感想・雑記

続・茂夫フェア

2020/03/04 16:02
##IMGR50##

茂夫(モブ君)は16巻169Pで「本当は僕は誰も信用していない」と言います。

そして霊幻も9巻120Pで「自分以外は信じない」と言っています。

二人とも心の底で誰も信じていない部分があったんだなあ…と思いました。

そんな二人がREIGENの最終話で変わっていることがわかります。

霊幻は独りで、タヨリにあかぐろ様を合わせて相討ちを狙って禁足地へ向かっているのに、タクシー運転手にはお化けを信じていないとはっきり言います。
あかぐろ様の呻き声が頭にガンガン響いていると言っていたので、かなり辛い状況なのに、信じていないと言い切るのは、否定=肯定ということなのか、お化けの話を共有しようとした運転手さえも自分から切り離したかったのか、とにかくカッコいいと思いました。

で、タヨリが霊幻の前で化けた姿がやっぱりモブ君!しかも霊幻はそのタヨリが化けたモブ君にありがとうとさえ言っています。

トメちゃんが、「その時に頼りに想っているものの姿に変わる。頼りにしてる人に裏切られることほどキツいものは無いもの…」と回想していました。

なのに、霊幻はタヨリが化けたモブ君にありがとうと言うあたり、裏切られることさえ考えていない気がします。

完全に二人は信頼しあっています。

茂夫はモブ君と分離することなく、自分に化けたタヨリも消して、モブ君は唯一無二の影山茂夫(モブ)になります。
そのモブ君が霊幻に手を差し伸べて、一緒に帰るくだりはもう至高の二人だなって思うんです!!

二人で始まって、二人で終わる。

もう公式がヤバいです。
公式が禁足地です。

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