オクタヴィネル寮【異種族間交流】
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話が全く前に進んでいなかった。
僕もジェイドも、だいぶ動揺していたようです……
「あなたの本来の姿はどちらなんですか?猫の姿が本来のあなたなのか、人間の姿が本来のあなたなのか」
他にも聞きたい事は山程あるのだが……
猫が本来の姿なら猫に戻る方法を探す方が良いだろうし。
ここは男子校ですから。
例え元は猫でも性別が女性の人型は良くないような。
一応ね。
「どっちだろう……たぶん、猫の方かな??」
「たぶん?自分自身の事なのに、随分と自信なさげですね。無知を装って、何か企んでいるのでは?」
もしそうだとして、目的に見当はつかないが、こんな事態に陥ってそう疑うのは当然の事だろう。
僕の発言を聞いた彼女は、困ったような顔で間髪入れずに否定する。
「そんな事ありません!確かにあなたの言う通り、自分の事なのに自信はないです。でも!私自身の事なのにわからない事に混乱していてとても不安だと言う事は自信を持って言えます!」
「自信満々にそんな事言われてましても……」
だから何も企んでいないと言いたいのか?
えっへんとばかりに威張られても……
賢い猫だと思っていたんですけど、人間となってはそうもいかないのだろう。
これが僕たちを誑かそうとする演技でないならば、猫の姿が本当にこの方の通常運転なのでしょうか?
僕が考え込んでいると、彼女はジェイドにいろいろと質問している。
人間の世界に興味深々といった様子だ。
僕のように正面から疑うような態度ではないものの、ジェイドだって疑い警戒しているのは僕と変わらない。
でも何故でしょう?
どこまでも紳士なジェイドと気の抜けるような話ばかりする彼女。
素性の知れない相手とのほのぼの空間が出来上がっている。
「好きな色はなんですかー?」
それ今重要な問題です?
子ども同士の自己紹介ですか?
「好きな動物は?」
「そうですね……やはり猫でしょうか。そう言えば貴女も猫でしたね。愛らしい仕草に心がくすぐられています。」
「猫が好きなんですね!何だか嬉しいなぁ〜」
いや……合コンか?
それに、楽しそうにお話ししていますし、混乱していて不安を感じている人の態度じゃないと思うんですよ。
……何だか気が抜けるんですけど。
僕もジェイドも、だいぶ動揺していたようです……
「あなたの本来の姿はどちらなんですか?猫の姿が本来のあなたなのか、人間の姿が本来のあなたなのか」
他にも聞きたい事は山程あるのだが……
猫が本来の姿なら猫に戻る方法を探す方が良いだろうし。
ここは男子校ですから。
例え元は猫でも性別が女性の人型は良くないような。
一応ね。
「どっちだろう……たぶん、猫の方かな??」
「たぶん?自分自身の事なのに、随分と自信なさげですね。無知を装って、何か企んでいるのでは?」
もしそうだとして、目的に見当はつかないが、こんな事態に陥ってそう疑うのは当然の事だろう。
僕の発言を聞いた彼女は、困ったような顔で間髪入れずに否定する。
「そんな事ありません!確かにあなたの言う通り、自分の事なのに自信はないです。でも!私自身の事なのにわからない事に混乱していてとても不安だと言う事は自信を持って言えます!」
「自信満々にそんな事言われてましても……」
だから何も企んでいないと言いたいのか?
えっへんとばかりに威張られても……
賢い猫だと思っていたんですけど、人間となってはそうもいかないのだろう。
これが僕たちを誑かそうとする演技でないならば、猫の姿が本当にこの方の通常運転なのでしょうか?
僕が考え込んでいると、彼女はジェイドにいろいろと質問している。
人間の世界に興味深々といった様子だ。
僕のように正面から疑うような態度ではないものの、ジェイドだって疑い警戒しているのは僕と変わらない。
でも何故でしょう?
どこまでも紳士なジェイドと気の抜けるような話ばかりする彼女。
素性の知れない相手とのほのぼの空間が出来上がっている。
「好きな色はなんですかー?」
それ今重要な問題です?
子ども同士の自己紹介ですか?
「好きな動物は?」
「そうですね……やはり猫でしょうか。そう言えば貴女も猫でしたね。愛らしい仕草に心がくすぐられています。」
「猫が好きなんですね!何だか嬉しいなぁ〜」
いや……合コンか?
それに、楽しそうにお話ししていますし、混乱していて不安を感じている人の態度じゃないと思うんですよ。
……何だか気が抜けるんですけど。
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