すごく短いある日のIR






・すごく短い、ある日のIR・2











《隆一とスギゾーと真矢》






「うーん…」

「ん?なになに?隆、何唸ってんの?」

「あ、スギちゃんと真ちゃん。あのね?ちょっと今悩んでて…」

「えー?隆ちゃんどした?」

「なんか悩み?俺ら聞くよ?」

「や…。そんな大した事じゃないんだけど…」

「いーの!悩み抱えてるのって良くないし。ほらほら、言ってみ?」

「う…ん…。ーーーーーじゃ、あのね?」

「うんうん」

「ーーーーーーーーー引かない?」

「そんな事しねぇって!」

「うん…。えっとーーーーーーこれなんだけど…」



「!!!!!」

「!!!!!」



「黒猫の耳と白猫の耳。イノちゃんどっちが良いって言うかな…?」

「ーーーえっと…隆?」

「黒猫の耳はね、もう何度か着けてるの。すごく似合うって言ってくれるんだけど…。でも白猫の耳はまだ着けたことなくて」

「…」

「ねえ、二人はどっちがいいと思う?」

「…」

「…」

「イノちゃん、どっちの俺とえっちしたいかな…」

「!!」

「!!」

「…」

「あ…」

「あ?ーーーナニ?真ちゃん」

「ーーー安定の、黒猫じゃないかな…」

「ホント?やっぱそうかな…。スギちゃんはどう思う?」

「ーーー冒険の、白猫もいいんじゃないかな…」

「うんうん、そうだよねぇ」

「なんなら両方でも…」

「イノ、喜ぶんじゃないかな…」

「え?ーーーそ…かな?」

「うん…」

「うん…」











《イノランとJ》






「……」

「何だよイノ、なに眉間にシワ寄せてんの?」

「んー」

「⁇ーーーどうした?」

「んー…」

「ーーー…マジで、なんかあった?」

「ーーーーーーJ」

「あ?」

「あのさ」

「おう」

「どっちがいいと思う?」

「⁇…何が?」

「エプロンと白いシャツ」

「は?」

「だから、隆に着せる服。ん…?エプロンって服になる?ーーーまぁ、いいか」

「…隆に着せる?」

「そうだけど」

「…いつ?」

「セックスする時」

「はいっ?」

「だから隆と」

「……」

「どっちがいいかなって」

「……」

「Jはどう思う?」

「…」

「ーーJ?」

「ーーーーー二度…すれば、問題解決するかと…」

「んー…俺もそれがいいかなって思ってた」

「あーー…。気が合いマスネー…」

「そうですね」










《IR》



Return to you.








「イノちゃんただいま!」

「隆ちゃん、おかえり~」

「イノちゃん、あのね?今日はお土産あるんだよ!」

「お土産?」

「うん!スギちゃんと真ちゃんにも相談してね?イノちゃん喜んでくれたら嬉しいな」

「ありがとう隆ちゃん、楽しみにしてんね?俺もね、隆ちゃんにプレゼントあるよ」

「え?」

「ちょっと悩んだんだけど、Jの意見も取り入れつつな。楽しみにしてて」

「うんっ!イノちゃんありがとう」

「ん…。」

「じゃあまず夜ご飯にしよっか」

「ーーー隆ちゃん?」

「ん?」

「夕飯のまえに、忘れてる」

「え?…あ、手洗いはちゃんとするよ?」

「それもそうだけど…帰ったら」

「ーーーあ…」

「わかった?」

「う…うん」

「じゃ、しよ?」

「ーーーうん」

「…目、閉じろって」

「ん…」

「ーーー隆、おかえり」

「ただいまイノ…っーーーん…」






ただいま、おかえりなさいのキス。





Love like love.





End.




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