林間合宿編
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芦戸「皆…土産話っひぐ楽しみに…ううしてるっから」
26.let'sショッピング
緑谷「まっまだわかんないよどんでん返しがあるかもしれないよ…」
翌日、実技で条件達成できなかった芦戸ちゃん、上鳴くん、砂藤くん、切島くんはなんとも絶望的な顔をしていた。
エリカ「げ……元気出して?」
切島「ありがとな、小桜」
エリカ「ううっ」
これは……何を言っても慰めにはならないな。無力な私はそのまま席に着いた。
相澤「おはよう。今回の期末テストだが…残念ながら赤点が出た。したがって…
林間合宿は全員行きます」
「「「どんでんがえしだあ!」」」
わあ!全員!全員行けるんだーー!
相澤「筆記の方はゼロ。実技で切島・上鳴・芦戸・砂藤あと瀬呂が赤点だ」
切島「行っていいんスか俺らあ!!」
相澤「赤点取った奴こそここで力をつけてもらわなきゃならん。合理的虚偽ってやつさ」
「「「ゴーリテキキョギ!」」」
わいわいガヤガヤ。私たちは林間合宿と書かれたしおりを受け取り胸を踊らしていた。
緑谷「けっこうな大荷物になるね」
上鳴「水着とか持ってねーや色々買わねえとなあ」
葉隠「あ、じゃあさ!明日休みだしA組みんなで買い物行こうよ!」
上鳴「おお良い!!何気にそういうの初じゃね!?」
切島「おい爆豪おまえも来い!」
爆豪「行ってたまるかかったりィ」
緑谷「轟くんも行かない?」
轟「休日は見舞いだ」
峰田「ノリが悪いよ空気読めやKY男共ォ!!」
エリカ「……?」
あ、峰田くんと目が合った。
峰田「小桜も来るだろ?来るだろー!?!?」
エリカ「……うん。行くっ」
峰田「うおっしゃーーー!!!」
切島「おい、いいのかバクゴー」
爆豪「ああ!?行きたきゃ勝手に行きゃーいいだろーが!」
峰田「小桜の私服小桜の私服……」
爆豪「……おいクソ髪、明日…」
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芦戸「ってな感じでやってきました!県内最多店舗数を誇るナウでヤングな最先端!木椰区ショッピングモール!」
エリカ「わあ!ひろーい!素敵ー!!」
「お!アレ雄英生じゃん!?1年!?」
「エリカちゃん!!あれエリカちゃんじゃん!!」
「可愛いー!!こっち向いてー!!」
麗日「エリカ、1人でウロついたらあかんよ?」
エリカ「はーい?」
峰田「小桜、私服可愛すぎるだろ……ちょっと触らしてぐふっ」
耳郎「おい」
切島「(峰田……)目的バラけてっし時間決めて自由行動すっか!小桜行こうぜ!」
「明日、泣き虫から目離すんじゃねーぞ」
「お、おう!大丈夫だって!任せろ」
切島「(よし!上手く峰田から離したぜ!)……で、小桜は何買うんだ?」
エリカ「えっと……パジャマ」
切島「うえっ!パッ…!!?」
エリカ「うん。かっちゃんにワンピースと短いズボンは林間合宿ではダメだって言われたの。」
切島「(爆豪ーー!!!)」
あれ、切島くん頭抱えてどうしたんだろう……??
峰田「今パジャマと聞こえたような……小桜ー!オイラが選んで」
切島「だぁぁあ!小桜行くぞ!」
エリカ「わわわわ…!」
腕を掴まれて一気にエスカレーターまで走ると、耳まで真っ赤にしている切島くんの後を着いて行く。
切島「ぱ……パジャマってどこで、か、買うんだ?」
エリカ「ウニクロとか?」
切島「おお!!行こうぜ!俺も動きやすい服欲しい!」
エリカ「わあ、良かった。行こう!」
こうして私たちはウニクロに向かった。無駄遣いしないようにしなきゃ!
エリカ「わあ!ウニクロも広いね!」
切島「そうだな!」
爆豪に言われたからとはいえ、小桜と2人きりで買い物なんてスッゲー緊張する。
今日は清楚な水色のワンピースを着てて可愛いなと思わず感想をもらしたら、おばあちゃんに買ってもらったらしい。うん、スゲー似合ってる!
パジャマと言われて困惑したけど、ウニクロなら一安心だ。小桜は楽しそうに鼻歌を歌いながらあれ可愛いなんて手に取り服を選んでいる。あー楽しそうで俺も楽しい。爆豪には申し訳ねえけど、普段味わえない心地よさを存分に味わっていた。
エリカ「切島くん!!みて!このTシャツ!!」
切島「お、おう」
少し興奮気味に俺の袖を引っ張る小桜が可愛くてつい見惚れちまった。なんて口が裂けても言えないけど……俺は小桜からTシャツへと視線を向けると、そこには英語でプルスウルトラと描かれた黒いTシャツがあった。
切島「うお!スゲーいいじゃん!!」
エリカ「でしょー!!メンズのだけど、これにしようかな~下にスウェット合わせて……」
このTシャツ、色は黒だけど文字は赤やらオレンジ、水色にピンクといろんな種類がある。なんと言っても我が校の教訓だし、赤とかマジカッケー……俺も欲しいかもしれない。いや、欲しい!!
エリカ「切島くんも一緒の買う??」
小桜はすでにピンクのを持ってて……え、待って!お揃い!?
切島「小桜は嫌だろ?俺と一緒のは……」
エリカ「なんで?全然嫌じゃないよ?それに凄く欲しそうだし……一緒に買おうよ」
眩しい……!!小桜の笑顔が眩しすぎる!!けど、爆豪に知れたら爆破されるかもしれない……いや、されない!俺の個性硬化だし、されない!
切島「……そうだな!俺赤スゲー欲しい!」
エリカ「わぁい!」
……あ、そうだ。
エリカ「あれ、2枚買うの?」
切島「あー……爆豪にも買おうかと思ってよ!3人で揃えようぜ」
エリカ「うんっ!」
小桜の笑顔がさっきよりも輝いた事を確認して俺はレジに並んだ。会計を終えると警報が鳴り、俺たちは慌ただしく下に降りた。
切島「何かあったか?」
会計を終えた私たちだったが、ショッピングモール内で警報が鳴り響いて足を止めた。これ、絶対何かあったよね?
切島「わかんねーけど、小桜離れんなよ」
エリカ「ありがとう。ちょっとビックリするよね。誤報だったら良いんだけど……」
USJ事件を思い出して足がすくむ。こういう時にサッっと判断し、行動するのがヒーローなんだと思う。かっちゃんや切島くんは立ち向かってたなぁ。本当に凄い……。
「ショッピングモールは一時閉鎖します!係の誘導に従ってください」
エリカ「やっぱり、何かあったんだ…!」
切島「大丈夫か?歩ける?」
エリカ「う、うん」
ヴィラン?それとも……ショッピング袋を持つ手が微かに震えてるのがわかる。私にはまだまだな存在だな、ヒーローって
切島「……小桜?」
エリカ「みんなを探さないとね!個性使えたらいいんだけど、難しいよね」
係の誘導に従っていたら、障子くんと峰田くんに合流した。
峰田「死柄木!死柄木が出たんだってよ!」
エリカ「死柄木ってヴィランの……どうしてこんな所に」
障子「緑谷と接触したらしい」
エリカ「ええっ!?」
どうしていっちゃんが……もしかしてUSJで向かっていったからだろうか
エリカ「…………」
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「勝己ー、切島くんよー!」
爆豪「……クソ髪」
濡れた髪をかきあげて玄関を出れば、明るい声が響いた。
切島「トレーニング中だったか。悪い」
爆豪「……なんだよ」
ほら、と手渡したショッピング袋に怪訝そうな顔をする。まぁ受け取れやと渡すと渋々受け取った。
爆豪「何かあったんか?」
切島「っ、ああ、ショッピングモールに死柄木が現れたらしくて閉鎖になってよ」
爆豪「死柄木ィ?」
切島「気のせいかもしれねーけど、小桜の様子がおかしくて…」
その言葉に歯切れの悪い返事をする。
爆豪「まあ…そりゃ、怖ェだろ」
切島「怖……」
爆豪「アイツの親はヴィランにやられてんだ」
それを見て本能で怖いと思うのは仕方がないとわかっていたのだ。
切島「だから爆豪、USJの時……」
「怖ェなら下がってろ」
切島「……あー!!クソッ俺も、ファミレスで聞いてたのに何もできねー情けねえ!!」
爆豪「アイツは帰ったんか?」
切島「お、おう。さっき家に……」
爆豪「無事に帰れたんだからいーじゃねぇか」
切島「爆豪……さ、サンキュー。悪ィな!変な空気だして!」
爆豪「別に」
切島「じゃ、俺も帰ってトレーニングするわ!あ、その服小桜もオソロだから」
爆豪「はぁ!?」
去っていく後ろ姿を見送って袋の中を確認した。
爆豪「こういう事だろ。ここに書いてあるじゃねぇか」
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エリカ「お茶子~~」
麗日「どうしたん?」
隣の家にお邪魔し、枕を持ってきたエリカを受け入れるお茶子。今日は色々あったねーとコロンと転がった。
麗日「なんなんそのTシャツ」
早速着てみたんだと嬉しそうに笑うエリカ。
エリカ「結局プルスウルトラするしかないんだよね」
麗日「ふーん?」
エリカ「お茶子はいっちゃんと仲良いよね~」
麗日「そっ、そんなん違うもん!」
エリカ「??」
To be continued......
2019.01.18
