土器土器体育祭
体育祭の終わり
悔しそうな顔や昂ったテンションが収まらないままの生徒達。
その空気の中、最後の締めとして校長の話と生徒会長の挨拶が。
校長の話の後、一転してお行儀良く静かになり、会長は生徒代表として今年の体育祭についてのまとめを端的に話した。
その後、『…それから、正直なところ紅組団長として、微差で白組に負けたことは悔しい。ただ、白組のお前達が頑張っていたのは見ていた』と先程までの畏まった口調を変えて普段のような語り口に。
ふと見回すと、赤色のはちまきを巻いている生徒が号泣しているのが見えた。
『だから、来年。…任せたぞ』
最後に声を潜め、不敵な笑みを浮かべた会長に点数発表と比にならない声が沸いた。
紅組も白組も両方ノックアウト。
以上、と締めて颯爽と朝礼台から降りる会長に鳴り止まない拍手が送られた。
そうして、波乱だらけだった、2日に渡る体育祭が幕を閉じた。
悔しそうな顔や昂ったテンションが収まらないままの生徒達。
その空気の中、最後の締めとして校長の話と生徒会長の挨拶が。
校長の話の後、一転してお行儀良く静かになり、会長は生徒代表として今年の体育祭についてのまとめを端的に話した。
その後、『…それから、正直なところ紅組団長として、微差で白組に負けたことは悔しい。ただ、白組のお前達が頑張っていたのは見ていた』と先程までの畏まった口調を変えて普段のような語り口に。
ふと見回すと、赤色のはちまきを巻いている生徒が号泣しているのが見えた。
『だから、来年。…任せたぞ』
最後に声を潜め、不敵な笑みを浮かべた会長に点数発表と比にならない声が沸いた。
紅組も白組も両方ノックアウト。
以上、と締めて颯爽と朝礼台から降りる会長に鳴り止まない拍手が送られた。
そうして、波乱だらけだった、2日に渡る体育祭が幕を閉じた。