値観で生きてるジジババ共はどう思うだろうね。戸籍に✕がついたヤツ、『次』があるかな?」
五条悟の言葉に、振り上げた拳を下ろすこともできない。
なぜ、私なの。
その言葉さえ飲み込んだ。
悔しくて悔しくて、泣きながら実家へ逃げ帰ったのを覚えている。私を裏切った家族を半殺しにし、我を忘れて周辺一帯を破壊し、大暴れした。
そこまで思い出し、またフツフツと怒りが湧いてくる。
END.
前に話したS夢主×М五条をこの二人で書こうかなと思いながらネタを煮詰めてる