夢短編集SS
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「なあナマエちゃんよォ……」
ぐっと銀時が距離を詰めてくる。
肩に腕を回されて、耳元で囁かれる低い声。
「俺と一緒にワルイコトしようぜ♡」
「……え?」
にやり、と悪い笑み。
そのまま手を引かれて万事屋の台所へ。
どん、と机に置かれたのはスーパーの袋。
「へへ……買ってきたぜ」
出てきたのは市販のどら焼きのパック。
銀時が取り出したのは
・バター
・ホイップクリーム
・あんこ(追いあんこ)
・アイス
・メープルシロップ
「好きなだけ挟め」
「……は?」
「これが今日のワルイコトだ」
どら焼きをぱかっと開き、バターをドン。
ホイップをもりもり。
「糖尿一直線カスタムどら焼き」
「ただの背徳スイーツじゃない」
「いいから見てろ」
さらにアイスどん。
メープルだばぁ。
「完成。名付けて『地獄の銀時スペシャルどら焼き』」
「ワルイコトってそっち!?」
「カロリー的に犯罪だろコレ」
「それは否定できない」
「ほら、お前も作れ」
「じゃあ私は……」
・ホイップ山盛り
・追いあんこ
・いちごジャム
・チョコソース
「完成」
「うわ甘党の暴走」
二人でずっしりと重くなったどら焼きを持ち上げて食べる。
「……うめぇ」
「……おいしい」
「な?」
「これは……ワルイコトだ」
「だろォ?」
机の上にはクリームまみれのどら焼きと、幸せそうに頬張る二人。
「次はどら焼きバーガーいくか」
「それは完全に犯罪」
「共犯な?」
「もう共犯」
