69.青空の下で
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「「笑ったぁあああ」」
堀尾「氷帝追い詰められたってのに、なんであんなに楽しそうなんだ」
加藤「信じられないよ」
1年生だけではなく、会場も不思議に思い、氷帝ベンチに視線が集まる。
ざわつきの中、楽しそうだなと言う声が聞こえた。
大石「………」
大観衆の中、緊張を隠せない大石。
菊丸「おーいし♪」
ちょんと大石の横に並ぶ菊丸。
それをみて、大石は笑顔になった。
大石「今までサンキュ!英二!!」
菊丸「んにゃ!こっちこそ!!」
『カシャン』
ラケットを重ね合う2人をみて、青学は笑顔を取り戻した。
堀尾「そうだ次は黄金ペアだ!」
桃城「大石先輩ー英二先輩ー!優勝決めちゃってください!!」
菊丸「もっちろん!!」
越前「でも念の為、アップしてきまーす」
堀尾「越前!黄金ペアには『同調』があるし、無敵だってーの!!」
越前「………」
堀尾の言葉を無視し、歩きだした越前。
越前「(ナオ先輩のあの目何かある)」
【氷帝ベンチ】
ナオ「よし!2人共、行ってきんちゃい!!あ、亮帽子っ」
ナオは、バッと宍戸の帽子を自分の頭から取って渡す。
宍戸は帽子を受け取るとジッと帽子を見つめた。
『ポスッ』
ナオ「わぁ!?」
勢いよくナオに帽子を被せ、無言のままコートに向かう宍戸。
ナオ「日射病になっても、しーらないっ」
そう言い、帽子を深く被り直した。
エリカ「ナオ、ベンチに」
なかなか監督ベンチに座らないナオを促すエリカ。
ドカッと観客席に座るナオ。
エリカ「え?」
ナオ「ここからでも近いけん。それより」
マユミ「??(目が合った)」
マユミを引っ張り出し、監督ベンチに座らせたナオ。
マユミ「ちょちょっと!?どうして!?」
いきなり監督ベンチに座らされ、戸惑うマユミに、ハテナマークを浮かべるエリカ。
ナオ「そっちのが座り心地がいいけん!座っときんちゃい!!」
マユミ「え、でも!私アドバイスとか……」
ナオ「座ってるだけでいい。むしろ寝ててもいいよ!」
ねぇ?カズエ!とナオが笑って言うと、カズエがいびきかいてもいいよ?と言った。
マユミ「かかないもん!」
ナオ「兎に角!座ってなって!(3日間、全然寝てないくせに)」
マユミ「でも……」
エリカ「ナオ、私達が寝てる間に何かあった?」
ナオ「内緒ー♪」
エリカ「楽しみ!」
カズエ「おう、楽しみにしとけ~!マユミは、ベンチでも温めててってことさ~」
マユミ「それ補欠の人に言う言葉じゃ……」
エリカ「カズエちゃん、次私が座るんだけど?」
カズエ「!えと……あの~」
跡部「エリカ、行くぞ」
エリカ「あっじゃあナオ、いいんだね?」
ナオ「もっちろん!」
ブイサインを見せるナオに安心して、エリカは跡部とアップに向かった。
マユミ「でっでも」
忍足「マユミちゃん、せっかくナオちゃんがそう言うとるんや。座っとき」
先程から、マユミが心配な忍足。
優しく微笑むと、マユミはわかったとちょこんとベンチに座り直した。