11.遠足~バス酔い注意報
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―お昼休み
【食堂】
マユミ「わぁ~!ねぇ、エリカ、みてみて!これ可愛いよぉ!」
デェズニーランドのパンフレットを広げて、嬉しそうに笑うマユミ。
「「「(貴女が可愛いです、エンジェル…)」」」
エリカ「どれどれ…?わ!可愛いね!……あ、マユミ、私ここに行きたい」
マユミ「楽しそう!じゃあこう回って……」
パンフレットにマユミの指が這うと、目を辿るエリカ。
カズエ「あんたら、一緒に回るわけじゃないのに!」
マユミ「で…でも!」
カズエ「仲良いのは部活中だけで充分だし!」
エリカ「あ、そうね……じゃあカズエちゃん、私ここに行きたいの!」
カズエ「あー!うちもここ行きたい!あとここもここも!!」
エリカ「カズエちゃん好きそうだもんね!あとは忍足くんと宍戸くんに………」
マユミ「マユミも入れてよー!」
ナオ「何を騒いどるんじゃ」
カズエ「あ、ナオお帰り~!」
みんなのお昼調達に行っていたナオが戻ってきた。
ナオ「あ、エリカ!食堂のシェフがエリカにコレって!」
すでに4人はこの学校でも、抜きん出た存在になりつつある。
エリカ「わ!ケーキだ!ありがとう。前河さんのケーキ美味しいんだよね。ついつい食べ過ぎちゃう!」
カズエ「あ、そういやおやつも買わないといけないよね」
マユミ「バナナ!!」
ナオ「バナナはおやつに…」
マユミ/カズエ「「入ります!!」」
マユミ「キャー!遠足憧れてたんだー!やっぱりバナナだよね!お菓子とあとは………あ~楽しみだなぁ」
「天ちゃん、随分ハシャイどるな」
マユミ「おおしたりくん!」
ナオ「(何を照れとるんじゃか。)…忍足も向日もまぁ座りんちゃい」
向日「お前らといるとギャラリーが煩いしな」
跡部「何してやがる」
樺地「………。」
忍足「うわ、もっと賑やかになるわ」
ナオ「って!跡部ッ!当然の如くエリカの横に座るな!!」
『ドカッ』
跡部「てめぇ!何しやがる!」
鳳「皆さん自由ですね」
宍戸「行くぞ、長太郎」
エリカ「あ!宍戸くん昼練習?私も一緒に行く!」
マユミ「マユミも!」
日吉「足を引っ張らないで下さいね」
エリカ「……ぴーよっ!」
『ぎゅっ』
日吉「っ、ちょ…やめて下さいよ」
女性特有の柔らかい感触に、日吉はエリカの腕を払った。
マユミ「(テニス、テニス!)」
『タタタタタ……』
エリカとマユミが去り、少し静かになった食堂。
跡部「…さてと、俺様は生徒会室に行くぜ」
樺地「ウス」
ナオ「(何しにきたんじゃ)」
『スタスタスタ……』
向日「カズエ、何だよそのメモ」
カズエ「え?遠足の持ち物リストだけど?」
芥川「ノート3ページ目だC」
カズエ「イラスト付きだからねッ!!」
忍足「…ほんま顔に似合わず……」
カズエ「うっせ!忍足!………ん?メール…?」
携帯を開くと仁王の文字が
『今週の金曜日は遠足じゃきに、練習は付き合えんぜよ。』
カズエ「わー!立海も遠足の時間一緒だ!」
芥川「えー!!ほんと!?丸井くんも一緒!?」
向日「いや、行き先が一緒とは……あ」
向日の言葉に残念な顔をする芥川。
ナオ「でももしかしたら……なんてあるかもしれんし…!」
ナオのフォローにカズエも頷いた。
そしてワクワクする中当日になった。