ひとりごと

pixiv作品のリメイク②

2025/12/24 23:42
メリークリスマス!と口にするにはまだ少し早いですが、pixivに投稿していた作品を一つリメイクできました。

クリスマス仕様の「聖夜の怪物」という作品。

これも独白同様、シエシエにハマって間もない時期に作った作品なので……少し独白に通ずる部分として、相変わらず幼少期の坊ちゃんを書くと「純粋無垢な天使」にしてしまう悪い手癖が出ています。

いまは、坊ちゃんのことは心根の美しい英国紳士だという印象が強く、天使というには闇を抱えすぎていて、でも闇を抱えていながらも気高くて繊細で……すごく人間らしいキャラクターだなと。
だからこそ悪魔や死神との対比がすごく美しい。
確かに坊ちゃんは天使と呼ぶほど純粋ではないかもしれないけど、本来の姿のまま成長していたのなら光の側にいそうな、そんな気がする子です。
でも黒執事という原作の物語上はそうはならない。だから天使とは少し違うのかもしれないなぁ……でもきっとどんな坊ちゃんでも、兄シエルにとっては天使に違いないよね、天使みたいに綺麗で美しくて愛らしい兄シエルだけの弟だよ、と思うことにしています。

そんな天使とは裏腹に、執着の炎を燃やす怪物を心に飼ってる兄シエル……二重人格とは少し違いますけど、兄シエルの中で理性と欲求は結構分断されているような気がします。
そういえば、兄シエルの解釈は割とハマりたてからあまり変わらないかもしれません。
でも初見で思っていた以上に、ちゃんと兄シエルはお兄ちゃんなんだよねという印象は日に日に強くなってるし……完璧そうに見えて色々な葛藤の中を生きて、坊ちゃんだけを見つめて愛しているキャラクターだということを繰り返し理解する度に泣きたくなってしまいます。

クリスマスのサンタクロースの実在に関する原作のお話は、ほんの数コマですが、とても印象に残ってます。サンタを信じているあまり兄シエルに「サンタはいる!」って怒る坊ちゃん……やはりその純粋な幼さが可愛いし、坊ちゃんはファンタジーを信じる英国の子供だったんだなぁと。
そりゃあお部屋の中でたくさんのおもちゃや本に囲まれて育てばそうもなりますよね………と一人後方彼氏面でうんうんしたくなるのですが、何度も読み返していると兄シエルはどうしてそんな夢見る坊ちゃんを可愛がらずに真実を教えてしまったのか、というところばかり考えちゃって。考える中で生まれたのがこの作品でした。
だいぶシエシエご都合作品になってはいますが、一応原作に基づいてお話を膨らませた、いまの自分の思想に近い作品ではあります。

なのでリメイクといっても言葉の言い回しや、会話文の前後をいじる程度に済んだので、そこまでリメイク感はないかもです。
今でも、自分の作品の中でも指折りでお気に入りの作品です。

リメイクする際に、改めてこの世界の二人については設定をころころ考えたりもして。

この作品の中で、兄シエルの執着的な部分に対し、坊ちゃんは一見すると自己犠牲的に見えたり献身的に見えるかもしれないのですが……案外坊ちゃんも兄シエルに負けず劣らずの怪物を育てていたりという設定があったり。
もちろん二人がそれぞれ育てている怪物の姿形は違うのですが、重たい感情を育て向けているのは坊ちゃんも同じで、兄シエルに向けているあの無垢さも、これは無意識による“同族的な理解による愛情表現”とわたしは定義付けしてました。
兄シエルは流石にそこまでは見えていないので……だからこそ救いがあるようで、救いがない。
結構危うい関係性なので、成長するうちにどちらかのタガが外れたら大変なことになりそうで、でも……お互いに壊される覚悟も、それでも尚相手を愛してしまうという確信もある状態なので。
だからこそ二人は依存ではなく、共存していくことができます。

そんなところで、日記は締めたいと思います。

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