夢短編集SS
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
朝のかぶき町。
ゴミ袋を抱えながら歩く銀時。
「なんで俺がゴミ出し担当なんだよ……」
ぶつぶつ文句を言いながらゴミ捨て場へ。
袋を置こうとした瞬間、黒い影が降りる。
二羽のカラスが、ゴミ袋の前に立ちはだかった。
「カァ」「カァ」
「……どけ」
「カァ」
「どけっつってんだろ」
二羽とも動かない。むしろ一歩前に出る。
「いい加減にしろよクソカラスども」
ゴミ捨て場の横には、カラス避けとして吊るされたCD。朝日を反射してギラギラ光るそれを、銀時は指差す。
「見えねェのか? 人間様の叡智を」
CDを揺らすが完全に無視。むしろ首をかしげる。
カラスが銀時のゴミ袋を見る。
「カァ」(訳:うわ、中身しょうもな)
「おい」
「カァ」(訳:ろくな食いもん入ってねーや)
「おい」
二羽同時に哀れみの目を向ける。
「同情してんじゃねーよ!! クソカラスども、人間様をなめんなよ!!」
「カァ」(訳:怒ってる怒ってる)
「カァ」(訳:ダッサ)
「くそォォォ!!」
「銀さん、何やってるんですか」
「カラスと戦争だ」
「やめてください」
カラスがまたゴミ袋を見る。
「カァ」(訳:やっぱショボい)
「うるせぇ!!」
銀時は袋を掲げる。
「ほら見ろ!! ちゃんと食いもん入ってるだろ!!」
【中身】
・紙くず
・菓子袋
・酢昆布の空き箱
「カァ」(訳:やっぱショボい)
「だから同情すんなァァァ!!」
