夏の話

さて、集合まであと10分か。
アプリゲームの素材集めも一区切りつき、携帯で時間を見る。見えたグループラインの通知には時間を『少し過ぎる』と謝る小森と、『今駅に着いた』らしい上野、遠坂は『着いたところ』とあった。
人が多い中1人で待つのは気が引け、神社を通り過ぎた近くのショッピングモールで時間を潰していた俺は集合場所に向かうことにした。
到着は上野より少し早いくらいか。でも遠坂がもう着いてるなら、と早歩きに変えた。駆け足だとここから5分もしない。


すぐに着いた場所は依然と人がごった返していた。行き交う人達はそれぞれ楽しそうに笑い合っている。
思い起こせば祭り自体、ちゃんと来たのは……自治体での小学生ぶりか?こんな感じだったな〜と感慨深く思う。

なんて浸ってる場合じゃねえわ。
個人宛に切り替えるのが面倒でグループで遠坂に向けて『遠坂今どこ?』と打った。
すぐに返事は返ってきて『正面入り口の鳥居のすぐ前だよ』らしい。

……おっかしいな。
今そこにいるんだが?
距離を置いて見ているからかと思い、辺りを見回しながら鳥居に近付くことにした。
とは言え、何せこの人通りの多さ。前を早足に通り過ぎる人に遮られてゆっくり人の顔を見るのは難易度ハード。
えーと、立ち止まって携帯を見てんのは…浴衣を着たカップルに、女子高生、老夫婦、浴衣を着た男子、カラフルな浴衣を着た女子グループ…。
居なくね?もしや場所違いか?
頭を捻って別の鳥居を探そうと立ち止まっていた人達を通り過ぎ、鳥居を潜ろうとした時。
「…ば君」
呼び止められたような気がした。
…遠坂か?
急に立ち止まり振り返った俺を迷惑そうに避けていく人達の顔に内心怯む。が、声の主を探そうと視線をうろうろさせると、1人と目が合った。
それは、無表情で鳥居の横に居た、浴衣を着た男子。
真っ黒な浴衣、黒髪をオールバックにしてるその顔は切れ目なあっさりした塩顔理系。女子高生達が顔を見合わせて「バリ良くない?!」とキャッキャッ言いながら通り過ぎたそのお方だった。

………。

いやまさかあ。

半笑いになってしまった俺を見てにこっと微笑んだ。その弧を描いた口元には見覚えが。動揺している俺と違い、塩顔男子は先程の冷めた顔から一変して晴れやかだった。手を振って口元を動かし呼んでくるのを間抜け面なまま同じく手を振って応じるしか出来なかった。
えー…。

神社の中に入って行く人達を避けて遠坂(確定)にやっと辿り着いた。
「まさかそんなすぐ近くに居たなんてね〜」
「ほんとにな」
お前の姿がそのまさかだわ。
携帯を触っている遠坂と頷く俺の心の声はお前とは違う相槌なんだぞ。横目に見えた画面はトーク画面で、この後来る2人の状況を見てくれているらしい。チキンな俺は目が合わないのをいいことに、改めてチラチラといつもと違う様子の遠坂を観察することにした。
髪から靴まで全身黒のワントーンで身を固めた姿は正直、かっこよくてずるい。いつもは顔を覆っている長い前髪も綺麗に後ろに流してるし、浴衣や髪が真っ黒のこともあり、肌の白さがより際立って見えた。何より、やっぱ1番目を引いたのは普段見ることのない目元だ。転校してきた時以来。
…直接聞けって?イメチェン似合ってると思うぜって言えば良いのか?2人きりなのに気まずくなったら無理すぎるだろJK。
お前もそう思うよな?と足元でウロウロしている蟻に脳内で語りかける。

「…やっぱり変だったかな」
「エッ。」
足元を見たまま固まった俺。
チラチラ見ていたのがバレていたらしい。
そりゃそう。ごめん。
浴衣の襟を触り、片手を髪に持っていって苦笑いで掻き混ぜる遠坂に焦る。
「違う違う違う…!」
「…違う?」
「……俺の反応が悪かった?と、思う?」
「……なんで疑問系なの?」
素直に"かっこいいと思った"って言えば良いのに気恥ずくてゴニョゴニョ言ったのに突っ込まれて俺は死。
無意味に、あーと、その、等と言うのを引き伸ばしている間に救世主達が。

「何1人でブツブツ言ってるの?不審なんだけど。通報していい?」
「お待たせ〜!ちょっと迷っちゃって」
困り顔の上野を摂取して嬉しかったらしいニッコニコの小森と、迷った時に焦ったらしい額に汗が滲んだ上野だ。
「ってあれ?!遠坂くん?浴衣だ〜!」
「うん、親に折角お祭りに行くならって言われて」
はしゃぐ上野に遠坂が困った様にそう返した。
俺が手前に来ていたせいですぐに気が付かなかったらしい。手を挙げた俺と遠坂を見た2人が目を瞬かせている。

今しかない!

「な!2人も遠坂のこの格好変とか思わねえよな!」
手の平を遠坂に差し向けてご紹介。俺の感想を差し替える天才的な俺の発想である。

「ん?うん!いつもと雰囲気ちがってかっこいいね」
「良いんじゃない?」
なんで髪がボサボサなのか分からないけど。と続けた小森。
それを受け、バトンを受け取ったと言わんばかりに遠坂が悲しげな声色で「柴君の反応が悪くて…」と呟いた。
鬼だ。今そういうこと言うか。視線が俺に集まったのを逸らすように首をゆっくりと後ろに回した。俺はフクロウ。

「…おい、柴」
「………。」
「柴ぁ〜どうしたの」
「………………………。
……。
いや、その、かっ…こいいよ、普通に。初見誰かわかんなかった」
どうして俺が感想を言うのに恥ずかしく思わなきゃいけないんだ…!!!感想を遠回しに求めてきた当の本人の声が聞こえなくて不安になり、首をまたゆっくりと元の位置に戻した。
隣を目だけで伺うと、遠坂は頬がいつもより朱を差して見えて
「…ふふ、ありがと。嬉しいよ」
と、はにかんだ。
なんとも言えない気持ちになった俺は上野を引っ張って少女漫画モードの遠坂をガードした。
突然の俺の行動に戸惑った声が2つ上がったが、呆れたような表情の小森がその2人を交互に見て残念そうにため息をついた。
「遠坂が浴衣着るなら上野君の浴衣が見たかった…。」
どこまでもお前はそう。安心安定の思考回路だな。
「確かにおれも柴の浴衣見てみたかったな〜」と上野まで浴衣に意識が。
いいから早く屋台見に行こうぜ、と声をかけようとした時だった。
遠坂が「じゃあ折角だし皆も浴衣着ようよ」と宣ったのだ。
即座に声を上げた俺。
「いや、暑いし」
「良いアイデア出すじゃないか遠坂」
「いや、」
「でも近くにあるかな」
「や、」
「僕駅から通りすがりに見かけたよ」
「ちょっと遠いし、ほら、」
「あ…でもレンタルって高いんだよね…?」
「高いし!多分、だから、」
「それくらい僕が出す!浴衣を着た上野君が見られるなら何万でも積む!!」
ノーコメント。
「僕も折角なら皆と浴衣で居たいし、それくらい出させて欲しいなぁ…。柴君と上野君は皆で浴衣着るの嫌…?」
「嫌って…わけじゃ…」言い方がずるい。
「屋台代は柴が持ちなよ。それでいいでしょ」
「えぇ……。」

そう2人に丸め込まれ、そもそもで浴衣レンタルの数があるかも分からないし行くだけ行こ?と言う遠坂の口車に乗せられ、浴衣をレンタルする店に向かうことになった。

結果着た。丁度残り3着だった。なんて都合が良い展開なんだ。クソッ。

上野はグレー、小森は暗めの緑、俺は紺色の浴衣になった。

着た感じ、思っていたより暑くなくて、というかズボンが無い分涼しく感じた。
違和感はあるけど、これはこれでいいな。たまには。

小森は着替えてから、着替えた直後に数枚、外に出て数枚、鳥居の前でいっぱい上野の写真を撮りまくっていた。一眼レフを持ってきていない僕は無能…ッ!!と唇を噛み締めて本気で悔しがっている小森は、いつもより浮かれて見えた。

上野も鳥居の前に来た時に、皆で撮ろ〜!と携帯を構えて滅多にしない自撮り集合写真を撮った。
あと不審に俺の後ろに回ってコソコソ盗撮していた。わかりやすい盗撮すんな。あとで消してやろうな。

遠坂はいつも通りにこにこ穏やかな顔だったが、神社に向かう途中、ふと見ると皆を眺めて浮かない表情をしてた気が、した。
すぐにいつもの表情に戻ったから気のせいかもしれんが。


屋台が立ち並ぶ通りに入ると、さっきまでの人混みとは比にならない人口密度に。常に満員電車。山の近くだし、都会ってわけでもないこの町のどこにこんなに人がいたんだ。気を抜いたらすぐに皆とはぐれそうだ。と、思った途端、前を歩く3人の間にカップルに割り込まれて早速焦る。幸いにも、すぐ前のわたあめに用があったらしく、3人に合流できた。長い間離れた訳でもないから3人は気付いてなかった。少しの寂しさはあったがホッとしたのが大きかった。
「お前射的下手くそだな〜!」
「お前も人のこと言えんのかよ」
あ。
前から来た友人らしき男2人が話すのに夢中でまた俺の前を割り込んで行こうとするのに、また離れそうになるのはと焦り、慌ててすぐ前を歩く上野の浴衣の袖を掴んだ。そのお陰か、男2人は俺の後ろを通って行った。
「柴?」
俺を振り返って顔を覗き込んでくる上野と目が合う。眉をあげて驚いた顔をしていた。
恥ずかしくなってすぐ手を離した。こんな、親とはぐれるのを怖がる子供みたいなこと。
すぐ目を逸らして上野の背中を見る。
「別になんでもない」そう言おうとしたら、手に触れる肌。大きくて、カサついていて、熱い。すぐ目の前を歩くやつの手だった。その手が俺の手を強く握った。
慌てて顔をあげたら照れて笑う上野。
「この人混みだとはぐれそうだもんね」
それを聞いた2人は俺らを見て、あ。と声を上げた。
「確かにね〜。柴君、僕とも繋いでおこ」
断言。
声を上げる間も無く、空いていた手を遠坂にスッと自然に握られた。
「は?柴だけ上野君とずるくない?」いや上野君と手を繋ぎたいとかそういう訳じゃないけど。ブツブツ言う小森に上野が手のひらを向けた。
「…いや?」
「そんなわけないです!!!」
うるせ。風を切る勢いで手を掴んだな。

周りの邪魔にならないように皆でへそあたりまで手を挙げて身を寄せて歩いていると、通りすがりのお姉さん達が「可愛い〜」と話しながら微笑ましく見てくるのが、恥ずかしい。上野に大人しく袖を掴ませてもらっていた方がマシだった。確実に。

そんなこともありつつ、目に入った屋台に所々寄り道する。
唐揚げから始まり、たません、たこ焼き、フランクフルト。見事に飯系。腹減ってたから…。焼きそばを買ってからは道沿いを外れて脇の石段で身を落ち着かせた。
「食った〜暫く飯系は俺いいや」
「え?うそ、おれ全然いける」
だろうな。焼きそばまだ半分の俺と違い、完食して唇を舐めてる上野。
「僕はりんご飴が気になってるかなぁ」
焼きそばをパスした遠坂はまだ通っていない進行方向に目を向けている。
俺と同じくらいの量が残っている小森は無言で食い入るように上野を見ていた。
おい。手が止まってんぞ。
俺は最後の一本を啜って蓋を閉じ、立ち上がった。
完食した俺に気付いて小森は慌てて食べていた。

全員が食べ終わり、もう一度人の列に混じる。
上野は、じゃがバターとかまだ暴れる胃袋に餌を与え、俺と遠坂と小森はデザート系に。りんご飴を初めて食べたと話す遠坂に驚きつつ、俺はベビーカステラを持って帰る用に買い、背負っていた鞄に詰めた。
わたあめを手にしている小森は、通常とはひとまわり大きいこともあり、わたあめのサイズが小森の顔と同じなのを上野と笑って写真を撮った。あとで送ってやろう。手に余ったわたあめを皆でつまみしつつ先まで進むと、随分と人混みもマシになった。じわじわと日もいつの間にか沈み、薄暗くなった辺りには明かりが灯っていた。

あ。
明かりを辿って先を眺めていると、1つの屋台に目を留めた。
わたあめを食べる際に、自然に離れていた手ですぐ近くに見えた屋台を指差した。
「な、あれやろうぜ」
「あ〜!やりたい!」
「ん?射的?」
遠坂が俺の後ろから肩越しに見て、聞いたことある。と呟いた。そんな珍しいもんでもないだろ。
あの瓶のラムネも初めて飲んだって言ってたし、本当にボンボンなんだな。そう思った。
上野がはしゃいで一番乗りするのに続く。
「2人はやる?」
遠坂と小森に聞くと、小森は無言で横に首を振って携帯を真剣に構えていて(恐らくも何も被写体は上野だろう。)、遠坂は「自信は無いけど、2人がやるならやろうかな」と笑った。

「すいません、3人分お願いします」
「はいよ」
椅子に座っていた店番のおじさんに声を掛けて射的の長い銃を受け取る。鞄を置くために銃を机に一旦置くと、横から人にぶつかった。
「あっ、すみません!」
「いや、俺もすみません」
よく思うけど、ぶつけられた側でも謝ってしまうこれなんなんだろうな。そう思いながら、鞄を置くのに下を向けていた目線を何気なくぶつかってきた相手に向ける。

「あ」
「えっ」

相手と目を合わせて、驚いて固まった。

「丸君」
「柴先輩!?」

なんと丸君が。
横に立つ2人の男子はクラスメイトか?
知り合い?と俺を見て、丸君よりはしゃいで丸君の背中を叩く男子2人。それを片手で押しのける丸君は、まだ困惑しているように眉を寄せていた。

「子犬丸くんだ!来てたんだね」
俺の反応に隣に並んでいた上野が丸君に気付いて片手をひらひらと振った。丸君は上野に頭を少し下げてから、友達らしき男子から離れ、近寄ってきた。

「先輩方こそ来てたんですね、忙しいと思っていたので来てたなんて…驚きました」
「俺も。丸君がいると思ってなかったからびっくりした」
顔を見合わせて笑う。
友達?そう、丸君から後ろで話している2人に目を向けて聞いたが、丸君からは返事が無い。どうした。
「丸君?」
顔はこっちを向いてるのに視線が合わない。手を丸君の顔の前に振ると、弾かれたように顔をあげて俺を驚いたように見た。
「あっ、す、すみません!何がですか?」
全然聞いてなかったなお前。
呆れて口元を緩め、もう一度後ろの2人について聞くと、「ああ、クラブ仲間です!同級生の」と答えてくれた。
へえ。
改めて服装を見ると、3人とも制服を着ている。
俺の視線に気付いた丸君が眉を下げる。
「今日は部活終わりで。あいつらが祭りに行きたいってしつこく誘ってきたので制服なんです」
ハード。
「若いなー」
「柴先輩だって同じ高校生じゃないですか」
おかしそうに丸君に笑われた。
顔を合わせていたが、暫くすると丸君の視線が泳ぎ始めた。今度はなんだ。先輩と祭りで出会うとか気まずくなってきたとか言うなよ。仲良いと思ってる後輩にそんなこと思われてたらそこそこ傷つくぞ俺は。
ジト目で丸君を見ていると、浮かない表情で口を動かしたのが分かった。
「…ぁ……す…。」
でもなんも聞こえねえ。
3歩程離れた先にいる丸君に1歩近寄る。
と、慌てて下がられた。
は?
「丸君?」
離れられるより早く、大股で1歩近づいて声をかけると、慌てて突っぱねるように手を前に出されて驚く。理由を聞くより早く丸君が早口に喋り出した。
「あっ、ちょっ、まっ、まっまっまってください!来ないでください!部活終わりで汗臭いので!」
え?それだけ?女子か?

言われたこと?ねぇよ!

柴の方に突き出した両手をブンブンと腕を振る小犬丸。
…そんな?
何度か瞬きして丸君を見る。悪戯心が刺激され、片手で突き出された腕を軽く下に押して丸君に強引に近付いた。頭を下げ、制服のカッターシャツの近くまで嗅ぐように目を伏せて顔を近づける。
すぐ顔の横から見える丸君の顔は真っ赤になっていて、言葉を詰まらせていた。

「あのっ本当に、ちょっと柴先輩…!!」
限界、というように俺から大きく後ずさった。
屋台の明かりから離れた丸君の額から汗がチラッと反射で光るのが見えた。
勢いでやったものの、変態くさ……これセクハラでした……?あの変態先輩のこと強く言えなくなりそうだな。
丸君の反応に、後輩の可愛い一面を知ったことと、罪悪感でフォローにまわった。
「いや、大丈夫だって。出店の匂いが多すぎてお前の汗の匂いなんて分かんなかったから」これはほんと。
ごめんごめん。と、緩んだ口を隠すように手の甲を顔に持っていった。
と、
「やるの?やらないの?」
「あ」
射的の屋台のおじさんに刺々しく声をかけられ、今何をする所だったのかを思い出した。
心なしか携帯を構えた格好のままの奴からは冷たい視線を感じる。

「射的やるところだったんですね、先輩方のお邪魔してすみませんでした」
「いや、丸君と会えて良かった。元気そうで」
俺達に頭を下げてそそくさと立ち去ろうとする丸君に声を掛けると、「俺も会えて嬉しかったです!」と食い気味に言われて思わず噴き出した。マジで元気。

手を振る俺達に、丸君達は何度か軽く頭を下げて帰りの方の通りを歩いていった。
それを見送り、銃を手に持つ。
「じゃ、やるか!」
「まかせろやい!」
僕は2人の後で、と遠坂。

さて。

結果を聞きたいか?
聞かせよう。


ラムネ菓子×2

上野
子供が遊ぶ、輪っかを棒に入れるようにかしゃかしゃやるちっちぇおもちゃ

遠坂
ぬいぐるみ


終わった後、示し合わせたかのように皆で静かに屋台から離れた。
声が届かないであろう辺りまで来て、上野と目を合わせて顔を寄せる。
「クソッッッモデルガンとかソフトの後ろぜってぇ重り置いてたぞあのおっさん!!」
そりゃそうだろって?うるせえ!
「くやしい〜〜!!」
地団駄を踏む上野。遠坂は、ボウリングの球程の大きさのクマのぬいぐるみを抱えて笑っていた。俺と上野の戦歴を見て、自信無いなぁ、とか言っててこれだよこいつってやつは。サイズの違いが哀れだ。
小森はホクホクして、満足気に携帯でさっき撮っていた画像を見返していた。お前は手頃な幸せに満足できるやつで良かったな。俺らは悔しい。
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