限界社畜の夢主が高杉に飼われる話
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三食昼寝付き不労所得の生活がしたいと流れ星にお願いしたら、通りすがりのテロリストが願いを叶えてくれるそうです。
明かりがまばらになったオフィス街を、私はとぼとぼと歩く。
就職用に買った地味な鞄は、私の疲弊を表すかのようにクタクタだ。ずっしりと重たいそれを肩に担ぎ直す。
心身ともにすり減っていた。毎日サービス残業、深夜帰宅は当たり前、休日に鳴る見慣れた着信────安らぎはいつの間にか風化している。
こんな環境から早く抜け出さないと。頭ではわかっている。しかし無職で放り出されたところで生きていく術がない。そもそも今いる会社ですら、何社も落ちてようやく受かった職場なのだ。この会社に義理や人情を持ち合わせてはいないが、収入がなくなることだけは心許ないため二の足を踏んでいた。
給料は大学生が夏休みのバイト代に毛が生えた程度で、貯金も心もとない。
要するに詰んでいるのだ。経済的にも社会的にも。
ふと空を見上げる。
昼間は宇宙船が飛び交う空も、夜になれば鳴りを潜める。ネオンの光にも負けない星が瞬いている。数十年に一度しか来ない、なんちゃら流星群とやらが飛来するらしい。BGMのように流している朝のニュースで、そんなことをアナウンサーの人が興奮気味に言っていた気がする。
一際強く、星がきらりと光りながら流れる。
あ。流れ星だ。三回お願い事したら願いが叶うんだっけ。幸い、今夜は流星群が通りすがる日。児戯のように狂うことを今宵くらいは許してもらえるだろう。
すぅ、と大きく息を吸い込む。
「三食昼寝付き不労所得の生活がしたい、三食昼寝付き不労所得の生活がしたい、三食昼寝付き不労所得の生活がしたい!!!」
アホなことをしていると自分でもよく分かっている。こうでもしないと精神が保てない。所詮、叶いっこない願いだということは重々承知している。現実離れしているからこそ、流れ星にお願いができるのだ。これが「金金金!!!」というお願い事なら、現実味がありすぎていよいよ笑えない。
明日も仕事がある。
こんなところで突っ立ったままでは、睡眠時間に影響が出てしまう。そもそも推奨とされる八時間睡眠なんて、最後にとったのはいつだったか思い出せない。
帰宅への道程に一歩踏み出した時だった。
「その願い、叶えてやろうか」
後ろから声をかけられる。
振り向くと、着物を着た男性が立っていた。月が出ているものの、逆光で顔がよく見えない。
夜空に浮かぶ綺麗な三日月も、天にそびえる摩天楼も、この男のための舞台装置であるかのようによく似合っていた。
「堕ちゆく星屑なんざに願わなくたって、俺ならテメェのランプの魔神になってやれる」
さァ、どうする。
男の声はねっとりと耳に残り、どこか心地良かった。初めて聞くはずなのにどこか安心感があって、全てを委ねたくなるような、思わず
何かに操られるようにして、私の口が言葉を紡ぐ。
つい先程まで大声で恥ずかしげもなく願い事を口にしたばかりの私の喉は、首を絞められたようにか細い声しか出なかった。
「……お願い、します…………」
私がそう言葉にした途端、男の口が弧を描いたのが見えた。
*****
気が付くと、見覚えのない部屋にいた。
和室のベッドに寝かされていたみたいだ。着ていたはずのスーツは脱がされて、かわいい部屋着に変わっていた。
この部屋着、欲しかったけど受け付け期間が過ぎて注文できなかったやつだ。生地はさらさらで、着心地がとても良い。部屋でリラックスして過ごすのに最適な服であるとすぐ分かる。
久々に着た新品の服にテンションが高まっていたが、あることに思い至る。
着替えさせられているということは、服を脱がされたということでは? 襟元から覗いて下着の確認をする。
……着ていた下着のままだ。
何ヶ月使っているのか分からないヘロヘロのブラトップはそこかしこが伸び切っていて、新品の部屋着とのギャップが凄まじい。裸体に何かされていた、ということはなさそうだ。
「目ェ覚めたか?」
ノックもなしに部屋に入ってきたのは、帰り道に話しかけてきたあの人だった。改めて見ると派手な柄の着物に、片目は包帯。街中で見かけたのなら絶対に近付かないだろう人種だ。むしろ近付いてはいけない空気がある。
水のペットボトルを渡される。……飲めということだろうか。
小さく「ありがとうございます……」と寝起き独特の掠れた声でお礼を言って、水のペットボトルを受け取る。
水は冷えすぎているということはなく程よく、しかし常温ではない心地良い冷たさがあった。喉が渇いていたこともあり、一気に半分近くまで飲み干す。カルキ臭さが全くないその水は、体にじんわりと染み込んでいくようだった。
体が水分を得たところで、改めて男性を見やる。
誰だろ、この人。どこかで見たことある気がする。でもこんな派手な人、一度見たら忘れられないと思うけれども。
「あの、ここってどこなんですか……?」
「船ン中だ」
……船!? 船って、あの船のことだよね? 大きくて、多くの物や人を運び出せる乗り物。
船の中ってことは、もしかして拉致られてる!? 外の国に出荷されちゃう!? かなりまずい状況なのでは!?
「テメェが望んだんだろーが」
拉致してくださいなんてひと言も…………あ。
そうだ。三食昼寝付き不労所得の生活がしたいって流れ星に願ったら、叶えてやるってこの人に言われたんだっけ。
そんなふざけた願いを、通りすがりの人が態々叶えてくれるのだろうか。
「初対面、ですよね? なんで私の願いなんか……」
「……身に覚えがなければ、それでいい」
フイと顔を逸らされた。
それ絶対何かあったやつ!! なんで覚えてないの、私!! 何をやったの、私!!
聞いたところで、あの口振りと態度では教えてくれなさそうだ。
「部屋にあるもんは好きに使え。朝メシを届けさせる」
そう言って、男性は部屋から出て行った。
先程は起きたばかりであったため、よく観察できなかった部屋をぐるりと見回す。どうやら今私がいる部屋は、寝室と呼ぶべき部屋のようだ。寝室だけでも、私が借りてたワンルームのアパートより広い。
襖を開けば、寝室より一回り以上広い部屋が現れる。リビングに該当する部屋のようだ。その証拠にローテーブルにソファー、そして薄型テレビが置かれている。
他にも簡易キッチンにミニ冷蔵庫、トイレ、お風呂場も完備していて、私の好きなお菓子まで常備されている。この部屋から出なくても住めるくらい設備が整っている。
ウォークインクローゼットの中には衣類が入っていた。アウターは少なめだが、新品のそれらは私のサイズぴったりのものだ。
……なんで自分よりもサイズを把握されているんだろう。下着のサイズまで合っているのは、気にしないことにしよう。
机の上にはタブレット端末が置いてあり、一通りのゲームアプリや動画配信サイト、電子書籍がダウンロードされていた。至れり尽くせりという言葉を体現したかのような部屋だ。
なんで私、こんなにも手厚く囲われているんだろう。全くもって身に覚えがない。あの男性は私のことを知っている素振りだったけど、私はあの男性のことを知らない。
というか、あんなイケメンと会ったなら覚えているはずだ。私の記憶力、こんなにもポンコツだったっけ。
私のご飯が部屋に運ばれるまで悶々と考えを巡らせていたが、ついぞ思い出せることはなかった。
私のご飯を持ってきてくれたのは、私より少し年上の女性だった。和服の給仕服を着て、落ち着いた雰囲気を備えている。
結論から言おう。ご飯はとても美味しかった。
粒がしっかりとしたおにぎりに、具沢山の豚汁、ぶ厚いだし巻き玉子、タコさんウインナー、ほうれん草のおひたし。何年ぶりかの立派な朝食だ。最近はゼリーやドリンクだけで済ませることが殆どだったから、固形物を摂取するなんて機会は皆無に等しい。
ひとくちひとくち、文字通り噛み締めるようにして食べる。食事って、こうも心を満たす行為だったんだと改めて思い知る。漂う香りは食欲を刺激するし、食べ物を噛む感覚だって楽しいし、料理に宿っているのは複雑ながらも心に安らぎを与えてくれる味わい、なにより温かいものを食べているということが大きい。あっという間に平らげてしまった。
すごい。お腹にご飯が溜まっているってことが分かる。満腹感って、こんな感覚なんだ。ただ栄養を詰めるだけでは得られない充足感に体が喜んでいる。
こんな喜びを知ってしまったら、忙しい社会人の味方の代名詞である栄養補助食品を摂取するだけの生活にはもう戻れない気がする。っていうか戻れないよ。
さて。これからどうしよう。
あの男性の言うとおりなら、好きに過ごしてていいってことなんだよね……? え、え。何しよう。休日なんて、疲れきって寝ていることしかしてないのに。
とりあえず、外の景色でも見てみよう。
障子を引くと、視界は真っ暗だった。
あの男性に話しかけられて、ここに連れて来られてからそこまで時間が経っていないのだろうか。それとも丸一日寝ていたのだろうか。そう思っていたけど違う。
上下左右に星の輝きが見える。むしろ、それしか見えない。
もしかして、船は船でも宇宙船にいる??
海外どころか国内すらあまり旅行に行ったことないのに、一足飛びに宇宙旅行しちゃってる? そもそも私の置かれている状況って旅行なの? 不法出国ってやつじゃない? 自覚無しの犯罪やっちゃってない? パスポートって持ってたっけ?
というかこんなの、会社にバレたら欠勤扱いどころか解雇案件だよ。いや、私の意志でここまできたわけじゃないから仕方ないのでは?
「おい」
「ひゃい!?」
気配もなくかけられた声にびっくりして、変な声が出てしまった。やだ、恥ずかしい。先程、部屋から出て行ったあの男性だ。空いた皿を見やって独り言のようにして言う。
「……全部食ったようだな」
「あ、はい……ごちそうさまでした……おいしかったです」
「お前……」
低い声で呟くと、胸元まで部屋着をまくられた。そうなるとヨレヨレになった情けないブラトップを男性に見せることになってしまう。
「ひゃあああああ!!?」
突然のことで、悲鳴を上げることしかできなかった。
「な、なな、何するんですか!?」
「テメェ……いつまでそのくそダセェ肌着を着ていやがんだ」
用意した下着に替えていないため、お怒りのようだ。そのまま脱がそうとするので、必死に抵抗する。
「着替えるっ、自分で着替えますからぁ! このままじゃXX染色体としての尊厳が失われるっ……!!」
必死で抵抗したおかげか、見知らぬ男性に素っ裸を見られることだけはなんとか回避できた。
*****
「こっち来い」
そう言われて、のこのこと男性の前に正座する。ちなみに下着を替えようとしたのだが部屋から出ていってくれなかったため、お風呂場で着替えるしかなかった。
スマホを渡された。
私が使っていた格安スマホとは比べ物にならないほど性能の良いやつだ。
「必要なものがあれば、それで買え」
ひょえ……既にスマホ決済ができるようになってる。お金持ちのペットって、こんな気分なのかな。
電話帳を見てみると、一人だけ登録してあった。
「たかすぎ、しんすけ……?」
「なんかあれば連絡しろ」
この人、高杉晋助っていうんだ。今更ながら自己紹介すらしていないや。
「あの、私、ミョウジ ナマエっていいます」
「……ああ」
え? あれ? それだけ? なんか、こう「よろしく」とか「お互いことをもっと知ろう」みたいな言葉とかないの!? ないならないでいいけど。
「高杉、さんは」
「名前」
「え?」
「名前で呼べ」
「……晋助、さん?」
首肯も肯定の言葉もなかったけど、この呼び方でいいみたい。むしろ名前で呼べという圧を感じる。
そこで重大なことに気付く。
「仕事……!」
ここがどこか分からないし時間も分からないけど社会の歯車たる者、お仕事には行かねばならない。精神と肉体に染み込んだ根性だ。
「辞表を出してきたから行く必要はねェ」
他人が辞表を出せるものなの? あ、でも退社代行サービスってやつがあるからできるのか。
「そういえば私のケータイ……」
「んなもん解約した」
ケータイの解約って赤の他人ができるものでしたっけ? 世間的に私、死んだことになってない?
「へ、部屋は……」
「とっくに引き払い済みだ」
わーお。アフターサービスばっちりだこと。
「テメェの帰る場所は、ここしかねェよ」
家なし、ケータイなし、仕事なしの三重なしの私には、確かにここ以外に居れる場所はないだろう。そのなしだらけの状況にしたのは目の前のこの人なんだけども。
いくつかルールを教えられた。
・勝手に部屋から出ないこと
・部屋を出る際は晋助さんに一報入れること
・必ずスマホを持ち歩くこと
・誰かが扉を開けてと言っても開けないこと
・体調が悪くなった時はすぐ言うこと
こういうの、世間一般的には監禁って言うんだっけ。監禁って言うにはゆるい気がするけど。鎖で繋がれていないし、部屋はきれいで居心地がいいし、欲しいものは手に入るみたいだし。
残るは、あれかな。え、えっ……ちなこと要求されるとか?
でもクローゼットの中の下着や服はフツーのしかなかったし、なんなら私好みのやつで揃えられていた。
特別スタイルが良いわけじゃないし、なんならおっぱいの大きさは平均未満だし、ちんちくりんにお金をかける価値なんてないと思うけど。
もしかして特殊性癖の方? こんなイケメンなのに? え? 残念なイケメンってやつ?
目つき鋭いし、言葉が少なくてちょっと怖いなって思ってたけど、残念なイケメンだと思うとかわいいな。
そう思って、じーっと見ていたら立ち上がって捕まえられた。逃げる予備動作すらできず、ひょいと俵担ぎされる。
なんで? なんで急に担がれてんの? ていうか、さっき食べたおにぎり出る。
すぐにベッドの上に置かれた。
……うん。置かれたって表現が正しい。こう、ぬいぐるみを置くみたいな感じ。乱暴じゃないけど、そこそこテキトーに。
その隣に晋助さんも腰掛ける。
おっ始めるの? 男女がベッドに座るって、そういうことだよね?
彼の方に抱き寄せられる。
やっぱり手を出されてしまうのだろうか。痛いのはやだなぁ。
そう覚悟したのだけれど、それより先には進まなかった。
私を抱き寄せたまま、次の行動に移ろうとしない。
心臓がトクトクと鳴っているのが分かる。当たり前だけど、彼も生きているんだ。他人の体温を感じて安心感でも生まれたのだろうか。まぶたが重くなってくる。
いけない、いけない。お世話になっている人の前で寝るなんて。目にぎゅっと力を入れる。
あ゛あ゛〜〜、なんで背中とんとんするの〜〜。寝ちゃう〜〜。なんで寝かせようとするの〜〜。やだ〜〜。
そんなこと声に出す余裕もない。
私の思考は暗い海に沈んでいった。
*****
高杉side
……ようやく寝たか。
こちらに体重を預けきって寝ている彼女を見て、そう思う。
目の下にはクマ、目は充血して真っ赤、酷い肌荒れ、艶のない髪の毛、歩き方はフラフラと危なっかしい。睡眠不足による疲労が顕著に現れているのだが、寝ようとする気配が全くない。
腹が膨れれば勝手に寝るかと思っていたのだが、認識が甘かった。
むかし、他人の体温や心臓の鼓動を感じさせれば寝やすくなると聞き覚えがあったから試してみた。眠気に抗っていたようだから背中を軽く叩いてやると、簡単に堕ちてくれた。
最初の印象は、バカな女だった。
ヘマこいてケガして動けなくなった俺を助けたのがアイツだった。放っておけばいいものの、近くの店でタオルやら衛生用品やらを買い込んで世話をされた。
見ず知らずの男を。
こんなロクでもない男を。
「放っておけ」
そう冷たく突き放したのだが、アイツはめげなかった。
「私いつも誰かに助けられているから。だから目の前で困っている人がいるなら助けたいの」
嘘偽りのない眼で言われた。そこには偽善もなければ、媚びへつらう様子もない。真っ直ぐな目をしていた
その目に毒気を抜かれて、好きなようにさせた。挨拶もお礼もそこそこだったのにも関わらず、嫌な顔ひとつしなかった。
いつかこの優しさが仇となる日が来るんじゃないかと思ってしまう。
そこまで考えたところで、よく知りもしない女に肩入れをしてしまっている自分がいるなと自嘲する。会って、たったの数十分しか触れ合っていないのにも関わらずに。
気になって調べさせれば、とんでもない環境に身を置いているようだ。様々なハラスメント、長時間労働、低賃金。よくもまあ、こんな会社が今まで残っていたものだと思わず感心してしまうくらい胸糞が悪い。
汚泥に咲く睡蓮のように、クソみたいな場所にいるのにその心は輝きを失っていない。今回それに救われたわけだが。
頭のネジは何本かぶっ飛んでいるようだが、地頭は悪くなさそうだ。しかし、それらを全て台無しにするほどのお人よし。
善良な奴ならまだいい。問題はその優しさを食いものにする連中だ。搾取できるだけ奪い取り、都合の良いように消費する。
世の中、そんな連中ばかり蔓延っている。
いつでも囲えるように準備だけは済ませてあった。あとはアイツをどのタイミングで連れて行くか考えあぐねていた時だった。
「三食昼寝付き不労所得の生活がしたい」と天に向かって叫んでいた。
まさか、こんな簡単に好機が訪れるとは思わなかった。
「願いを叶えてやる」
そう言えば、少し震えた声で「お願いします」ときた。チョロすぎないかとイラつきを覚える一方、堂々と連れて行くことができる大義名分を得た満足感がある。
あとは街に残っている、アイツの痕跡を消すだけだ。
六畳一間の、人間が生活するのに必要最低限の物しかない部屋。清潔だが年季が入ったそれらを全て処分した。これからのアイツには必要のないものばかりだからだ。
当然、持っていたスマホも解約。これより性能の良いものを与えるからだ。
会社なんて黙って消えれば問題ない。追いかけようにも痕跡がなければできやしないからだ。そもそもそんなこと、俺がさせやしないが。
やっと手に入れた。
あんな状況にあっても濁ることのない精神性は稀少だ。決して失わせてはいけないもの。絶滅の危機にある生き物を、人間の管理下に置く行為と同じ。
その真っ直ぐな心は、俺のためだけに使えばいい。
俺だけのものなのだから。
「……そうだろう、社畜ちゃん。もう歯車に戻してやるつもりはねェよ」
裏設定的なもの→
夢主設定
21歳
156cm
持ちつ持たれつが基本だから、困っている人がいるなら助けた方が良いという思想がある。自分の疲労に鈍感。物にも人にも執着がない。
バカだけど愚かではないが、アホの子。
ルールについての解説
・勝手に部屋から出ないこと
(広いうえに危ない場所もあるし、迷子になる可能性が高い。また船員のほとんどは夢主のことを知らされていないため、余計な混乱を避けるため)
・部屋を出る際は晋助さんに一報入れること
(行きたい場所があれば手が空いている者が夢主を連れて行くため。部屋に閉じ込めておきたいが、適度な運動は必要だと高杉が判断したため)
・必ずスマホを持ち歩くこと
(GPS機能が付いていたり、困った時にすぐ連絡ができるように)
・誰かが扉を開けてと言っても開けないこと
(夢主の部屋の扉は生体認証となっており、許可された者以外は通れないようにしてあるため。扉を開けられない者は招かざる客)
・体調が悪くなった時はすぐ言うこと
(慣れない環境で体調を崩しやすいだろうし、悪化したら心配するから)
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