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半ば覚醒した意識の中、無意識に温もりを探す。
今は何時だろう、目を開けなければ、と思うのだがどうも眠気に勝てない。重い瞼を閉ざしたままで腕を動かすが、そこにいる筈の男はいなかった。指先に冷えたシーツの感触だけが伝わり、あれ、と眉間に力が入る。何とか視界を広げようとしたところで頭上からくすりと笑い声が聞こえてきた。
「私を探しているのか?」
長い指が額に掛かる髪を退ける。
絶対的に味方である筈の優しい声はどういうわけか睡魔の背中を押していた。もはや諦めの境地に達しつつ、せめてと寝台を彷徨っていた手を声の主へ伸ばす。
「まだ眠っていても構わないが、もう起きるか?」
重ねられた手にそっと唇が寄せられたのが分かる。
起きて甘えたい、という欲はありつつもこれはダメだと白旗を挙げた。
「……まだ、ねる……」
「……そうか」
おやすみ、という言葉と共に繋がっていない方の手が頭を撫でて遠ざかった。
今は何時だろう、目を開けなければ、と思うのだがどうも眠気に勝てない。重い瞼を閉ざしたままで腕を動かすが、そこにいる筈の男はいなかった。指先に冷えたシーツの感触だけが伝わり、あれ、と眉間に力が入る。何とか視界を広げようとしたところで頭上からくすりと笑い声が聞こえてきた。
「私を探しているのか?」
長い指が額に掛かる髪を退ける。
絶対的に味方である筈の優しい声はどういうわけか睡魔の背中を押していた。もはや諦めの境地に達しつつ、せめてと寝台を彷徨っていた手を声の主へ伸ばす。
「まだ眠っていても構わないが、もう起きるか?」
重ねられた手にそっと唇が寄せられたのが分かる。
起きて甘えたい、という欲はありつつもこれはダメだと白旗を挙げた。
「……まだ、ねる……」
「……そうか」
おやすみ、という言葉と共に繋がっていない方の手が頭を撫でて遠ざかった。
