09.ダブルスのterritory
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「ナオちゃんの誘いを断るなんてありえない」
「ほんとだよな!俺がナオと組むぜ!」
「いや、俺が……」
ナオ「ミッチーに真……」
エリカ「……ナオのお友達?」
マユミ「う…うん(ただのクラスメイトだけどね)」
するとエリカがみんなの前に歩み寄る。
エリカ「皆さん、これからもナオを宜しくお願いします!」
「「「……〜っ、、」」」
エリカの言葉に…
カズエ「はい、エリカ!人混みになる前に教室戻ろうね~」
エリカ「え~?」
忍足「姫さん、教室帰るで。部活の準備しなな」
エリカ「早く戻りましょ」
カズエ「あ、エリカ、うち部活休……」
エリカ「え?」
『タタタタタタ…』
マユミ「A組…賑やかそうだね」
ナオ「それにしても、カズエが休む理由聞いちょる?」
マユミ「い…いや、聞いてない。」
ナオ「(怪しいけぇ…)」
こうして放課後になった。
「お前さん、氷帝で小悪魔って呼ばれとるんか」
カズエ「……あ、ほんとに来た」
門で待ち構えていた仁王。
制服で来たあたり、学校から直接きたのであろう。
カズエを見つけると、門から体を離した。
仁王「またの名を…氷帝の真珠という所か」
カズエ「は?真珠?……何言ってんの」
仁王「こっちの話ぜよ。人が集まってきたな……行くぜよ」
「キャーカズエ様よ!」
「あの男の人は…?」
「立海大の制服…」
「でも、お似合いよねー」
カズエ「……行くってどこへ?」
仁王「喫茶店じゃ」
カズエ「喫茶店……」
仁王「ほら、早く着いてこんと迷子になるぜよ」
カズエ「げっ!ちょっと待ってって」
『タタタタタタ……』
ナオ「(カズエと……仁王!?な…んでじゃ?あの2人)」
ノートを手に持ち、ポケットから出した眼鏡をかける。
ナオ「(よーし尾こ…)」
エリカ「ナオ!何してるの?部活始まるよ?」
ナオ「え……エリカ…」
残念な事にエリカによって引き戻されたナオ。
ナオ「あ、エリカ!眼鏡だけは返して」
エリカ「え?」
くるっと振り返ったエリカの目には眼鏡が……
ナオ「(萌っ…!!)」
マユミ「………。」
ミクスド……
跡部「一応聞いておくが、お前のプレイスタイルは何だ?」
エリカ「オールラウンドかな?跡部くんもだよね」
跡部「ああ。今回は仕方ねぇから俺様が合わせてやるか」
エリカ「(今回…?)」
マユミ「………。」
ど……どうしよう…
ミクスドのペア…
結局決まってないよ。
ちゃんと言えなかった……
『一緒に組んで下さい』って……
私……
あの人しか今まで…
部長………!
「天ちゃん」
マユミ「え…あ……忍足く…」
忍足「俺と…ペア組んでくれへんか?」
マユミ「え……」
「マユミちゃん」
マユミ「え……」
「マユミちゃん、私と……ダブルス組んでくれない?」
マユミ「………。」
忍足「天……マユミちゃん?」
マユミ「あ…ほんとに…?」
忍足「どうしたん?涙が…」
涙に驚く忍足。
しかしその涙はすぐに笑顔に戻った。
跡部「忍足、マユミ、お前ら向こうのコートに行け。」
忍足「早速ダブルスかい。アップくらいさせてぇな」
エリカ「あ…跡部くん、本当に試合…するの?」
跡部「あーん?何言ってんだ。実践した方が早いだろーが」
マユミ「ふふっ。跡部、いきなり実践なんてしたって無理だよ!だってエリカは…………ダブルスしたことないもの」
おかしくって仕方ない様子のマユミ
跡部「なっ……」
エリカ「………うう」
その横で小さくなるエリカ
忍足「いや、跡部知らんかったんか?」
忍足は眼鏡をかけ直した。
跡部「………。」
マユミ「…跡部?」
忍足「おーい。跡部ー」
跡部「仕方ねぇ。俺様が面倒みてやるよ」
マユミ「(跡部が誘ったのに…)」
忍足「(相変わらず偉そうやな)」
2人が呆れて跡部を見る中…
エリカ「ありがと!」
満面の笑みで跡部を見るエリカ
跡部「フッ」
1人満足そうに微笑む跡部だった。