Great power of the MARINE
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「カフェで何か奢るよ。何から何まで世話になったし、約束もおじゃんにさせちまったみたいで、悪ィから」
「えぇっ?! いいですよ、そんな!」
「いいのいいの。若い女の子が遠慮なんかしなさんな」
そう言って青雉が笑ってみせると、彼女もつられて笑う。その屈託のない笑顔に、青雉の頭の中に掛かっていた靄は、だんだんと晴れつつあった。だが同時に、彼の脳裏には新たな疑念が過っていた。
(ミス・アニヴェルセルに、ミス・オールサンデー、ね……厄介なことになりそうだな、ったく……)
自転車を押しながら、何奢ってもらっちゃおっかな~、とウキウキ先に立って歩く女の背中を見つめ、青雉は溜息を吐く。面倒事は好きじゃねェのになァ、と、青雉は、海軍大将という自分の肩書を呪った。
......To be continued.