眩しい空の夢



「なにするの、ロリコン?
変態的性癖なら最初から穴に突っ込めばいい。」
私、少しイライラしてる。
だって結局犯すんだったら最初っから、あんな優しい顔して近付かないで、車の中で犯せば良かったのに。変な所にまで連れて来て……馬鹿みたい。

バシィッ! バチンッ!

「うっ…」
服の上からとは違う痛みに、少し呻き声が漏れてしまった。最悪。

「『教育』と言ったでしょう?私には貴女を犯すつもりはありません。そういう性癖も無いんです。分かりますね?」

ビシィッ! バヂッ!

そんなの…
「そんなの分かるわけない!離してよ変態サディスト!!何で私があんたの性癖に付き合わなきゃなんないわけ!?」

バシィッ! ビシィッ!

「やっと本音で話してくれましたね。みみちゃんはまだ13歳なんですから、大人ぶろうとしなくていいんですよ。」

「うるさ!!お前に何が分かるの!?離して!!帰る!!」

ビシィッ! バチンッ!

痛い痛い痛い…!!何なの!?何も怒られることしてない!普段通りにしただけなのに…!意味分かんない!

「もしかしたら…あまり考えたくないですが……知らない人の車に乗るのは、みみちゃんにとっていつもと同じ当たり前の事だったのかもしれません。」

7/10ページ
スキ