今日、web用にカラーイラストを一枚足した漫画を投稿してきました。




ただ、投稿したことよりも今日のTwitterで、小池一夫先生が亡くなられたことを知って茫然としています。
Twitterは苦手なので発信や交流はしませんが、情報を得るために使っています。

小池一夫先生の訃報を読んだ時、本当に信じられなくて、何かの間違いか冗談かと思って、今でも実感として感じられません。

私にとって漫画の先生は青山剛昌先生ですが、小池一夫先生も漫画の先生だと思っています。
弐十手物語やサンクチュアリや首斬り朝に子連れ狼などたくさんの漫画を読んで、セリフ(言葉)の重さや力や魂に憧れました。
台詞の力で読む側の心を揺さぶる漫画を私も描きたいと思って、できないながらも志は持ったまま今に至ります。

私たちが生きる上で、別れは避けられないことだと痛感しました。
でも、私たちが悩んだときや迷ったときに、心の中に尊敬する友達や師や先生を思い浮かべて、あの人が聞いたらなんて言うんだろう？と想像します。
くだらないことで悩んでるんじゃないよと笑ったり、叱ってくれたり、抱きしめてくれたり、背中を押してくれたり。
心の中に尊敬する人がいることはすごく大切なことで、たとえその人が亡くなってしまっても、心の中では生きているから、自分が生きている限りその人も生き続ける。
そんな思いに駆られました。