10.最善
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カズエ「いないいないいない……!!」
卓越し監視カメラを撃破した忍足と、ホテル中駆け回っているがどの部屋にもマユミが見つからない。
追手がこないという事は忍足の方が成功したからでこの作戦に落ち度はないはずだ。
倒れたフリをして周りの大人を全員気絶させたカズエはホテル中を走り回っていた。
カズエ「(あれ……ここは監視室?)」
ドアを開けると複数の監視カメラの映像が映っており、そのほとんどが黒く波を打っている。
やるじゃん忍足!それにしてもここにも人がいないとはマユミの所に集まってる……?
嫌な予感がする。
そう思っているとカズエは1枚の手紙を見つけた。
カズエ「これって……」
ドイツ語で書かれた手紙。この筆跡はどこかで……
カズエ「っ、とりあえずこれ持って……!!」
部屋を出ようとすると、モニターが一箇所映し出されていて……
カズエ「ジロー!?忍足!?エリカ!?」
5対3で取り囲まれている。
今にもジリジリと詰め寄られ、間に合わないと歯痒さに拳に力が入った。
カズエ「もしかして、誰かに仕組まれてる……?」
そもそも睡眠ガスから始まりそうでないという方が難しい。
カズエ「(誰に……そんなの1人しか思いつかない)」
モニタールームは入り口の映像を捉えており、一つはエリカ達を。そしてもう一つは……
カズエ「入り口……」
に影が見える。そして2.0の視力が捉えたものは黒い帽子を被った男。そして……
カズエ「…………は、」