67.羽の行方
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忍足「ハァ…ハァ……」
マユミ「侑士くん、はいドリンク」
忍足「ありがとうな」
マユミ「カウンターってさ」
忍足「……え?」
マユミ「相手が攻撃の為に前に出た時……カウンターが発動するんだよね」
忍足「俺が攻撃にはしったら、か。じゃあ俺から攻撃せんかったらっちゅー事か?」
マユミ「そう取れるけど、あっちからは仕掛けてこない」
忍足「!」
マユミ「侑士くんはいつものテニスをしたらいいよ!」
忍足「……せやな。ほなちょっと行ってくるわ。観とってな。あと……」
マユミ「?」
忍足「マユミちゃんの羽……ちょっと借りるわ」
マユミ「あげるよ……侑士くんなら……っ」
忍足「羽がなくても、マユミちゃんは天使や」
マユミの頭をくしゃくしゃと撫でて、コートに戻った忍足。
マユミ「(……天使…っ)」
仕掛けんかったらっちゅー事やけど
俺は……
不二「いくよ?」
忍足「あぁ」
それでええんやろか
『パァァン』
「武者震いだね。それ」
今も
不二を倒すという気持ちは残ってる
「勝利への執念……忘れないでね」
せや
俺がマユミちゃんに学んだ事
それが、今の俺の全てや
忍足「はぁぁああ」
『パァァン』
マユミ「侑士くん!?」
天才でもなんでもない
不二「ふふふ……いくよ」
忍足「カウンターでも何でも来いや!全部返したる!!」
この試合に勝ちたいという思いをそのままだして
ラケットを振るだけや!!!
ナオ「忍足、あんなにがむしゃらに……」
宍戸「がむしゃらにラケット振って、あの軌道を捕らえられるのかよ?」
跡部「いや、忍足は天才の部分を捨てたわけじゃねぇ」
鳳「どういう意味ですか?」
ナオ「がむしゃらで打ってるけど……勝利への気持ちは熱いけど、まだか冷静さは失っていない。……て、いうことじゃな?」
跡部「あぁ。」
鳳「そんな事ができるんですか?」
跡部「それが天才と呼ばれる由縁だろうな。今までは技やテクニックでそう呼ばれていたが……」
エリカ「マユミだね。心まで育て、高めたのは。(あーもうちょっとなんだけどなぁ……)」