3.無垢
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カズエ「……朝…」
カーテンを開けると太陽の光が降り注ぐ。約30畳の部屋にはダブルサイズの天蓋ベッドと木製の勉強机、ドレッサーに綺麗にかけられた制服が置かれていた。
部屋から出ようとドアに手をかけると何かに突っかかる。
カズエ「……何してんの?」
それがナオだとわかったのは、綺麗な青い髪が目に入ったからだ。
カズエ「まるで青空だ」
階段を上ってくる音が聞こえて、隙間から覗くとソフィアの姿が見えた。
ソフィア「昨日からずっとそこにいらしたんですよ」
カズエ「そう……」
ソフィアは軽やかにナオを持ち上げて失礼しますね、とカズエの部屋へと入っていく。
ソフィア「どこかにお出かけですか?」
ナオをベッドへ寝かすと、布団をかけてカズエに向き合った。
カズエ「空が見たいなと思ったんだけど、みれたからいいかなって」
ソフィア「ふふっ、何か飲み物を用意しますね」
カズエ「あれがいい。いつものオレンジの……」
優しい笑顔で微笑むソフィアに目を細めるカズエ。
そのままドレッサーを向くと少し目が腫れている。
悲しかったんだと自分の気持ちを受け止めた。
ソフィア「カズエ様、お待たせ……あれ、お出かけですか?」
カズエ「……撮影あるの忘れてた。紅茶一口もらうね」
さっきからうるさいくらいになっている携帯を手に取ると、今から行くからと怪訝そうな声で返事をした。
ソフィア「……行ってらっしゃいませ」
カズエ「うん。夜までには帰るから」
バタンとドアが閉まる音がする。
ナオ「……自分の足で立ったな、カズエ」
ソフィア「はい……」
ナオ「大丈夫じゃけん。カズエが自分で決めた事じゃ」
『カズエ、仕事に穴開けたらわかってんだろうな!お前の執事を…』
カズエ「開けないって言ってるでしょ!ソフィアに手を出したら許さんから」
ソフィア「…………」